【FiiO BTR11】レビュー|FiiO製の格安ながら高品位なBluetoothレシーバー

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この記事を書いた人:鍋ログ
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今回はFiiO製の超小型Bluetoothレシーバー「BTR11」を購入しましたのでレビューしたいと思います。

超小型ながら独立したアンプ回路を搭載しており最大45mWの高出力に対応しているため、多少インピーダンスの高いイヤホンやヘッドホンでも軽々と鳴らしてくれそうです。

また、マイク付きでマルチポイントにも対応しており、機能面も充実しています。

さらに安価ながらLDACにも対応しており、FiiOの音に対するこだわりが感じられる製品です。

もしよろしければ是非、最後までご覧下さい。

FiiO BTR11の商品ページ

本製品のポイント

本製品のざっくりポイントは以下のとおりです。

  • 3,000円代の低価格ながらLDACに対応
  • 最大45mWの出力に対応
  • マイク付きかつマルチポイントに対応
  • 13gの超軽量ボディ
  • 3.5mmシングルエンドのみ

スペック・仕様

スペック仕様の概要を下表に整理しました。

Bluetooth バージョン5.3
対応コーデックAAC/SBC/LDAC
BluetoothチップBES2700
マルチポイント有(2台)
マイク
出力端子3.5mmシングルエンド
最大出力45mW(16Ω、THD+N<1%)
30mW(32Ω、THD+N<1%)
周波数特性20Hz~45kHz (<2.3dB)
連続使用時間約15時間(AAC使用時)
約8.5時間(LDAC使用時)
サイズ55×19×14.6mm(クリップ含む)
重量13g
詳細 Amazon

3,000円代という低価格ながらLDACに対応しており、音質へのこだわりが見受けられますね。

実際に使用して良かった点、気になった点

それでは実際に使用して良かった点、気になった点を紹介します。

良かった点

・超コンパクトで超軽量
・同価格帯の中では頭3つ程飛び抜けた音質
・高インピーダンスなヘッドホンも鳴らせる
・1日中使用できるバッテリー容量
・機能面も隙がない

超コンパクトで超軽量

商品写真から想像してたよりもずっとコンパクトでした。

手元にあった目薬と比較するとこんな感じ。目薬より小さいです。

FiiO BTR11は目薬よりもサイズが小さい

SHUREのイヤホンケースにも余裕で入ります。持ち運びが楽ですね。

FIiO BTR11はSHUREのイヤホンケースにも収納可能

同価格帯の中では頭3つ程飛び抜けた音質

安価なBluetoothレシーバーはとにかく無線にできれば良いという思想の製品が多いのですが、BTR11はちゃんと音が良いです。

同価格帯のBluetoothレシーバーの中では頭3つ程飛び抜けている印象ですね。

FiiO BTR11をSHURE KSE1200に接続した様子

高インピーダンスなヘッドホンも鳴らせる

私の愛用しているaudio-technicaのATH-R70xはインピーダンスが470Ωもあるため、基本的にそれなりのアンプを接続しないと十分な音量を得ることができません。

正直期待していなかったのですが、このR70xでそれなりの音量が得られるのは驚きました。

もちろん大音量を得るには少しパワー不足ですが通常利用では必要十分です。

多少インピーダンスの高いイヤホン・ヘッドホンは余裕で鳴らせるパワーを持っています。

audio-technica ATH-R70xを接続した様子

1日中使用できるバッテリー容量

連続使用時間がAACで15時間、LDACで8.5時間もあります。

さらに充電しながらも使用できるため、モバイルバッテリーと組み合わせると実質バッテリー容量を気にせず使用することが出来ます。

機能面も隙がない

マルチポイントに対応しているため、例えば仕事用のスマホと個人スマホでペアリングしておけば音楽やラジオの視聴時でも会社スマホに着信があればシームレスに接続先が切り替わり、そのまま電話対応することができます。

また、マイクも搭載されているため、胸ポケットや襟に本機をクリップ止めしておけば通話用マイクとしても機能します。

気になった点

・電源のON・OFFがやりにくい
・最低音量が大きい
・USB-DAC機能はない

電源のON・OFFがやりにくい

FiiO BTR11のアップ画像

本体側面のマルチファンクションボタン1つで音量以外のコントロールを制御する構造のため、電源のOFFをしたつもりが音楽を停止しただけなどの誤操作が何度かありました。

電源のON・OFFは独立したスイッチのほうが良かったのではと思いました。

最低音量が大きい

本体の出力が高いのは嬉しいのですが、最低音量が大きいため、私の愛用しているイヤホンSHURE SE846のような低インピーダンスのイヤホンを接続すると最小音量でも少し大きいです。

高感度なイヤホンの接続を予定している人は注意が必要です。

USB-DAC機能はない

最近のBluetoothレシーバーはUSB-DAC機能も兼用しているモデルが多いですが、こちらはBluetooth接続のみのようです。

したがってPCに接続しても充電されるだけでUSB-DACとしての機能はありません。

本製品をおすすめしたい人

バランス接続を使用しない人

FiiO BTR11は3.5mmアンバランス端子のみ

最近のオーディオ用Bluetoothレシーバーは当然のように4.4mmバランス端子に対応していますが、アンバランスしか使わない人も多いと思います。

「バランス接続に対応していなくても良いからその分安価にして欲しい!」という人におすすめできます。

ビジネスでもプライベートでも使用したい人

デスクワークをしている方のイメージ写真

マルチポイントに対応しており、マイクとしても機能するため、仕事用のスマホと個人スマホでペアリングしておけば音楽やラジオの視聴時でも会社スマホに着信があればシームレスに接続先が切り替わり、そのまま電話対応することができます。

ハンズフリーで通話できれば両手が自由なため、調べ物をしたり作業を進めながら電話対応することができるため非常に効率的です。

また、通話が終わればまたプライベートスマホに切り替えることができるため途中から音楽やラジオを再生することができます。

まとめ

以上。今回はFiiOのBluetoothレシーバー「BTR11」を紹介しました。

コンパクトながら高出力で機能面も申し分なく、何より3,000円台という価格が魅力的なBluetoothレシーバーです。

本製品が気になった方は是非、詳細をチェックしてみて下さい。

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