愛宕神社 佐賀県唐津市厳木町箞木

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唐津市の神社

こちらの愛宕神社はJR唐津線厳木駅の西におよそ1kmの距離、佐賀県唐津市厳木町箞木(うつぼぎ)地区に鎮座される産土神です。

2024年3月で閉校となった旧国道の県道350号相知厳木線沿いにある唐津市立箞木小学校の斜向かい、東西に走る線路沿いの集落の南側の小丘の上に位置します。

道路際に奉納されているのは、長崎県で見かける鎮信鳥居に似た個性的な鳥居です。鳥居をくぐるとすぐに石段参道があり、50段ほどの石段を上ると周りを遮る木々もない開けた境内が現れ、小型ではありますが切妻造り妻入りの社殿が建立されています。

由緒沿革等については案内板がないので不明ですが、社殿の中に白馬に乗った人物の御神体が祀られていることから、神仏習合の神号である愛宕権現の本尊の勝軍地蔵と権現として祀られた伊邪那美命であろうと思われます。

社頭。

石段参道前には、「昭和九年十一月吉日建之」の刻銘が入る、笠木の両端が反り返った肥前鳥居の長崎バージョンの鎮信鳥居に似た鳥居が建立されています。

鳥居には「愛宕神社」の神額が掛かります。

参道前には石造りの常夜灯が奉納され、50段ほどの石段参道が小丘の上へと伸びています。

石段参道を上がると砂地が広がっており、周囲を囲むような樹木も狛犬などの姿もないので、実際よりも広く感じてとても開放的な境内がありました。

向拝付きの切妻造り妻入りの社殿。

社殿の中の様子。

奥の木造本殿には、白馬に跨った黒っぽい人物の御神体が祭祀されています。おそらく、神仏習合の愛宕権現の本尊の勝軍地蔵菩薩であろうと思われます。

社殿の右隣りに建立された御仏堂。

十一面観世音。

自然の災害によるものなのか、十一面観世音の石碑の上部は掛けており、左側の神馬か神牛と思われる石造物も頭部が無くなっています。

石段参道を上がったところに造立されている手水鉢。

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