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いよいよ春。タイヤの季節ですね! - ZC33S型スイフトスポーツのタイヤ交換(NEOVA AD09)-

 いやぁ春ですね。眠いです。どちらかというと過労で(笑)
ということで春です。二十四節気でいうところの清明も過ぎ、世間は新たな季節への期待に沸き立っている空気で実に清々しいですね。
個人的にはアジア圏の取引先が清明節で休みだったことにも時期を感じました。昭和ですがクイズところ変わればです( ̄ー ̄) 

 そんなわけで現在四輪&二輪のハイブリッドスタイルで通勤しているわけですが、
従来の電車通勤とは違い月単位で1000km超の走行距離が発生しますので車両の安全その他に対する配慮も必要となってきます。
然るに久々に車でも見るかーと思い、ディーラーの定期点検では特に問題なしとされたタイヤを交換することにしました。

 オートバイの感覚でいうと6000km~10000kmまたは2年が交換時期ではあるのですが、
私のスイフトスポーツは現在35000kmで5年半。それでもディーラーは定期点検で問題ないと言いますが気分の問題もあります。
やはりタイヤはすべての安全の基本ですので気になったら交換です♪

 まずは純正タイヤから。私のスイフトスポーツの標準タイヤは ContiSportContact 5 ですが、
普通ならばお世話になっているディーラーでそのまま純正タイヤへの交換が一番確実です。
ただ、ホイールを7Jのものに換えていることで純正サイズの195/45を結構引っ張って履いているのもあり、
費用もディーラーで聞くと ContiSportContact 5 のまま交換する場合で16万~17万円?程度といったお話で悩むところがありました。

 なかなかの引っ張り具合です。なにせ7Jのホイールに195/45ですから。

 あ。写真は右フロントタイヤなのですが、リムとスポークの中ほどに本州最北?の料金所で削った広範囲の傷がありますね~
雪国だからなのか少々料金所ブースのコンクリートの台座がいつもより近かった気がしますが、なんにせよ油断でした。

 場所は確か第二みちのく有料道路の下田本線料金所かな?下北縦貫道は有料ではなかった記憶なのでむつ方面ではここが最後だった気がします。
料金所がETC通信に対応していないもので、東北道からの料金もまとめてカードを手渡して支払ったと思いますが、そこで気を取られ足元が疎かに。
ただ、見栄えは悪いのですが思い出にと今までそのままにしてありました(笑) ついでなのでここも何とかしようかなあと。

 サイドウォールの状況。ヒビも発生していますので劣化はそれなりです。
それもその筈、画像にあるように 『1618』 の製造ですから2018年の3月でしょうか。
2018年の8月末に新車購入した車でしたので当時は出来立てホヤホヤでしたがこの夏で6年。早いものです。

 ということでタイヤ選び。
オートバイでは根っからのBRIDGESTONE派なのですが正直クルマではまったく拘りなし!
ただ、エコタイヤとアジアンタイヤは絶対に嫌なのでそのあたりを分水嶺に適当に悩んでみたところ、
なんとなく横浜タイヤがいいかなあ。昨今の値上げラッシュのせいかブリジストンはやけに高い気がしますし。
純正のContiSportContactに換えても持ちがいいので下手したら車の寿命ほうが短そうです。
ともあれまずは実店舗に行って選びましょうか。

 とりあえずメジャーなオートバックスさんへ。
実は近隣のタイヤ専門店にも伺ったのですが適当な在庫が潤沢になくそもそも選びようもなかったので、
在庫の多そうな店にしました。店の前に積み上げられたタイヤを呆けながらふむふむと見上げていると、
タイヤ売り場の店員さんが声をかけてくださいましたのでいろいろと相談。

 店員さんのお勧めはヨコハマのFLEVA V701。メーカーのうたい文句は ハイパフォーマンス・スポーティ・タイヤ だそう。
個人的にはPILOT POWER・・・じゃなかった、ミシュランのPILOT SPORT 5も気になりましたが在庫がなく見ることができず。
費用の目安を伺うとPILOT SPORT 5で17万円、ブリジストンのポテンザのS007Aで19万円とか?。
店員曰くの価格ですが『ほんとかね』と思いながら悩み、それじゃあと色々カタログを拝見していたらばよさそうなのがあるじゃないですか。

 結局私が選んだのはヨコハマの NEOVA AD09でした。
お値段については意外にもFLEVAのV701と然程変わりませんでそこそこなお値段の印象です。
選定の理由はいわゆるハイグリップラジアルだから。オートバイのタイヤで例えるとするとBRIDGE STONEのRS11みたいなものですか。
ちょっと通勤にはもったいない気もしますが、そもそも楽しく安全であることが優先ですので多少の損耗の早さは大きな問題ではありませんし、
このNEOVAの金額でも私のオートバイのタイヤよりはずいぶんと割安な感覚もあります。

 それと、このNEOVA AD09はトレッドパターンが面白いのも決め手でした。本当に変わった面白いデザインです。
他方の店員さんのお勧めのFLEVAの701については、サイズ次第でインドネシア製という話もありますしどうもその辺も引っかかりました。

 本当はネット通販で最安値のタイヤを購入し、近隣の持ち込み組付け専門店に頼んでも金額的には安いのでしょうがそれもなんだかなあと。


 ただ、このAD09も結局ほしいサイズの在庫はなかったので取り寄せに。翌週末に作業予約をお願いして一旦帰宅しました。
そして翌週の土曜。予定の時間に入庫し車両を預けたもののなにやら長めの1時間半ほど待ち時間があり、やっと作業が完了。

 とても長かったですがよっこらせとピットに説明に伺うとここで面白イベントが。
まず驚いたのが引き渡しの時のPITスタッフが全員外国の方。無論、下らん差別意識など持ち合わせておりませんのでそれ自体はいいのですが、

「オキャクサマ デキマシタ。ホイールのしめつけかくにんします。103がタダシイデスからネ」

で、4輪を順に締めてみせてくれるのですが、
103N・mは結構なものの、一旦締めた後のものを更に締めているのか?それとも規定トルク以下で仮締めしたものを今締めてるのか?
言葉の壁もあり特に説明もないまま20本のナットを締めてゆかれました。もし前者だとすると好ましくありませんね。言葉の壁はまあ仕方ないか。

 続いてここで更に???な事件が。
とりあえず完了のサインをしろというので私もホイール回りを確認しつつ、取り付けてあるタイヤ空気圧センサ(TPMS)の値も確認。
このTPMSですがいわゆる中華の安物なので過信は禁物なものの、手持ちの基準となる空気圧計と比較したうえでその誤差は把握しています。

 それを念頭にセンターのモニタを見ると、なんとすべてのタイヤが 2.8BAR付近になってるじゃあーりませんかっ。

 ここで不勉強ながら私のイメージですが『ん?バイクでこんなに極端に圧力上げたら怖くて乗れんですよ?大丈夫なのか?』となりまして、
少し脳内でその適否を思案すると・・・今回選んだ NEOVA AD09のこのサイズで規格がXLだとしてもその必要はない筈と思い、
その外国人の店員さんに「大丈夫でしょうか?標準指定の空気圧は 230kPa/210kPaですが、この交換でそこまで変わりますか?」と聴くと、

「コノタイヤはコンナモノです。モンダイナイ。ダイジョーブ。」

 ・・・ふーむ。そうっすか。。。
まあそうねえ不満なら別に家で空気を抜けばいいけれども家に帰るまでが不安だなあと思い、
たまたまタイヤコーナーの係員さん(日本人)がピット前の道路を歩いていたのでお呼びしつつ伺うとこちらも要領を得ず。
それでもここで放置してもよくなかろうということで、規定圧に調整して頂くようお願いしました。

すると「ソウデスカ。オキャクサマがいうんならデキナイコトはないですケド」と渋々やってくれました。

 これで一安心。
私のスイフトスポーツは7Jへワイド化してありそれに合わせる形で今回は 195→215に変更しましたがインチアップはなく、
ロードインテックス的にもSTD→XLの変化を考慮しても、負荷能力的にノーマルと同じ空気圧でもなんら問題はない認識でした。

■注:脳内補足の根拠です
・従来のContiSportContact5:スタンダードタイヤ 195/45R17 81W  230kPa⇒430kg /210kPa⇒400kg
・今回のNEOVA AD09:エクストラロードタイヤ 215/40R17 87W 230kPa⇒455kg /210kPa⇒420kg ※45扁平ではなく40を選んだのは外径関連です


 とはいえ、私のような所詮クルマには興味の薄い素人の考えることですので、
オートバックスほどの大手さんのプロ整備士がおっしゃることは恐らく正しいのでしょう。
時間帯にもよるのでしょうが、全員外国人スタッフに任せているPITという時点でそれが万全だという判断ですから是非もありません。
万一今後走行に不備があるとか、何らかの このタイヤだけの理由 が判明したらばその時に加圧対応しようと思います。


 紆余曲折ありましたがいよいよお店を後にし、
最初に施設の駐車場から公道に出るとき『うおーっいい!これはいい!!』新品タイヤは常に感動ものですよね。
そこから海沿いの広い駐車場のある公園まで慣らしがてら10kmほど走行。グリップ感、安定感すべて今まで以上です。
交差点を曲がるときのラインまで今までより遥かに自由になりました。
流石はメーカーの謳い文句が ”ストリート最強のスポーツタイヤ” というだけのことはあります。
また、純正のContiSportContact 5に比べるとずいぶんとロードノイズが減りました。柔らかい分砂利は巻き上げますけれど。

 この左右非対称で真ん中に太い排水パターンが入ったデザインが特徴的でかっこいいです。

 製造年月は『1124』と最近ですね♪
タイヤはナマモノですのでこの手の回転率のいい店で買うとか、メーカーさんの倉庫から取り寄せるとかが正解です。
ネットの最安値のショップとかですと、どこから出た物でどういう保管状態だったかなどはまるでわかりませんからね。

 ともあれこれで気になっていたタイヤ交換は完了し当面は安心です。
気になる消耗度合いは使ってみなければわかりませんが、調子にのって必要以上に減らさないように気を付けようと思います。


 おっと、そういえば青森の高速料金所でつけたホイール傷の修復の話を忘れておりました。
その対象は右フロントタイヤとなりますが、
それとは別に今回のタイヤ交換で左前ホイールのリムにも3cmぐらいの派手な塗装剥げが2か所増えてましたっけ(笑)
依頼したカー用品店でタイヤレバーかチェンジャーかでつけた傷でしょうが、
この辺りも極めて丁寧な正規ディーラーの整備士さんの作業とはやはり違うことがよくわかります。
(以前、ディーラーの作業不備でホイールを当てたとかでタイヤ流用でホイールを交換してくれたことがあったのですが、傷一つありませんでした)

 それでは続いてホイール傷の補修のお話です。
ホイールナットの締め付けトルクも確認しておきたかったものもあり、現時点外すことに抵抗はない状況ですので丁度いいですね。
片輪のみジャッキアップしてひとまず取り外したらば、ついでにこのところサボっていたホイールの洗浄もやってしまいます。

 大変お気に入りのSonaxのホイールクリーナーで洗えば力も要らず簡単に汚れが落ちて快適です。

 っと・・・うーむ。

 先述の通り用品店タイヤ交換してもらったわけですが、
表から丸見えの状態で交換前のバランスウェイトの両面テープがべったり残っていました。
用品店ってこういうのを除去したりしないもんなんですね・・・。
確かに走行に影響がある重さではないですが、ユーザーが皆タイヤを外して洗浄とか清掃ができる人ばかりではありませんから、
長期の糊残りや焼けを防止するためにもこれぐらいは剥がしていただきたいなと思うのは客の過剰な我儘なのでしょうか。

 気を取り直してテープを綺麗に除去しつつ、塗装をしてゆきましょう。
今回は傷が極端に深いわけではありませんでしたのでパテは盛らずにゆきます。
サンドペーパーを使ってリム部、スポーク部の傷や段差を均して平滑な状態にしたらば養生をします。

 このあたりはじつに適当ですね。多少は塗料の飛沫がかかるでしょうがタイヤですしそこまで気にしません。
それとこの作業用に購入した塗料は汎用のホイール用スプレー塗料のホワイトですが恐らく白の色味は合いません。
プライマーの類を端折っていることもあるのですが、難しいですよね白って。
ただ、全部塗りなおすわけではないのとその辺も単純にめんどくさいので気にしない方向で。
塗らないとアルミ地の保護にもよろしくありませんから塗るのみ。どうせ2mも離れれば判るまいて(笑)

 あとは指触乾燥の頃にマスキングだけ外し車両にホイールを取り付け。
数日の間はそのまま走行しながら乾燥して硬化を待ちます。時期柄雨も降るでしょうが問題はありません。

 少々遠目から。実際ふつうに駐車場に停めてあったら気にならない程度にはなりました。
よく『ここまでするならダウンサスでも入れたら見た目がよくなるのかなあ』と思うことは思うのですが、
私の用途的にこのクルマは道具としての性格が強いので走行性能を落とす方向は避けたいところ。
ホイールトラベルが減ってフェンダーに干渉する、なんてのはやっぱり考慮外になります。要らぬことで気を遣うのも本末転倒ですからね。

 ちなみに少しアップにすると。

 やっぱりホワイトの色の境目がありますね( ̄ー ̄)
想定内ではありますので問題はありませんが、マスキングの段差だけは追って処理(磨いて)しておこうと思います。


 さてさて。久々のスイフトスポーツネタでした。
実はまだクルマとバイクのネタがいくつかありますので、遠からず記事にできればなと思っています。

 春はまだまだ続きます。皆様も素敵なオートバイ&カーライフをお過ごしくださいませm(__)m

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