老化現象は血管の劣化と血液循環不良が引き起こす | 森の里草

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老化現象とは嫌な響きがあります。

様々な症状や病気の原因も老化現象と言われると「治らないから諦めなさい」と言われているようです。

でも、老化や病気の原因の多くは「血液の汚れ、血液の循環不良、体内酸素不足」です。

血液の汚れは、腸の内容物の腐敗と排毒機能の低下が原因となります。

血液循環不良は、貧血、低血圧、低体温、高脂血症、糖尿病、筋肉の緊張などがあります。
特に低血圧の人は血液量が少なく、動脈や静脈が細く、毛細血管も少ない傾向があります。
十二指腸で鉄分や亜鉛が十分に吸収されなく、小腸全体の栄養吸収も悪いです。

また、老化が進むと、毛細血管はどんどん減少していきます。

60代になると毛細血管が40%も減少するそうです。

10万kmあった血管の長さが、6万kmになります。
全身の毛細血管の55%が腸に集まっています。
腸の毛細血管だけで2.2万kmも減少し、腸の機能は40%低下すると思います。
腸の機能が少しでも改善出来れば、老化現象にブレーキがかかります。
特に体内酵素がしっかり働く体を維持する事ですが、低体温の人は要注意です。
昭和30年代の日本人の平均体温は36.89±0.34度でした。
単純に計算すると36.55~37.23度です。
脳やお腹の中の臓器の深部体温は38度以上が好ましいです。
酵素の反応速度が高まる温度が38度~40度だからです。
小腸と大腸の腸内フローラの改善と食養生が大事です。
小腸の乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母菌、大腸のビフィズス菌、フィーカリバクテリウム、クロストリジウムブチリカム、全てを増やす事。
これを改善するのは、小腸はポストバイオティクス(バイオジェニックス・乳酸菌生産物質)大腸はオリゴ糖や水溶性食物繊維が重要です。
特に栄養吸収(十二指腸から小腸の機能)も重要です。
血液、体内ホルモン、体内酵素の原料は腸から吸収されます。
吸収できる状態でないと、食べても身に付きません。
そして不足している栄養素、特に鉄分や亜鉛、その他ミネラル類の多い食品を食べる事も重要です。

 

血管の劣化は、血管の炎症によります。

血管の炎症は、免疫が自分の体を攻撃してしまう自己免疫疾患によっても起こります。

『サイトカインストーム』(免疫暴走)によっても起こります。

新型コロナワクチンを何回も接種していると、スパイクタンパクが血管の内皮細胞にダメージを与えます。そして、老化が早く進む可能性があるのです。