アウルベアとは
アウルベア、またはオウルベアは身体がクマ、頭部がフクロウの魔獣です。
身体が大きく身長は250センチほど。
色は黒褐色から黄褐色の全身毛におおわれています。
見た目通りに力が強く、相手を掴んでくちばしでついばむ攻撃は恐怖を覚えます。
当然爪や単純な腕力による殴りも脅威です。
森の奥や高原地帯に巣を作り、つがいで卵を守る習性があります。
雑食で獣の肉を食らいますが、もちろんそこに人間も含まれます。
巣の近くで遭遇した場合は危険極まりません。
頭部がフクロウのため夜目も利きます。
ただし羽は退化し太い腕に名残がある程度なので飛行能力はありません。
アウルベアの初出は『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)だと言われています。
言わずと知れた世界最古のロールプレイングゲーム(RPG)です。
作者であるゲイリー・ガイギャックス氏の机上にあったミニチュアに、この魔獣のモデルがあったそうで、D&Dの最初期から登場しています。
版を重ねるごとに様々な亜種も登場していますが、残念ながらD&D以外の他作品ではあまり見かけません。
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』

国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズに登場するのもナンバリングでは『V』のみ。
それも青年期序盤のオラクルベリー近辺に登場する雑魚モンスターです。
とりたてて特徴もありません。
全く関係ありませんが『ドラゴンクエストV』は全ての魔物を仲間に出来る完全版を作ってはもらえませんかね?