辺境の老騎士 バルド・ローエン(11)

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星5

ドリアテッサとお兄さんの確執?というか、ドリアテッサがお兄さんを嫌がる理由がわかります。
ていうか、普通に嫌悪感が湧きます。ドリアテッサには全力で逃げて頂きたい(汗)
そして此処でドリアテッサは一旦離脱し、物語はカルドスとゼオンの処罰についてに移りました。
見所はアイドラ姫を想うバルト・ローエンの憎悪ですね。
幾ら忙しかった、騙されていたとはいえ、本人が一度でもアイドラ姫の元へ訪れていたら…直ぐに明らかになった嘘なのだと、バルト・ローエンが静かに怒りに震える場面。
憂いを秘めた表情をしながら腹の中でそんなことを思い、『覚悟しておれよ』とかの王との対面を心待ちにする二面性が痺れるほどカッコよかったです!
ニヤリ…って口角を少し上げた笑みに、胸を撃ち抜かれた人は多いはず(笑)
今から次巻が楽しみです。

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