お久しぶりです、ぐみです。
更新が途絶えてしまっていましたが、みなさまお元気でしょうか?
わたしはというと、年明けから調子を崩して、産後うつと診断の受けて療養していました。
現在は良い病院と先生とお薬のおかげでだいぶ回復して、ようやくパソコンに向かえる元気が出てきました。
今日はそんなわたしの産後うつになった体験談とつらつらと書いていきたいと思います。
全力で駆け抜けた4ヶ月間
右も左も分からない初めての育児。今思えば常に子どものことで気を張っている生活でした。
日中はワンオペ状態、夜もまともに眠れない中生活を続けて4ヶ月。年明けには親戚の挨拶回りや実家への帰省、子どもに会いたがってくれている友達との約束、検診、予防接種など予定が盛りだくさんでとにかく必死でこなしました。
この時はアドレナリンがバンバンでていたのか、1時間おきに起こされる生活をしていたのにも関わらずはちゃめちゃ元気にこなしていました。(今思えばこの状態がかなり危険だった…)
そして最後の予定がひと段落して帰宅し、赤ちゃんを床に置いた途端。
…あれ?
わたしは何で泣いてるんだ?
何故か涙が止まらず、お世話をしようとしても急に身体が動かなくなってしまいました。
そこからは奈落の底に突き落とされたような感覚でした。
涙が止まらない、ご飯が食べれない、上手く眠れない、泣き声を聞くと吐いてしまう。
常に身体が重く、家事育児どころかお風呂やトイレなどの日常生活の動作すらも億劫になりました。
そんな自分を責めて動かない身体を無理に動かそうとすると症状はどんどん悪くなり、子どもが重たい足枷のように感じて可愛いと思えなくなりました。
泣いて暴れる赤ちゃんを放り投げたくなる衝動に駆られ、そんなことを思ってしまう罪悪感で消えたくなりました。
ようやく出せたSOS
このままだと本当にこの子に危害を与えてしまう。
恐ろしくなって泣きながら保健センターに電話をしました。
保健師さんはすぐに訪問して話を聞いてくれて一時保育とファミサポの手配をしてくれました。
その後心療内科を受診し重度の鬱状態との診断を受け、すぐに薬物治療が始まりました。
夫や実家、義実家と話し合いもしました。
決してこうなるまで誰も助けてくれなかったわけではありません。
『人にに預けるのが怖い』
『母親なんだからわたしがみなきゃ』
そんな思考が差し伸べてくれていた手を自ら振り払っていたのです。
しかし今のわたしは身体が動かずお世話が出来ない状態。半ば強制的に『人に頼る』生活がスタートしました。
夫、実家、義実家、保健師さん、心理士さん、一時保育、ファミサポ、支援センター…..たくさんの人があらゆる手段でサポートしてくれて、自分は『とにかく何もしない(ひたすら寝る)』ことに専念しました。
実際に預けてみると。
あれ?案外なんとかなるじゃん。
慣れてこれば赤ちゃんもニコニコ遊んでるじゃん。
『自分だけで抱え込まなくて良かったんだ』と思えるようになると少しずつ気持ちが楽になっていきました。
現在はまだ服薬中ですが日常生活を送れるまで回復しました。周りに頼りながらみんなで可愛すぎる息子を愛でている毎日です!笑
育児をがんばるママに伝えたいこと
わたしはこの経験を通して『育児は決して1人では出来ない』ということを痛感しました。
そして何よりも大事なのは、『自分を許す』こと。
家事や育児を上手くこなせない自分を許す。
だらしない自分を許す。
思うように動けない自分を許す。
夫や赤ちゃんにイライラしてしまう自分を許す。
1人になりたいと思ってしまう自分を許す。
自分を責めてしまう時はこう言い聞かせて1つ1つを許してあげてみてください。
そうすればきっと少し肩の力が抜けて、誰かに頼ってみようかなという気持ちが芽生えてきます。
そして、わたしのような症状があったり少しでも自分の身体や心に違和感を感じたら、すぐに誰かに助けを求めて下さい。
もうあなたは十分頑張っています。1人で抱え込まずに周りを頼って、上手に息抜きしながらみんなで育児をしていきましょう!
最後までご覧頂きありがとうございました。今後は産後うつの詳しい治療内容や経過もお伝えできたらと思っています。
マイペースに更新していくので良ければ見守ってやってください。
この記事が今1人で抱え込んで辛い思いをしているママさんの目に留まることを願っています。
ではまた!
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