滋賀県高島市/2024年4月6日/曇り
技術:初級 体力:中級(5時間)
以前、リトル比良(前回の登山日記参照)というカテゴリーで比良山を縦走してみたのですが、結果5時間半もかかり・・どこがリトル?(小さくてかわいいの?)とやや不思議に感じたものです。今回のはこれもリトル比良みたいで、ほんとに小回りのコースがありました。ヤマレコNO.6595820 これは確かにリトルっぽい!
今日はゆっくりとこのコースをトレースし、下山後はこの辺り一帯は調べ尽くした筈でしたが、なんと宝船温泉なるものを発見! 口コミは非常に微妙😂ですが、温泉マニアの僕らとしては、訪れない訳にはいかないでしょう!! という事で寄ってみます。
今日は、JR近江高島駅を起点に周回するコース。天気は全体的に薄くモヤが掛かっていますが、温かい春の陽気で風も微風、いい登山日和となりました。
打下城跡・・特に何かが残っている訳でもなく、展望もない森の中。城跡好きとか歴史マニアでない限りは寄らなくてもいいかも笑 バックをデポった場所まで戻ってから次は見張山へ向かいます。
久々の比良山系、所々で琵琶湖が一望できるのはやはり気持ちいいですね。リトル比良のこのルートは高低差が700m前後と激しくはなく、そよ風も心地よくて大して苦も無く登れます。
P628は特に何も無さそうなのでパスして、次は本日最高峰の鳥越峰に向かいます。鳥越峰から先はメジャー縦走路と合流になりますが、ここまでのルートはやはりマイナーでしたね。
本日のメインイベントはここオウム岩と、下山時に通る近江白坂でしょう。黄砂なのか花粉なのかで、視界はイマイチですが時刻は11:30、ここでお昼ご飯にしましょう。オウム岩の少し下に休憩に最適な岩があるので、そこでゆっくりします。
今週末は関西各地の桜が満開となり、凄い人出のようですが、リトル比良は数名の登山者と出会っただけで、静かなものでした。ひっそりと咲く山花を愛でながら、ゆっくりとした時間を過ごすのもいいものです。
下りのコースは少し展望のある岳山や、景色の良いザレ場や岩場などが現れて、登りよりも楽しいです。でも白坂手前からはシダの中を越えていく事になり、しかも登山道が川になっているので歩きにくい。靴もゴアテックスじゃないと簡単に浸水します。
近江白坂
もう何度も来ているのですが、ここも面白いです。初めてきた時は、白坂の上を突破できると信じて突き進みましたが、白坂の上にはルートはなく、シダに阻まれて進めなくなります😂 しかし今日は山中の水分量が多いのか、登山道が川や水溜りになっていて、シダで視界も悪くて歩きにくかった。
最後の1kmほどは、特に何もない田舎道を駅まで歩き、14:10駐車場着。今回はのんびり歩いて、休憩も長めにとったので約5時間の山業となりました。
さて、下山して近所にある宝船温泉へ。口コミからあまり期待はしていなかったのですが、これがかなり天然感があり、秘湯的な穴場温泉でした。
料理旅館をリニューアルしたような建物で、日帰り客の駐車場は琵琶湖を望む素敵なキャンプ場にあります。貸し切りではなく、内湯の日帰り風呂に入ったのですが、3名で満員の主浴槽と温泉がそのまま出るカランが3つだけとシンプル。泉質は空気に触れると白濁する冷泉を活用しており、鉄分を含む温泉匂あり。
人が多いと厳しいと思いますが、今日は先客1名だけで後半は貸し切り😁 30分で入ったのですがかなりよく温まるので、贅沢にも冷泉の水シャワーでクールダウンしながら泉質を大いに愉しみました。こういう秘湯系も、たまにはいいと感じましたね。