今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、もう数えきれないほど私と一緒に潜っている、ヘビーリピーターのY様。
シニアからダイビングを始めて、4年ほどで270本まで潜りこんでいます。
そんなY様がお好きなラチャノイ島ラチャヤイ島。
今日は少し波があったので、プーケットのラチャノイ島は西側のカメラベイから入りました。
こんなカリフラワーのようなサンゴが岩肌に着いていました。
うっすらと紫をしていて、とてもきれいなんです。

こちらは岩の上にある毛皮のコートのようなサンゴ。
一面を覆っていて、とてもきれいですよ。

2本目はプーケットのラチャノイ島のマリーナベイに入りました。
今日はすこし湾の外れまで行ってみたのですが、ここの岩のくぼみにはこんな真っ赤なキンギョハナダイが群れています。
浅場で光がさしていたので、本当に金魚のように真っ赤に見えますね。

こちらは岩の隙間に隠れていたホウセキキントキ。
興奮すると銀色から赤色に変わる魚ですが、ラメを散らしたように体がキラキラしているのがわかるでしょうか?
大きな目をしていて決して格好のいい魚ではないのですが、食べたらきっと美味しいんでしょうね。

大きなサンゴの周りにはツバメウオが群れていました。
黄色の胸鰭が特徴ですが、意外と大きくて見ごたえのある魚です。
正面顔はぱっとしないので、横になってくれる瞬間を狙ったら、Y様とちょっとかぶってしまいましたね。

今日のヒットはこのアオリイカ。
岩の隙間に産卵をしていたのかな?
いつもならば人が近寄ると逃げてしまうような臆病な魚ですが、今日は私たちの目の前を平然と泳いでいました。
こんなに間近でアオリイカを見たのは初めてです。
体に水玉のような模様が見えて、それが白から茶色に変わって、とてもきれいでした。

こちらは岩の間に隠れていたタコ。
目が一番上に来ていて、よく漫画では頭の部分にかかれているのは、実は内蔵で目よりも下に垂れ下がっています。
かすかに吸盤が見えるでしょうか?
黒から白に変わったり、じっと見ていても飽きないです。
Y様は初めてこんな大きなタコを見たといっていました。

こちらは砂の上をひらひらと泳いでいたヒラメ。
目が出ていないので、漢字で書くように平目です。
ちょっと模様があるので、砂と区別がつきますね。

これは3本目のプーケットのラチャヤイ島No1ベイの浅場にいたタイワンカマスの群れ。
癒し系の代表です。
目がクリッとしていて、こうしてみんなが同じ方向に泳いでいるとかっこいいですね。
安全停止中にカマスを眺めながら、時間を使っていただきました。

今日はイカにタコにヒラメと、なんだか寿司のネタのような魚を見たダイビングでした。
もう何度もプーケットの海を潜っていらっしゃるので、こんなダイビングもいいのかな?と思いました。
明日はキングクルーザー方面に行ってきます。
さらに魚影の濃さを楽しんでいただこうと思っています。