SMILE-UP.、BBCに抗議文書を送付

今日、ニュースを見ていたら、SMILE-UP.がBBCに抗議文書を送付した、という記事が飛び込んできた。SMILE-UP.の抗議文書全文は、Yahoo!ニュースのオリコンの記事に詳しいので、そちらを読んでいただくとして、この抗議文書全文を読んだ上での意見を言わせていただけるのであれば、まずは東山社長の発言についてSMILE-UP.が主張している「一部の発言がカットされた状態で配信されたので、真意が意図的に伝わっていない」という部分は、カットされたという発言があろうがなかろうが、真意は伝わっている。ここの発言は性被害者に対する誹謗中傷が止まないことに対する東山社長の見解を述べているのだが、カットされた部分で「誹謗中傷はできれば無くしたい」と言おうが言わまいが、そもそも東山社長自身が決意を持って誹謗中傷を無くそうという気がないのが、発言全体から取れるので、一節をカットしてもしなくても、東山社長の考え方は被害者に向き合っていないのだな、というようにしか取れない。

また、被害者へのインタビューについて非公表するという約束だったのに破られた、という話は、そもそも被害者をボランティアとして使っていたのか? という何を考えているのか意味不明な行動を取っていること自体が問題だと思う。その被害者自身の発言が「嘘つきが多い」ということを伝えたいがための設定だったので、余計である。

先日のSMILE-UP.の性被害者への補償状況やファンクラブの権利についての対応など、ネットとかで文句が出て止まらなくなるとやむなく自分たちの利益を失わない程度に妥協するという姿勢が絶えず見え隠れしていて、気分が悪い。それをまともに批判しないマスメディアも同罪だと思うが。一部マスコミは批判しているのは認識しているが、これでは旧ジャニーズ事務所の体質が何も変わっていないのと同じである。

BBC側も抗議文書を突きつけられて逆に驚くのではないかと思うが、BBCは日本のマスメディアとは体質が違うし、SMILE-UP.と利害関係もないので、今後も追及の手を緩めないで欲しいと願うばかりである。

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