突然ですが「ピックルボール」というスポーツをご存知でしょうか?
アメリカ発祥のスポートで「黒船来航」と言われるほど注目されているのです。そしてそのピッケルボールの大会スポンサーをスケッチャーズが務めており、またピックルボール専用シューズも発売しているとのこと。今回はピッケルボールについて紹介していきます。
ピッケルボールとはどんなスポーツ?
そもそもピックルボールってどんなスポーツ?と感じる方も多いでしょう?
恥ずかしながら聞いたことがありません
めちゃくちゃざっくり説明すると「テニスと卓球の間」というイメージのスポーツです。百聞は一見にしかず。実際のプレー動画を見てみましょう。
どうでしょう?結構テニスと卓球の間って感じじゃないですか?バドミントン要素も少し含まれてそうですが、概ねテニスと卓球の間です。
発祥は1965年、アメリカのベインブリッジ島というところで退屈した子供に父親が考案したことがきっかけ。それが徐々に普及していき、2023年現在の競技人口は480万人と推測されています。
プラスチック製で穴の空いたボールを、木製のラケットで打つのですが、テニスや卓球とは微妙にルールが異なります。
例えばネットから2.1mのゾーンは「ノンボレーゾーン」とされており、ノーバウンドでボールを打つことができません。またサーブ後から2回目のショットまでワンバウンドで返球する「ツーバウンドルール」という決まりもあります。コートもテニスコートではなくバドミントンコートと同じサイズのようで少々小さめ。
程よくアクティブな動きがある為、若い世代だけでなくご年配の世代にも愛されているそうです。日本国内でもフィットネスの一環として「生涯スポーツ」と銘打って力を入れている自治体があり、今後少しずつ普及していくことが期待されています。
スケッチャーズとピックルボール
ピックルボールについてはわかったけど、それがスケッチャーズと何の関係があるの?
スケッチャーズは2025年から「一般社団法人日本ピックルボール協会」と公式フットウェアサプライヤー契約を締結しています。スケッチャーズからは2024年からピックルボールシューズが発売されていましたが、このサプライヤー契約により一気に加速しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000074058.html
しかしこれは日本だけにとどまらず、本家アメリカでも主要なツアーや団体の公式シューズとなっています。2022年にはすでにアメリカとカナダのプロ選手とアンバサダー契約を締結しており、スケッチャーズのフットウェアピックルボールプレイヤーの間ではかなり使用されているそうです。
先日日本でもピックルボール世界大会のエキシビジョンマッチが行われました。
俳優の石黒賢さんが公式アンバサダーとなっており、インスタグラムでもその様子が投稿されていましたね。
こちらはスケッチャーズの公式インスタグラムより。
でかでかとスケッチャーズの看板が掲げられています。
画像を見る限り満員御礼ではなさそうですね。もしかしたらメディア向けに行われた無観客状態だったのかもしれませんが。
知名度等を考えるとまだまだこれからのスポーツですからね!
スケッチャーズのピッケルボールシューズを紹介!
では実際にスケッチャーズのピックルボールシューズを見てみましょう!
スケッチャーズ バイパー コート プロ 2.0
こちらが最もスタンダードなモデル。
デザインはいわゆるコートシューズになっており、靴底はフラットでラバー貼り。しかもそのラバーは「GOOD YEAR」製なので防滑性と耐久性は申し分ありません。
基本的には室内でプレーすることが多いピックルボールなので、このラバー貼りが大事なんですね。しっかり床をグリップすることで敏捷性が上がり、よりよいパフォーマンスに繋がります。
またテニスで使用するようなコートシューズと同じくフラットな靴底になっています。これもテニスの文化を踏襲している感じがしますよね。
スケッチャーズ スリップインズ:バイパー コート エリート
こちらはスリップインズモデル。
先ほどの通常モデルより少しお値段が上がりますが、それはスリップインズ代と考えて良いと思います。若干使用しているテクノロジーが違うようですが、そこまで大きく違いはないと思います。
しかし普段履きであればスリップインズはかなり楽ちんで素晴らしいのですが、スポーツで使用するにはあまりオススメはしません。もちろんシューレースがありますので、きっちり締めることができますが、どこか心許ない感じがします。言わば半分スリッポンみたいなものですからね。私は通常のモデルが好みです。
スケッチャーズ バイパー コート ラリー
こちらは一番リーズナブルなモデル。リーズナブルと言っても1万円を超えるので、なかなかの高級品ですが。
こちらも例に漏れず「GOOD YEAR」のラバーを採用。
アッパーがメッシュ素材と穴の空いたレザー素材を組み合わせた独自のデザイン。大きな特徴がなく、また欠点もあまり見当たりません。入門用にいかがでしょうか。
ピックルボールはテニスと卓球の間!スケッチャーズが公式サプライヤーに!
ピックルボールはアメリカ発祥のスポーツです。
テニスと卓球を組み合わせたかのようなラケットスポーツで、若い世代から年配の方まで幅広く親しまれています。
日本国内ではまだまだ知名度は低いかと思いますが、アメリカを中心に爆発的に人気が出ています。実際にプロ団体やツアーなども行われており、プロスポーツとして認知を得ています。
そんなピックルボールの公式フットウェアアンバサダーとしてサプライヤー契約を締結したのがスケッチャーズ。最近スリップインズで人気を博していますが、近年ではスポーツ業界にも積極的に進出。以前から展開していたゴルフシューズに加え、昨年はバスケットシューズ、そして今年はピックルボールのシューズと、その幅を広げています。