場面緘黙を発症したかどうか、たぶん発症するであろう時に、もしかしたら、食い止めることもできるのではないか…と思いました。
たまに出てくる私の画期的な発想(笑)
ちょっと思い出した出来事があって。
昔、記事に書いたことがあります。
↓こちら
保育園や幼稚園に入園して数日など、ものすごーく早い時期に「あれ?何もしゃべらない?」「この子は場面緘黙?」と誰かが気付き(誰かって先生ぐらいしか気付けないかもしれないけど)、徹底的にその子に配慮して緊張をほぐし、その子の得意なことをやらせ、その子の大好きな話題で話しかけ…という状況を作れたら?
もしや、「話せない」が定着する前に声を出すことができる可能性があるのではないか?
リラックスして少しでも声が出れば、場面緘黙という状態にまでなることを防ぐこともできるんじゃないかと。
たぶん、そういうことで場面緘黙を回避できる子は、場面緘黙になったとしても早期に治りやすい子かもしれません。
でも、いくら治りやすい子だとしても、一度「話せない」が定着すると克服にはそれなりの時間が掛かることが多いと思います。
極度の緊張で、一瞬にして「話せない」状態になってしまったとしても、その定着を防げたら…
私だったらどうだったかな?
幼稚園であのとき、先生が付きっきりで面倒を見てくれたら…
少しだけ安心はできたかもしれないけど、話せたかどうかは…
どっちにしろ、そこまでは難しかったかな?
でも、例えば、親と園内で話すという状況を作ったり、スモールステップのようなことを早い段階でやってみたらどうなんでしょうね。
発症時の子を「場面緘黙になる子」なのか、「単におとなしい」だけの子なのか区別することは難しいので、そんな早期に何かするということはないと思いますが、もしかしたら、超初期の段階で食い止めることも可能だったりするのかなーと思いました。
食い止めたところで、不安になりやすいベースは持っているので、そこを改善しなければ、いつか発症してしまうのかわかりませんが。
でも、5才未満の発症が多いので、そこで食い止めることができれば…というのはあるのでは?なんて思いました。