夫婦・親子関係:自立を妨げることの弊害…1

自立

ブログを書く前に…

自立をさせてもらえないまま大人になってしまうと様々な所で本人が一番困ったことになります。
子供は親のお人形さんではありません。
子供は親の気持ちを満足させるための道具ではありません。
子供が自立できない場合、実はその子供の親も自立できていなかったりする。

子育て

一人の人間を赤ちゃんの時から育てる。
この子育ては最初は赤ちゃんですからお世話から始まります。

この「お世話することだけが子育てではない。」

ということは誰もが良くご存知だと思います。

今日は子育てについて私の持論を書きたいと思います。

私は良く分かっていないまま親になった 遠い目👀

親になるということはどういうことか
そして子育てとは
多分多くの人は未経験な段階では良くは分からないまま親になるのではないかと思います。

私は小学生の頃から赤ちゃんが大好きだったので
保育士になった。
ただ可愛い。ただただ可愛い。
それだけで保育士になった。

でも
結婚して子供ができたら園児さん以上に我が子は可愛い。

なんでもしてやりたい。
そばから離れたくない。

っていう思いが前に前に出て、うちの子たちはホンマに大変やったと思うっっw

子供は親の気持ちを瞬時にキャッチする。

子供は親の気持ちを瞬時にキャッチする。
それは親が子供の世話をすることに喜びを感じていたり
母親であることで自分を保てていたりすると
その役割を続けたいので子供を巻き込んでいく。
(その背後には親が過去に受けた様々な事が複合されて
「親の問題」が隠されていたりします。)

だから、子供はどんな親であれ根底では大好きだから
親を許してしまうのだと思います。
(大人になってくるとまた様子が違ってきますけれどね。)

そしてNO!が言えない子供になっていく。

子供によっては自発的に何かをしたいということも言えなくなる。
親がなんでも決めていくから自分の意思というものは出せなくなっていく。

そしてどう言語化したら良いか分からなくなり話さなくなる子供もいるかもしれませんね…

大抵は親が先に死ぬわな。

親が元気なうちはいいんですよ。
子供の世話をすることに生きがいを感じ、そしてそれを子供も受けていて
何も問題がなければ一時的にはいいかもしれません。

ですが多分親の方が先に死ぬ。

その時残された子供は自力で生きていけるだろうか?

仕事はどこかに勤められて食べていけるだけの収入があるのならまだいい。
でももし、組織に馴染めない場合
何か特技があればそれを活かして個人事業主としてやっていけるかもしれない。

ですがその収入は食べていけるだけの収入だろうか。

親が生きているうちは親が世話をしてくれているから
家賃も食費も光熱費も出さずに全て自分のものとして生活できたとしても
親が病気になり急に寝たきりになったら?
年金で食べていけるだろうか?

そしてその時一番困るのは誰なのでしょう?

仮に子供が50〜60代で 親が70〜80代

世間一般ではもう大人として扱われる年代です。
役所の手続きや税金の支払いなど理解できていない場合。
(可愛がりすぎて親が全て子供が支払うべき税金など支払っていた場合。
まぁ、こんなことは滅多にないケースだと思いますが💦)

親が寝たきりになったら本当に困ります。
食事の世話も誰がするのか?
いきなり子供が自分で親の世話ができるだろうか?

親は子供の世話がしたくて家に一緒に住まわせていた。
子供もその方が楽だからね。

でも自立する機会を奪われてしまった子供は
大人になっても危機感を持てず

誰かがどうにかしてくれると思っていたりする。

それだけではない。

自発的に何をしなければいけないのか分からなくて動けない。
具体的に細かく指示をされなければ動けないし分からないし
指示されたとしても一人じゃできない。

介護のケアマネさんたちは60代の人にはサポートできないからね。

今日書いた内容は極端な例えですが
子育ては確かに「お世話」から始まるかもしれませんが
特別な場合を除いて最終目的は「自立」です。

子供は親のお人形さんじゃ無いのですから…


では自立ってどうやって?
少し長くなるので続きはまた明日に…


にほんブログ村 子育てブログ 育児ストレス・育児不安へアダルトチルドレンランキング生きづらさランキング

カウンセリングのお問い合わせはこちら
カウンセリングを受けようと行動を起こすには それ相当の勇気が必要だと思います。
その勇気、私は歓迎いたします。(^^)

お気軽にお問い合わせくださいね。
親子関係のお悩み
ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

親子・夫婦・人間関係特化のカウンセリングルーム | 温もりを求めて | 奈良

コメント

タイトルとURLをコピーしました