今回は、能登のグルメ第2弾として郷土菓子である「えがら(縁賀良)饅頭」と、七尾市で創業100年の老舗和菓子店「杉森菓子舗」の「のと情熱大福」についてレビューしていきます。能登のお取り寄せグルメを探している方や、能登でお土産を探している方がいましたら、ぜひご覧ください。
目次
「えがら(縁賀良)饅頭」とは
えがら饅頭は、くちなしで色づけされた餅米をまぶした餅菓子の一種です。くちなしで色づけされた餅米が栗のいがのような形をしていることから「いがら」と名づけられ、口伝やなまりにより「えがら」「えんがら」と呼ばれるようになりました。主に金沢周辺と能登地方で郷土菓子として食べられています。
えがら饅頭の歴史は古く、慶長5年(1600年)にまで遡ります。2代将軍徳川秀忠の娘・珠姫が前田家に輿入れする際、藩御用菓子屋の樫田吉蔵が創作したものが最初とされています。その後、明治期に民間にも広まり、お祝いごとの菓子として食べられるようになりました。
加賀地方や奥能登地方では黄色に着色されたものが主流となっており、七尾市では黄緑色に着色されたものが主流となっています。七尾市で生まれた私が子供の頃に見ていたえがら饅頭は、この黄緑色のものでとても印象に残っていました。
弾力のある食感とアクセントとなる餅米
今回は杉森菓子舗さんでえがら饅頭を購入しました。見た目は鮮やかな黄緑色に艶やかな餅米がまぶされています。食感は饅頭の餅自体にしっかりとした弾力があり、まぶされている餅米も程よい硬さとなっており、食感のアクセントとなっています。
北海道産小豆による甘さ控えめのこし餡
中身のこし餡は北海道産の最高級小豆で作られており、程よい甘さの味わいとなっています。テイストもなめらかな舌触りとなっており、非常に食べやすいです。断面を見るとしっかりとこし餡が詰まっています。
商品仕様
- 商品名:えがら(縁賀良)饅頭
- 商品価格(税込):¥2,890[20個入]
- サイズ:約85g
老舗和菓子店の看板商品「のと情熱大福」
続いて紹介する菓子は「のと情熱大福」です。一口サイズの大福の中にいちご餡やモンブラン餡と一緒にクリームがぎっしりと詰まった大福です。大福に使われている餅は、北陸産の新大正餅米という最高級品の餅米が使われています。
いちごとクリームのやさしい味わい
いちごミルク大福はいちご餡の甘さとミルククリームが口の中で混ざり合うことで、やさしい味わいが口いっぱいに広がります。まさにジュースのいちごミルクのようなまろやかな風味です。いちごの酸味もしっかりと味わえ、大人から子供まで抵抗なく食べられる和菓子ではないかと思います。
断面はこのような感じで餡とクリームがしっかり詰まっています。植物性(一部乳成分含む)クリームがとてもなめらかなで舌触りがいい印象です。餡は北海道産の手亡豆を使っており、自家製のようです。
いちごミルクの他にモンブランや蓬の饅頭も購入しました。いずれも一口サイズで食べやすく、控えめな甘さでとておもおいしいです。
商品仕様
- 商品名:能登情熱大福(モンブラン、いちごミルク)
- 商品価格(税込):¥1,850[10個入箱]、¥2,670[MIX15個入箱]、¥3,500[MIX20個入箱]
- サイズ:約45g(1個あたり)
保存するなら冷凍保存がおすすめ
お取り寄せしてもすぐには食べられないという方には、冷凍保存がおすすめです。生菓子なので、常温保存しておくと傷んでしまうため、冷凍保存しておき、食べる際に自然解凍などで食べる方がおいしく食べられます。
ご購入はオンラインショップやふるさと納税サイトから
杉森菓子舗さんの「えがら饅頭」や「のと情熱大福」はオンラインショップはもちろんのこと、さとふるなどのふるさと納税サイトでも購入することができます。今回紹介した2商品以外にも美味しそうな商品がラインナップされていますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
能登情熱和菓子店すぎもり
〒929-2121 石川県七尾市田鶴浜町り部45
営業時間:9:00〜14:00(時短営業中)
定休日:火曜日
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