アムリタ・マンダラへようこそ!

アムリタ・マンダラ(https://amritamandala.com/)は、主に西洋において実践されている、現代人のための新しい密教瞑想・ヨガのシステムです。アムリタ・マンダラは、マインドフルネスやヨガの精神修行においても、特に、 「目覚め」、「空」などといったキーとなる現象に実用的な形でアプローチすることで、普通の生活を送る人でも、現実的な努力により心の本質を自覚し体現することを目的とします。アムリタ・マンダラは、この試みを、様々な密教の実践法によってシステマチックに行います。

アムリタ・マンダラの特徴

マインドフルネスの先には何があるのか?

マインドフルネス=「気づき」の瞑想というと、例えば呼吸などに注意を向けて「気づいている」状態を作るものだという考えがあります。しかし、このような意図的なマインドフルネスは、保つのにエネルギーが必要ですし、24時間それを行うことなど不可能でしょう。

マインドフルネスを実践する中で、こういった問題にぶつかったことはありませんか?

この問題に答えるには、マインドフルネスを別な観点から捉えなおす必要があると思います。例えば、スポーツを終えた後や、何か楽しいことがあった後は、意識がクリアになることがあります。そのような状態には、リラックス感が伴う明瞭な「気づき」がありますが、何かに特に意識を向けているわけではありません。

つまり、何かに意識を向けていなくても、心には自然な気づきが備わっているようです。この心の本質としての気づきを、「自然な気づき」=「ナチュラル・アウェアネス」(英:natural awareness)とでも呼びましょう。

「自然な気づき」は、太陽の光に例えることができます。厚い雲に遮られることがなければ、その光は自然なものであって、人工的に作りだされるものではありません。

自然な気づきの心には、温かみがあり、明瞭さがあり、私たちの根源的な善良さを表し、また、それこそが私たちの本来の姿、すなわち、私たちの「本性」あるいは「仏性」だとも言えます。

一般に「目覚め」と言われている現象は、一言でいえば、この私たちの中に常にあるのにも関わらず、そうとは気づかずにいるこの「本性」に慣れ親しんでいくプロセスだと考えられます。

そして、瞑想・ヨガとは、この「自然な気づき」の光をこの身で完全に体現するために、それを覆い隠す雲をシステマチックに払っていくための手段です。

修行の段階と精密な地図

この、「自然な気づき」の光を完全に体現することが最終地点であれば、そこへ向かうための修行の道を示した地図が必要です。

アムリタ・マンダラでは、この修行の道を、(1)「自然な気づき」を現す段階(空の洞察、目覚め)、(2)「自然な気づき」を心に安定化させる段階(空の成就、目覚めの完成)、(3)「自然な気づき」をこの身体に浸透させる段階(虹の身体の成就)、に大まかに分けています。

そして、自身や他人の微細なエネルギー体(サトル・ボディ)を感じることにより自身や他人の修行段階を精密に判断することができる13ブミモデルという修行の地図を用いています。

このような精密なガイドマップを用いて自身の修行の立ち位置と方向を定めることができるため、修行の段階を効率的にかつ自信をもって進めていくことができます。

より詳しく知りたい方へ

本サイトでは、これらの修行段階について以下に述べる方法でより詳細に学ぶことができます。

・修行を多様な観点から説明するブログ記事をご覧いただけます。

・修行法を詳細にデモンストレーションしたアムリタ・マンダラ・ビデオコレクションなどを紹介しています。実際の修行法を簡単に体験いただけるため、このビデオコレクションは特にお勧めしたいと思います。

・第1段階の「目覚め」の修行法である「目覚めの2部方程式」に関する説明とそのオンラインガイダンスを受けることができます。

・第2及び第3段階の修行法である「レインボーボディ・ヨガ」の基本的瞑想や灌頂(エンパワーメント)などをオンラインで受けることができます。

オンラインサポート

アムリタ・マンダラを続けたい仲間が集うFacebookグループが存在します。全世界にわたって存在する実践者達と情報を交換しあい、励ましあうことができます。また、実践の細かい点について指導者に質問することができます。

また、オンラインでの瞑想指導のブロードキャストや、リトリートの様子の公開などをYoutubeチャンネルにて行っています。

日本語にてご質問があるかたは、お問合せページにてお知らせください。

また、英語が出来るかたは、アムリタ・マンダラのウェブページ(https://amritamandala.com/)にて直接お問い合わせ下さい。

設立者プロフィール

アムリタ・ババ

プロフィール:フィンランド在住。幼少の頃より東洋の文化に興味を持ち、武道、瞑想や祈りに親しむ。瞑想との出会いは1986年のこと、柔道の先生から手ほどきを受ける。青年時代には音楽の道に進むが、その後禅に出会い、これを期に、毎日8時間の座禅を8年半続ける生活を始める。日本にて禅の修行を本格的に行い、原田正道老師、寺山旦中先生のもとで座禅と筆禅道を学ぶ。その後、密教の法をシヴァカミ師や様々な師のもとで学ぶ。顕教、密教、ゾクチェンという3つの教えの原理をプラグマティックな観点から教えるために、アムリタ・マンダラを設立し、現在に至る。