アムリタです。
お立ち寄りいただき、とても嬉しいです🌈
ありがとうございます💖
はじめましての方はこちら。
障がい児を育てるアムリタの本音が詰まったプロフィールを、ぜひお読みください

今日は、私の職場で感じたことを交えながら、
「会社辞める時ってどんな?」をお話させていただきます

現在、フルタイム勤務で福祉事業所に在籍しています。
お店で言うなら2号店を任されていて、店長みたいな立場です。
私以外の3人のパートさんと一緒に仕事をしています。
最近、お店で言うなら(しつこい)本店の方でスタッフの人離れが著しい、かなりまずい状況にあるんです

それぞれ理由はあるでしょう。
会社の運営方針や、福祉ならではの特性のようなものも確かにあります。
そこで、なんで人は会社を辞めるのか、
についてちょっと考えてみたんです💡
かくいう私も、実は独身時代、中小企業(ここが私の器の小ささをちらつかせますw)をいくつか転職しました。
お読みいただいてる方の中に、転職された方いらっしゃいますか?
どんな時に転職、会社辞めようって思いましたか?
私は、20代、30代の時に会社辞めようって思ったのは…。
その会社が嫌になったから!!
ただ、それだけなんですねー。
我ながら、よくもそんな理由で、転職したものかと、今なら自分に呆れます汗
でもその時の小者な私には(今が大物でもないところが残念)、それがリアル。
今ここ辞めたら、もっとよいところがありそうな気がする!!
そんな風に感じたんです。
世間を知らなかったから。
↑あくまで私の場合です
そして、その時不満に思ったり、その会社が嫌になった理由を風船のようにパンパンに膨らませて、当時なら「とらばーゆ」とか転職雑誌を読みまくるんです。
その時リアルに「もっとよいところ」に感じるところを受けて、幸いなことに採用され、また働き、そして辞める。
辞める理由なんてだいたい同じでした。
今ここ辞めたら、もっとよいところがありそうな気がする!!
え、また⁉️
そう思われた方、正しいです。
私は、また同じことやってる、ただのおバカさんでした

あくまで私の場合ですので、転職されている方の中には、ヘッドハンティングとか、キャリアアップの方が多いのだろうと思います。
私の現職場の話に戻ります。
最近入って、今まさに辞めると申し出ている方々が数人います。
会社にとっては大ピンチです。
その方々には特徴があって、「権利と主張」が激しい。
これは当然のことです。
雇用されるから、何でも会社の言うなりになれ、なんてご時世ではありません。
この業務なら、今取ろうとしている資格があるから手当てはもらわないと!
そもそも福利厚生のこの部分は、ちゃんと与えられていますか?
仕事内容を考えたら、この時給では見合わない。
などなど。
本当にしごく当たり前の主張だと思います。
生きていくには必要なお金に直結することです。
批判などありません。
じゃ、転職を繰り返した私はなんで今辞めないのか?
ここはかつての会社が嫌で転職してきた私からしてみると泥臭いかもしれませんが…。
一緒に苦楽を伴にしてきた先輩、同僚、後輩を裏切れない!!
これなんです。まさかの。
年齢から考えて(50歳にめでたくなりましたw)
もう仕事探すの難しいかも、でもないんです。
何故なら確実に福祉事業所に必要な資格を取りましたから。
実際、僭越ながら事業所を立ち上げたい経営者さんから、うちに来ないかとオファーいただいたのも直近です。
目の前の投げ出せない仕事、苦楽を伴にしてきた大切な先輩、同僚を見捨てて、私は今の仕事を捨てない、と決めたのでお断りしました。
ん?これは、どんなことにも当てはまるかもしれない?
人と人の繋がりは、かつて会社が嫌だから!!って理由で転職した私にとっては、今こそ学べたものかもしれません。
何かを辞めるのは、意外と簡単です。
辞めた後に何かを始めることも意外と簡単です。
ただ、自分が何を思って、何を決めて「今のこと」に取り組んでいるかを意識するのは、とても学びがあるなと感じました。
これには私の障がいある子供の影響もあるかもしれません。
かつて、うちの子が赤ちゃんの頃に、障がいっこの先輩に言われました。
もう戻れないし、なかったことには出来ないからね、ここから、どれだけ楽しく生きてくかを考えるしかないよと。
ここでも、11年前の先輩の言葉が身に染みて、
「人と人との繋がり」の偉大さを改めて思い出したことでもあります。
まだ会ったこともない、電話だけで、同じダウン症の子を持つ親というだけで、とても親身にお話してくれて、どれだけ心の支えになったことか。
現在の職場のピンチを迎え、もちろん辞めて行く方々のことを責めることもするつもりありませんし、そんな権利もないです。
ただ、権利主張だけではない、
人と人の繋がりの重さ、伝えられる想いの深さ、可能性について、私はこれまでに、どれだけ学ばせていただいたのか。
思い返すと感謝しかないです。
そんなことを今は感じてます。
お読みいただき、ありがとうございました💖