キットを一つ完成させたら、次に何を作ろうかと考える時間もまた楽しいものです。
車にするかガンプラにするか、はたまたスタートレックの宇宙艦か、積み山を迷った末に、零戦を選びました。


零戦と言えば日本の飛行機の代名詞、飛行機の模型を作るなら、一度は作らないといけないと思いました。
少年時代に、手のひらサイズの小さな零戦を作った記憶がありますが、駄菓子屋で売られている簡易なキットで、塗装もせずブンドドして遊んだ程度です。
きちんと零戦を作るのは、今回が初めてとなります。

零戦の模型は、国内外でたくさんのキットが発売されています。1970年代から販売され続けている古参キットもあれば、2010年代に登場した新製品もあります。
その中から「1/48スケールで組み易いもの」という観点で、タミヤの五二型甲を選びました。いわゆる「新しい方のヨンパチ零戦」です。

2008年に発売されたこのキットは、「神キット」とも言われています。組んでみて、その評判通りの精度と再現性の素晴らしいキットだと思いました。

パーツはパチピタで組み上がり、組んでゆくのがとても楽しいです。

 

それでも、突き出しピン跡にバリがあったりしますので、基本的な模型製作の手順はきちんと踏んでやらないといけません。
まずはコクピットと機体を仮組みしました、優美な機体ですね。
そして、思った以上に機体が小さいと感じました。模型としてはちょっと物足りない気もします。1/32スケールも作りたいなあ・・・。

 


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ゴールデンウイークの最後に、めでたく F-86 セイバーが完成したわけですが、その直後から「次は何を作ろうかな」と考えてしまうのが、モデラーの業の深さでありましょう。

作りかけのキットもあるのに、ふらりと模型店へ行って、また何やら買ってしまいましたよ(笑)。


だって、戦闘機も戦闘車両もカッコいいじゃないですか。キットを見たらアレもコレも作りたくなるんですよねえ。今朝のF1マイアミGPも面白かったなあ。F1マシンも作りたいです。
まずは明日から仕事です。何を作るかはゆっくり考えます。


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F-86F セイバーが完成しました。
ゴジラを追って出撃だあーっ!(でも役に立たないw)



1954 年製作の「ゴジラ」第一作は日本怪獣映画の金字塔であり、私にとっても思い出深い作品です。
1980 年代前半のゴジラ復活前夜、劇場のスクリーンでこの映画を初めて観た時、ラストシーンで泣きました。悲壮な決意を抱いた芹沢と、彼と運命を共にするゴジラ、その両者の悲しい最後に涙が溢れた事を覚えています。



その作品の 4K UHD 盤が昨年(2023)十月に発売されたので、さっそく購入して再見しますと、画面の中で F-86 がゴジラを攻撃しています。それを観て、「最初にゴジラと戦った戦闘機」であるこの機体を作りたくなりました。



F-86 の模型はたくさんのメーカーから発売されていますが、古い物はモールドが凸だったり合いが悪かったりするので、比較的新しいハセガワの 1/48 キットを選びました。あいにく空自仕様の商品がなかったため、店頭にあったブルーインパルス仕様の商品を使っています。

 



特に改造はせず、手を入れたのは下記のような基本工作のみです。
・コクピットのパーツが胴体のパーツに干渉する箇所を削る
・主翼が胴体と接する面のバリを整形
・機首に入れる錘を固定できるよう加工
・キャノピーのパーティングライン消し
・パイロットの手が操縦桿に届くようシートの位置を調整
なお、組み立て説明書には記載の無いサイドワインダー(AIM-9B?)らしきミサイルのパーツが同梱されていたので、翼下に装備してやりました。

 



自衛隊に F-86 が配備されたのは 1955 年ですが映画は 1954 年に公開されているので、劇中の機体と現実の自衛隊仕様とは異なります。そのため私が製作した模型も「なんちゃって1954ゴジラ戦仕様」となっていますので、実機と相違があるところは突っ込まず、生暖かく見守ってくだされば幸いですw



セイバーと言えば銀色のイメージがあるので、メタリックカラーで仕上げることにしました。下地としてGSIクレオスのGXウィノーブラックを吹いた上に、SM204「スーパーステンレス2」を吹きました。この塗料を初めて使いましたが、ギラリとしていい感じの色です。
エナメル塗料で軽くスミ入れをしてから、コーションマークのデカールを貼り、保護のため水性トップコートを吹いて完成です。

 


「飛行機のハセガワ」らしく、組み易くていいキットだと感じました。
いろんな機体を作って並べたくなりますね!


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セイバーにデカールを貼っています。
老眼にはちょっと厳しい・・・(泣)。


使用したキットにはブルーインパルス仕様の派手なマーキングを再現するデカールが同梱されていますが、今回は「なんちゃって1954ゴジラ戦仕様」として作っているので、コーションマークのみを使います。
けっこう細かいデカールが多くあり、老眼が進んでいる身にはちょっとつらいですw
まあそれでも、最新の現用機に比べればマーキングは少ないんですけども。

マーキングが入ると、雰囲気が増してカッコ良さが上がりますね!
頑張って仕上げます。


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セイバーの製作は、最終段階に近づいて来ました。


ミサイルとドロップタンクをそれぞれ兵装架と接着し、車輪と脚も組み合わせました。
その他、脚庫の扉やエアブレーキなどの細かい部品も組んでゆきます。
細部の塗装とスミ入れをして、いい感じにカッコよくなってきました。

次はデカールを貼り付けて、仕上げ作業に進みます。


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