生まれ育った場所に帰らないたったひとつの理由 | 幸せになるその前に+

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伊勢丹ドアは止めました。この春、無印のカレーが安くなっていた嬉しい♥️ブログまだお休みしてます。

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「男尊女卑」について興味があるかたも参考になる動画ですからぜひ観てみてくだされ。

 

 

さて…今回は…

 

生まれ育った場所に帰ることを選ばないたったひとつの理由。

 

現在では夫との生活がある今の暮らしをあえて地元としていますが…実は私にも生まれ育った環境というものがあります。今の私のブログっぷりからは想像が出来ないかもしれませんが、こう見えて昔の私は人に尽くすことを本望としていました。

 

学生時代は不登校の同級生を迎えに行って通学したり、障害のある同級生とペアを組んで日常を送ったりしました。

 

就職して親元から自立する前までは実家暮らし。結婚してからは実親と夫との折り合いが悪く、長年絶縁だったのですが父の病をきっかけに雪解けしました。

 

電話の向こうの母親の声はいつもやたら明るいです。なんでも「◯◯ちゃんから元気貰えるから~!」←私のこと。

 

どうやら、買い物先や出先で顔を合わせるお母さんがた、昔の私を知る方々から出来た娘として今でも頻繁に話題に出るそうなのです。私の母的にはそれらが嬉しいらしい。

 

確かに子育てする側の母親たちからしたら印象に残るような出来事だったのかもしれません。きっと、地元で長く生きている人たちにとっては語り草の様なものなのかもしれません。

 

もちろん、学生時代の私は正義感が強いタイプで、実はそこにもうひとつの正義が存在しているなんて夢にも思わずに突っ走ったものでした。弱いものは救わなくちゃいけない。見て見ぬフリなんて出来ない。それが、それだけが正しいと思っていました。

 

大人になって思うのですが、盾になるということ自体が大変なことで、エネルギー消費が半端ないです。思い返してみたら学生生活を楽しんでいる暇なんて全くなかった。ハッキリ言って逃げ出したかった。大人が望む自分でいることに疲れました。卒業までは頑張ったんだから。

 

しかも、救われた側の人たちから「◯◯ちゃんに感謝している」とか「◯◯ちゃんに会わせたい」と言っては私がどこで何をしているか聞いたり、会ってもらえないかと言われるそうです。◯◯は私のこと。

 

社交辞令であることを願っていますが、ちょっと洒落にならないです。そうやって私から元気を吸い取るのはもう勘弁して。だから帰りたくないの。

 

会えばきっと、楽しい話も出来るでしょう。でも、学生時代のいじめやその子の諸事情が思い出されて、それは私の親にも相手の親御さんにも誰にも言うことが出来ないでしょう。私の記憶の中でなかったことにはならないんですよ。

 

過去は過去として生きる励みになっているのならば良かった。でも、そのことと、今の私との関りはイコールではない。若気の至りというにはあまりにも失ったものが大きすぎるからね。やんわりと避け続けていくつもりです。

 

今の住居は夫の仕事の都合で住んでいますが、夫退職後には今は亡き祖父との思い出深い、北海道へ移住するつもりでおります。それまでに周辺が全て片付いていれば…の話ですが。ある程度の割り切りは必要になるでしょう。

 

親にとってみれば子育ての記憶が晩年に良い思い出になっていくのでしょうけど、私にとっては年々、後悔へと変化して行くだけ。人の気も知らないでってね。

 

時が経てば変わるんですよ、それが実の子であろうとも。申し訳ないけれど私にしてみたら良い子というのは周りの大人や親にとってのそれでしかない。

 

ある程度大人になってからは、自己中全開で何が悪いの、と、思っていましたからね。戻らない青春ってあるから。

 

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