ポップコーンはトウモロコシの仲間です。


写真↑は6月中旬(6/15)に畑にタネを直まきしたポップコーンの近況、草丈は2m近くになり、先端からは雄蕊(雄穂)が出るところです。爆裂種のポップコーンは、柔らかい未熟果を食べるスイートコーンと違い、このまま放ったらかし、雌蕊(雌穂)が出て、完熟して、茎葉が枯れてからの収穫になります。


トウモロコシの天敵、アワノメイガも(実が甘くならないからか)あまり近寄らないので、手がかからないし、完熟して硬くなった実(粒)は風通しの良いところに吊るしておけば、かなり長く保存が効きます。


そんなわけで、ある日、

昨年採りのポップコーン。


小さな瓶に入った、たぶんポップコーンの取り置きを収納棚から見つけました。たぶん、昨年秋に収穫して吊るしてたやつを、たぶん、食べるつもりで一回分だけ粒を外してから、そのまま忘れてた?


まー、我が家ではよくあることですが、せっかく見つけたので、使います。ただ、さすがにフライパンで、、、は無理っぽいので、試しに空いた畑に直まきしてみることに。


というのも、イネ科のトウモロコシ(含むポップコーン)は吸肥力がハンパなく、茎葉を土に漉き込めば緑肥として高い効果が期待できるらしいのです。(参考→マイナビ農業)


らっきょう後のウネに水やり、8/1。


たまたま、らっきょうを収穫(6/16)した後のウネが古いマルチ(穴あき9515)を掛けたまま、写真↑のように、空いてました。ここでポップコーンの緑肥利用を試してみます。


まずはたっぷり水やり。


穴あきマルチに3粒まき。


15cm間隔のマルチ穴に、ポップコーンの実を3粒ずつ、写真↑のように、置きました。そして、指先で土中に1.5cm(人差し指の第一関節まで)くらい押し込み、軽く覆土してやりました。


遮光ネット。


当地横浜は連日の猛暑日、雨が降らないため、鳥よけと保湿を兼ねて、写真↑のように、遮光ネットをベタ掛けしました。


さらにその上からも、水やり、もう一回。


ちなみに、らっきょう後のウネがそのまま放置されてた理由は、これ↓

プリンスメロンの中二階栽培。


らっきょうのウネの上、高さ1mに棚が組んであり、露地栽培のプリンスメロンの主枝を這わせてました。そのため、らっきょう後のウネは作業性が悪く、メロンが終わるまでは、放ったらかしの予定だったわけです。


種まきから5日め(8/5)、

遮光ネット越しに発芽?


順調なら、そろそろ発芽してる頃合いです。写真↑のように、ベタ掛けした遮光ネットから、いくつか、発芽してるようにも見えますが、、、


発芽してました。


だいたいの穴から、2〜3本は出てました。35℃越えの猛暑が続く中、良くて半々くらいかなー、と覚悟してたのですが、これは予想以上の発芽率です。ヨシヨシ。


遮光ネットを外しました。


はい、ほぼ全て、発芽してました。昨秋採りのポップコーン、なかなかの発芽力です。


ただ、

遮光トンネル。


まだまだ葉っぱ2〜3枚の幼苗、念のために、しばらくは遮光ネットを被せておくことにしました。


そんなこんなで、ポップコーンの緑肥化計画、まずまずのスタートが切れました。


穴からは複数の芽が出てますが、このまま間引きはせずに、放任で様子を見てみます。そして、肝心のすき込みのタイミングですが、土中での分解を早めるため、まだ茎が柔らかい、たぶん、雄蕊が出るか出ないか、、、くらいが良さそうかなあと思ってます。



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