天敵アワノメイガが動き出す前に、ちゃちゃっと収穫しようと早蒔きしたトウモロコシ一番手です。


極早生のハニーバンタム20もいっしょに植えたゴールドラッシュもどちらも順調に生育して、雄穂(雄蕊)が開き、写真↑のように、雌穂からヒゲがたくさん出てきました。しかも、どこにもアワノメイガの気配(フンや侵入穴)はありません。ヨシヨシ、この感じなら、目論見どおり、食害のないきれいなトウモロコシが採れそうです。


ただ、油断は禁物。


この市民農園には、アワノメイガ以外にも、膨らんだトウモロコシを狙う輩たちがてぐすね引いています。


ハクビシンの食害、昨年の5/30。


ひとつはハクビシン。夜行性のこいつらは夜中に畑を徘徊して目星をつけるらしく、ヒゲの色が変わった収穫間近なやつを狙い撃ち、写真↑のように、きれいに食われてしまいます。


昨年、何も防御しなかった所(写真↑)は全滅でした。しかし、防虫ネットで簡単な囲いをしたウネはスルー、まったく無事でしたから、この春もしっかり囲います。


春トウモロコシ、近況。


空中を飛ぶアワノメイガと違い、地上を這ってくるハクビシン。ですから、囲いは背丈の低いものを回しておくだけで、たぶん大丈夫なはずです。


春トウモロコシは写真↑のように、すでに私の背丈(175cm)くらいになってますが、囲いの高さはそれより低い、手持ちの防虫ネット幅(1.5m)に合わせました。


囲いの支柱。


骨組みはシンプル、園芸支柱(16φx1.8m)を5本、地面に挿した(30cm)だけです。ネットを固定するために上だけ横支柱を回して、交差をフックバンドで止めました。


防虫ネットで囲い。


ハクビシンは裾が緩いと土を掘って侵入することもあるそう。そんなわけで、防虫ネットの裾はピンと張り、U字ピンで地面に固定しました。


裏が雨よけミニハウスなので、囲いは、写真↑のように、三方のみです。


そして仕上げは、

鳥対策でナイロン糸。


春トウモロコシ、もうひとつの脅威は雌穂のヒゲを食べにくる鳥たちです。


彼らは自分らの羽が何かに触るの極端に嫌がるので、囲いの開口部にナイロン糸を張り巡らせてやります。一度、触ると以降は警戒して近づかなくなるようです。


これで、春トウモロコシの防御は完成、あとはヒゲが受粉して茶色に変わるのを待つのみです。


混植した枝豆。


春トウモロコシ一番手には南側に早生の枝豆(湯あがり娘)を混植しています。


さすがに植えたのが早すぎて、草丈はイマイチですが、小さな花が咲き、写真↑のように、無事に(虫食いのない)莢が付いてました。こちらも今月後半には収穫できそうです。



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