元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

人間の心と魂。

2024-05-12 07:12:57 | 独り言



いつものポーランド出身のピアニストで作曲家のフレデリック・ショパンは斯く語りきである。曰く「バッハは、天文学者で最高に素晴らしい星々を発見した。ベートーベンは宇宙に挑戦した。私はただ人間の心と魂を表現しようとするだけです」と。なるほど、「ショパンの音楽に対するポリシーとは、そうしたものだったのか?」と思わず納得。確かにその楽曲にも影響がある。ショパンならではの宇宙だ。人間の心と魂とは言いながらも、それはどんな楽曲にも聴き取れる。前奏曲でも聴いてみるが良い。人間の心と魂すら超越した世界観がある。話は変わるが、そろそろラストスパートなのが、家庭の記録映像作品の「第二部」だ。昔の写真ばかりだが、アルバムの整理にもなる。予定としては「第五部」で完結させるので、その素材探しが大変なのだ。これぞ家族の歴史だが、編集を忘れ、写真を眺める時間もあり、なかなか感銘深い作業だ。8ミリフィルムの方は、ビデオカメラをHD仕様で一新したので、かなり画質が改善された。問題は映写機だが、トーキー機能には難が在りながらも、肝心のフィルムはサイレントなので影響はない。機械自体はしっかりしているのが救いでもある。そちらのアンプ部は、そのうちに整備をしよう。そんな処だ。



「田舎のプロレス」と言う言葉がある。これは地方興行でのお約束事が揶揄をされているのだが、戦後に始まった日本のプロレスは、元相撲取りが選手をしてたりしていたので、その地方巡業から揶揄されたものだろう。なので当然、「興行」としての見せ場がある。相撲の千秋楽にも、そんな考え方があるが、それは曾て石原慎太郎さんが言った事でもあるが、とても野暮である。しかしながらその言葉、政界にも使われる。野党と与党の関係がそうだ。だから国際的にも、「そんな事があるのではないか?」と穿った見方をしてしまうのだ。そこに【中国包囲網】がある。なので日米の対中戦略も、そこを見据えているのだが、米国に於いては、現大統領の大統領選挙時の経緯を見ていると、正直「どこまで信用をしていいのかな?」と疑問だ。それは日本の現総理にも言えるようで、その岸田文雄氏は、地元広島の日本中国友好協会(日中友好協会)会長を務めていた人物だ。それで日米の対中戦略等とはちゃんちゃら可笑しく、「やっているフリをしてるのだろう?」と懐疑的にしか、ものをみれない。そんな事を思いながら、この記事を読むと、それこそ「やりやがったな!」だ。日本経済新聞によると「笹川平和財団は10日、自衛隊と中国軍の中堅幹部による交流事業を14〜20日に日本で開催すると発表した。中国軍佐官級幹部20人が来日し、防衛省や航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)、海上自衛隊舞鶴基地(京都府舞鶴市)などを視察する」と。だから日米の対中戦略等は、「所詮、田舎のプロレスだ」としか言いようがなく、こう言う事からも、岸田内閣の支持率が下がっているのだが、世間では与党の自民党の「裏金問題」だらけだ。しかしこれでは尖閣諸島を中国に受け渡す用意をしているようで、台湾も危ない。例のブイもそのままだが、つまりは売国奴が総理をしているのだから、当然そうなるだろう。

中国軍幹部の交流団来日へ 14日から自衛隊基地視察 - 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA10DBZ0Q4A510C2000000/
ドローンで護衛艦撮影とされる動画 “本物の可能性”防衛省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240508/k10014443481000.html
バイデン政権による対中政策の現状と展望
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2023/0904/e67c2672becf244e.html
入院中の共に民主党代表「伊藤博文の子孫、LINE侵奪…大韓民国政府はどこにいるのか」
https://japanese.joins.com/JArticle/318516?sectcode=200&servcode=200

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆっくりのテンポ?

2024-05-11 07:17:22 | 社会・政治




ポーランド出身のピアニストで作曲家のフレデリック・ショパンは言った。「毎朝、非常にゆっくりのテンポで練習し、指をしなやかにしなさい」と。これぞピアノが上手くなる極意と言うものか?ショパンはピアニストとしては技巧派としても知られていたが、こちらは新聞記者からの質問に対する答えだろう。ライバルのリストならば、どう答えたか気になる処だ。さて今週の頭に旧友に一年半振りに会ってから、次の予定も組めるようになった。それで動きも変わってきた。映像の方は、家庭の記録映像作品の編集の最中だが、その「第二部」も、ようやく完成の一歩手間だ。そこで悩むのが「どう終わらせるか?」だ。父親の声が残っているので、それを使う予定ではあるが、何となくだが構想はある。幾つかのパターンで作って、それから選ぼう。そろそろリードスイッチが届く頃だ。そのTRIOのカセットデッキは、キャプスタンベルトやらカウンターベルト等のゴムベルトを調整中だ。それと後からヤフオクで落札した修理済みのVictorのカセットデッキは、使い始めて4日目で寿命を迎えた。飛んだ部品もあるので、回路をじっくりと調べる必要がある。焦りは禁物だ。来月は、モーターやらコンデンサを揃えよう。やる事は相変わらずだ。それで最適な方法を考えるのも楽しいものだ。



話は変わるが、今朝のNHKの報道番組が、結構突っ込み処があったので取り上げよう。それは海外報道だったが【ウクライナ有事】の現状を伝えていた。つまりウクライナとロシアの事だが、ロシア国内に於いては「政治プロパガンダ」が盛んで、そんな情勢を伝える際、ロシア政府寄りのMCとコメンテーターを呼び、番組を進めるとの事だ。まるでテレビ朝日とかで池上彰さんがやっている番組のようだが、NHKとて御多分に洩れず、それこそいけしゃあしゃあだ。NHKならではのアリバイ作りだろうが、これぞ厚顔無恥の極意である。日本の媒体で、特亜の影響なしでやれてる処はあるのだろうか?



そのNHKと言えば、中共の方の中国だが、EUの委員長が、中国にダンピングについて指摘をした事は、報じたのだろうか?ABEMA TIMESは、「中国外務省によりますと、6日にパリで開かれたEU、フランスとの首脳会談で、習近平国家主席は「ヨーロッパは中国式近代化を実現する重要なパートナーだ」と述べました。また、EUが警戒する中国の電気自動車などの“過剰生産”の問題については「中国の新エネルギー産業は、気候変動問題などに大きく貢献した」などと成果を強調し「比較優位と世界市場の需要の両面から見れば、『中国の過剰生産問題』など存在しない」と主張しました」と報じた。中国と言えば、以前に「レアアース」の件もあり、そりゃあEUも気掛かりだろう。手口はとっくにバレているのだ。しかしながら、今や中国包囲網が出来る始末。思うようには行かないだろう。現国家主席の体制になってからは、あらゆる面で劣化が目立つ。その原因も単純だ。即ち習国家主席は「はだかの王様」状態である。正に知らぬが仏だが、そんな国に安全保障を脅かされている。

習主席「問題など存在しない」EU委員長「企業や経済を守る手段を取ることを躊躇しない」
中国の“過剰生産”めぐり議論応酬

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa38c120853e6b743d923087b15b25a1d26c0020
「未来のため」日韓協力訴え 就任2年で記者会見―尹大統領
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024050900156&g=int

それと韓国なのだが、大統領の尹 錫悦氏が就任2年と言う事で記者会見をしたのだが、時事通信によると、こんな感じだった。引用すると「日韓関係について、歴史問題では「立場の違いが確実にある」と指摘しつつも、北朝鮮への対応や経済面などで「未来のために協力すべきだ」と訴えた。日米韓の連携に関しても「安全保障を強化し、経済的機会も拡大させる」と意義を強調した」との事。その割には消極的な外交で、波風たてずだ。それこそ「何か解決したか?」だ。返還の判決が出ている仏像も戻って来ない。それと北朝鮮への対応や経済面等で「未来のために協力すべきだ」と言ってる割には、関連事案である「レーダー照射」に関しては未だに謝罪はない。韓国海軍が、その事実はないと否定をしているからだ。なのに通貨スワップ協定が復活したり、輸出規制は、他国と同じ扱いにしてただけなのに【ホワイト国】として、また優遇だ。全くWin-Winの関係ではなく、これだけ妥協をしているのに見返りもない。こんな外交的な敗北なんてあるだろうか?岸田総理が理解不能な支離滅裂な外交をしている。尹政権で肩代わりをした徴用工判決による日本企業への賠償金のツケも、後になって響く事だろう。これでは安倍内閣時に折角付けた折り目が台無しだ。こんな国は関わらない方が良い。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嘆き苦しい時。

2024-05-10 07:16:01 | 独り言




「嘆き苦しい時は、私の絶望をピアノ演奏に注ぎ込む!」と言ったのは、他ならぬポーランド出身のピアニストで作曲家のフレデリック・ショパンである。"音楽は、全てを忘れさせてくれる"と言う事か?確かに音楽には、そんな作用がある。この処、割とレコードを聴く機会が増えたが、(修理中のカセットデッキは在るものの)特にお気に入りのレコードを聴くと、そんな気持ちにはなるものだ。小生推しのレコードは、地味で古いものばかりだが、それがなかなか癒される。この前から家庭の記録映像作品の編集を再開したので、そのレコードが良いBGMになるのだ。編集作業も手間が掛かるが、そんな時のレコードは、インスピレーションが沸く。すると楽曲の雰囲気が、自然にその作品に反映するものだ。手掛けているのは「第二部」に辺る作品だが、さっさと仕上げよう。途中、8ミリフィルムのテレシネの画質に納得がいかず、機材を揃えるまでに頓挫してしまった。後はリードスイッチ待ちのTRIOのカセットデッキ、「KX-7000」がある。そのスイッチが届くまでに各部の調整をしなければならない。昨日、カウンターベルトを少し太目の物に換えたら、何となくふらつき気味のテープの走行が安定したようだ。メインで使えるカセットデッキは現在無いので、こちらも早く落ち着きたいのだ。突然沈没したVictor「KD-950」の修理もある。だが代用機を探した方が早いのかも知れない。今年も身の回りの電機製品が壊れやすい。色々と節目の年なのかも知れない。



「ゆたぼん」たる沖縄の少年YouTuberが居る。2008年生まれなので当年15歳だ。【青年革命家】を自称しており、「学校は行きたい時に行く」「不登校の自由」等と主張し、動画配信を行っていたのだが、最近は目覚めたようだ。それは、あるいい歳をしたYouTuberが、同業の結婚式に私服で現れ、社会人にもあるまじき行為を目の当たりにした事が、余程堪えたらしいが、元はと言えば、その当人とて、その手の主張をする自称カウンセラーの影響だ。元暴走族とWikipediaにあるが、社会に出ても目が覚めなかったようだ。それで"犠牲者は我が息子"とは笑えない。そこでこんな記事。「ゆたぼん 学校サボる理由に「ホリエモンがいかなくていいと」という子にド正論 ネット「説得力」と唸る」と。デイリーによると、編集者の箕輪厚介氏がGW明けだからか子供が小学校をサボろうとするから学校行けって言ったら、ホリエモンが学校行かなくていいって言ってると返された。むずい」と投稿したのがキッカケ。対しゆたぼん。「ホリエモンが『学校に行かなくていい』って言ってるからといって学校をサボって、大人になってから困ってもホリエモンは責任を取ってくれない」。「人生の責任は自分自身」。「僕も学校は行きたければ行けばいいし、行きたくないなら無理に行かなくていいと思う。でも、楽しめそうなら行ってみてもいいと思う」と。後のコメントはアレだが、「大人になってから困ってもホリエモンは責任を取ってくれない」は響く。結局、ホリエモンも、その場のノリでコメントしているだけで、別に深い意味はないと思う。



ゆたぼん 学校サボる理由に「ホリエモンがいかなくていいと」という子にド正論 
ネット「説得力」と唸る

https://www.daily.co.jp/gossip/2024/05/09/0017632084.shtml

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶対なる完璧

2024-05-09 07:27:13 | ジャーナリズム




さて今日もポーランド出身のピアニストで作曲家、フレデリック・ショパンは斯く語りきである。曰く「ただ「完璧」と言うだけでは人々は満足しないのです。成功に必要なのは「絶対なる完璧」なのです。だから極端にまで研究し尽くされたものは、更に評価されるのです」と。つまり+αの部分だが、それは言えてると思う。だからこそ注目をされるのであって、当たり前に出来る事は、出来ての前提なので、これ以上のコメントは要らないだろう。昨日一昨日と休みだったが、その2日間でしていた事は、家庭の記録映像作品の編集作業の再開であり、その「第二部」も、それなりに進んだ。先に仕上げた第一部で改訂が必要なカットが在ったからだ。機材も一新した故の作業だ。その「第二部」も、もう少しで完成なのだ。全体の尺としては、45分を予定しているが、残す処、15分辺りまで仕上がった。なので後は、どう〆るかだけである。取り敢えずは大体の構想はあるが、それを編集するのも技術だ。だから悩む。つまり方法論も、それなりに幾つかある訳で、やりながら決めていこう。



更にの相変わらずもある。カセットデッキだ。TEAC「A-450」なる機種は、愛知の業者にレストアを頼んだので、年が明ける前には使えるようにはなるが、現在進行形の物には、TRIOのカセットデッキ、「KX-7000」の修理もあり、部品が届き次第、さっさと仕上げたい。それから御蔵入りをしている物をぼちぼち仕上げようと思う。趣味の割には忙しいが、これで自身の精神を保っている処もあり、やはり欠かせない。「下手の横好き」ではあるが面白い。試行錯誤は、知識との勝負となる。

それとこれはテレビ報道でも取り上げられたが、正直これは、その立ち位置によっては印象が変わる案件だ。「伊藤環境相が直接謝罪 被害者「前代未聞」と非難―水俣病団体のマイク遮断で・熊本」と言う見出しは時事通信の記事だが、それだけでは環境省に非があるようにしか思えないだろう。しかしながらその懇親会では、ひとり3分の時間が割当てられており、参加した被害者が、時間を無視した為にマイクのスイッチを切ったと言うのが真相のようだ。ちなみにその時間については時事通信の記事には記載がなく、切り取り記事なのが解る。当日の会場の様子は、やはり切り取り映像のテレビ報道でも解らないが、環境省側も切らねばならない事情があったとも思われる。そこでこの手の会合だが、ダラダラとスピーチをさせて、「時間無制限で言い分を聞いた方が良いのか?」との疑問もない訳でもなく、その立場でないと解らない事もありながら、そうであっても物事には限度があると思う。



伊藤環境相が直接謝罪 被害者「前代未聞」と非難―水俣病団体のマイク遮断で・熊本
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024050800676&g=soc
国の救済制度を申請 審査までにかかる期間は1年半以上
https://news.yahoo.co.jp/articles/4784808a26aab4c20a7aba2a6ba752c18a38fb0a?page=2

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本心を共有?

2024-05-08 08:00:54 | 独り言




さて今日も休みだ。相変わらず(ポーランド出身のピアニストで作曲家)のフレデリック・ショパンは斯く語りきだが、こんな一文がある。曰く「嗚呼、あなたの悲しみと喜びを分かち合う人が誰にもない事、あなたの心が重苦しい時、あなたの本心を共有出来ない事は惨めな事です」。これは誰を対象にした言葉だろうか?ショパンに近い人にはパリ社交界では、大した存在感だった、(男装の麗人としても知られる)作家のジョルジュ・サンドが居るが、この人しか思いつかない。生前のショパンを知る人なんぞ、この時代には居ないので、想像でしかないが、音楽については内向的だったショパンなれば、こんなに思い詰めた気持ちになるのも解らないでもない。それでショパンの純真さを知るのだが、此処が人柄と言うべきか?話は変わるが、趣味の現状だ。旧友にNECのカセットデッキを上げたので、予備機もなく、結局はリードスイッチの不備はあるが、取り敢えずは使えるので、TRIOのカセットデッキ、「KX-7000」を使う事にした。そこでリードスイッチをAmazonに発注した。



なのでそれが届く間にアジマスやピッチ、それとアイドラー関連の再調整だ。走行系の弱いカセットデッキなので、その調整も結構微妙だが、それはモーターのトルクに起因するムラもあるようだ。目標としては、ピアノが聴ける回転精度だが、1977年の工業製品だけあって、とても頑丈だ。ウォーミングアップにも時間は掛かるが、暖まると「まあいいかな?」てなレベルにはなる、そんな事から騙し騙し使う事にはなるが、手間が掛かった機種なので、それなりの愛着もあり、「どうにかしようかな?」てな状態だ。このblogの打ち込みをしている最中にも、そのカセットデッキを鳴らしているが、テープは二本目で「まあいいかな?」状態だ。「もう少し高域が引き締まった音ならば」とは思うが、再生部にはイコライザーは見当たらず、そこは仕方ない。量感が取り柄みたいな音色だ。さてこの「KX-7000」だが、どうした事か?これだけネットオークションで目にする商品でありながら、そのスペックが解らない。そこが不思議だ。しかしながらネット資料と言うものは、利用者が公開する事で記録となるので、当時のカタログや使用説明書のある人は、是非公開をして欲しいものだ。何でもインターネットで調べられる世ではあるが、まだ紙媒体には敵わない。「インターネットも人なり」である。アナログとデジタルの関係で、矢鱈と「データ、データ」と言う人もいるが、デジタルがこれだけ一般化しても、未だにアナログが大事なのは「その情報量なのだ」と言う事を忘れないで欲しい。二進法だけでは割り切れないものは存在するのだ。それが文化で、グローバル化は二進法的な思考である。だが、そんな感じで割り切ると「政治は二進法の方が良いのかな?」なんて事を思ったりする。なれば汚職もあるまい。社会保障も然りである。然すれば、その果ては安全保障にまで及ぶだろう。つまり覇権主義なるものは、「人の欲」であって、決して合理的ではないのだ。そこに人間の愚かさを見てしまう。



その昔、「前衛」なる言葉を新鮮に感じた年代もあったのだが、それは主に芸術運動に於いて、その活動が盛んだった。そこで浮かぶのが音楽もそうだが、所謂、プロレタリア思考による左翼演劇(左翼芝居)での傾向劇にも、その言葉は使われた。なので学生運動が盛んだった時代には、寺山修司さんや唐十郎さんが黒テントだの赤テントだのとアングラ小劇場運動があった訳だが、それが「現代に残したものは何か?」と言われると、その「左翼」すら劣化したと言えるだろう。なので今や、その言葉はノスタルジーに過ぎない。そんな事を思ったりする。話は戻るが、その「赤テント」が唐十郎さんだった。5月4日に急性硬膜下血腫の為に東京都内の病院で亡くなっていた。享年は84歳だった。しかしながら、その左翼運動は庶民にも及び、戦後から1960年代は、労働者運動として、労組の結束も固く、全国で盛り上がったものだ。しかしながら、この現在に於いては、嘗ての民主党政権の失政により、夢は破れた。「悪夢の民主党政権」とは、よく言ったものである。そこで今更ながら、それに加担したような人が、当時を批判するのは「愚の骨頂」と言えるだろう。とは言うものの時代は変わる。自民党親中派政権により、劣化振りを晒した自民党は、国民からの信用を失い、悪夢の筈だった「民主党政権」の復活を画策しているのが、各社媒体だと言えるだろう。正に自民党派閥の裏金は、漁夫の利であった。それで結局は、そんな左派政党を勢いづかせるのだが、現内閣の親中振りを、あまり表沙汰にすると、元々ソッチ系の野党が襤褸を出すので「裏金」なんてキーワードは、「どれだけ都合が良いのか?」だ。共同通信に「自民議席減へ立民と調整 国民・玉木氏、次期衆院選で」なんて記事があった。これでその政党が「マトモな保守系政党だ」と信用をした有権者の支持層を裏切る事になるが、その代表はどう思っている事だろう?それでは共産党との共闘を嫌って袂を分けた甲斐があるまい。現総理が外交に於いても相変わらずの音痴振りを示しているので、尚更にそう思う。愚かである。



唐十郎さん死去、84歳…「泥人魚」「ベンガルの虎」アングラ小劇場運動を先導(読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/338cccf211ccb3141aafe18a9a46b6ef3000e5be
日本スリランカ外相会談 債務問題で“公正な再編へ協力”確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240505/k10014440631000.html
「さすが悪夢の民主党政権」古舘伊知郎の“暴露”で思い出される旧政権の“圧力”(SmartFLASH)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e0089672aec39feafa6ade0384c5f6d83fb68d8
自民議席減へ立民と調整 国民・玉木氏、次期衆院選で(共同通信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f700e0c8ab9726a42cadb8156497da7786864053

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする