今回は「理科社会、週30分成績爆上げプロジェクト」です。
中学生の理科社会です。
…ちょっと大げさに言っています。
30分はいくら何でも…1時間でしょうか。
私が若かりし頃、週1日30分で理科社会をしていた授業のリバイバルです。今よりもはるかに成績良かったです。
当時の私が、今の自分に向かって叫んでます。
「定期テストで80点も取れないとか無能かよ」と。
「いやいや習う量も違うし、テストのレベルも違うし、生徒も違うし…。」
「言い訳するなよ!!」
導入と確認テストが命
導入
新しい単元に入ったとき、塾で導入授業をします。
今は塾用教材のワークを使います。やり方は色々です。
① 解説のページを読む。または、生徒に読んでもらう。そこに解説を加えます。
② 板書しながら授業。ノートに写してもらう。
③ ワークの確認問題のページを一緒にして授業。
※ 若い時は、導入プリントを作っていました。当時は手書きで。
この導入授業で、いかに興味を持ってもらえるかどうか。すなわち、食いついてもらえるか。ここでほとんどが決まります。
確認テスト
そして、導入授業でした内容を、次回確認テストします。
合格点は80点以上。もちろん、不合格の場合は再テストです。
今は、ワークの確認問題のページをそのまんましています。
また、手書きで作ることもあります。
ワークだけでは不十分ではあります。
※ 若い時は、テストも手書きで作成しました。または、ワークのページを修正ペンで変えてたりしました。
この確認テストのできは、実は導入授業のできに左右されます。
先ほど言いましたように、生徒をひきつけることができれば、確認テストもよくできます。
逆に、確認テストのできが悪いと、授業が悪かったと反省します。
生徒の興味を引き出す
そのあとは、ワークを進める。テスト前にテスト対策をするなど当然あります。
しかし、私は前の導入&確認テストで、ほとんど勝負がついていると当時は確信しました。
そこで、生徒が面白いと興味を持って、そのあと学校の授業、テスト勉強をする気にもなります。
塾の役目は終わっています。
塾で週1日30分…は言い過ぎでした…60分で成績を上げるのは不可能?
そんなの当たり前です。「塾だけでは」です。しかし、実際に成績は上がっていました。それは塾でしたことがきっかけになっています。
テスト勉強は生徒自ら
当時は、塾でテスト対策はしませんでした。他塾でもそうだったと思います。
定期テスト前は塾は休みでした。なぜなら、テスト勉強をしなければならないからです。
「テスト勉強するので塾休みます」が普通でした。
そして…今
今もテスト対策しない塾もありますが、多くはします。当塾もしています。
そのテスト対策で、理科と社会を高得点出そうとは思っていません。いや、これまではそう思い取り組みました。しかし、直前に少ししても限界があります。
そこで、今回のプロジェクトです。
かたくなに導入と確認テストをくり返します。もちろん、学校より先です。でないとテスト範囲終わらないです。
もう今から二十年以上前で、時代は違います。
当時は定期テスト(理科、社会)で80点以上取れないとかおかしいという感覚でした。実際、ほとんど80点以上でした。
今までワークを解く演習が中心でしたが、理解と定着が弱い状態でしても効果は薄いと思います。