前回のブログは「倒産件数が増えている?」でした。
新たな融資が出来なかったり、返済が始まったりして
キャッシュが回らなくなると当然倒産を考えなくてはなりません...
その判断を先延ばしにしたりすると取り返しがつかなくなる事もあります。
休日は考える事をやめてしまう
10月9日(日)3連休の中日ですね。
多くの人が家族や友人と出掛けたり、ゆっくり過ごしたりして
リラックスした時間を過ごしていると思います。
そんななかで、倒産を考えている社長はどんな場面でも
倒産と言う事が頭をよぎってしまうでしょう...
私もそうでした。
ある社長は、休日は家族と過ごして仕事の事は考えないと言っていましたが
倒産と言う現実から逃れていたのではないでしょうか?
通常時でしたらその考えもOKですが非常事態時にはその考えはどうでしょう?
倒産は現実です
この方は私のコンサルを申し込まれたのですが、ずっとこの調子でした。
数名の社員がいた会社なので、社員がいないうちに倒産の準備をしなくては
ならないのですが社長も休んでしまうので困っていました...
倒産の準備はXデーまで誰にもバレないように進めるのですが
当然ながら平日しか出社しない社長なので社員にバレてしまいました...
こうなってしまうと当然ながら仕入先や売り先にも知られる事となり
資金の回収に動かれてしまって
私のブログで書いている①~⑫の準備も出来ず弁護士介入になります。
何の準備もしない倒産は身ぐるみ剥がされ無一文で放り出されて終りです。
結局この社長とはその後連絡が取れなくなりました...
何もしていない訳ではないけれど...
何もしていない訳ではないのですが、仕事とプライベートを分けて
非常時でも通常時と同じ事をしていた為に悲惨な結果になってしまいました。
たぶん家族と過ごす時間を癒しと感じていて
その時は仕事を忘れてリラックスしたかったのでしょう...
でもその結果が大切な家族を苦しめてしまう事になりました。
倒産は絶対に誰にも知られてはいけない
社長が倒産に動いていると社員が知ったらどうなるかは
誰が考えても分かる事です。
社員にはそれぞれの生活があるので自分の給料が1番心配になり
予想外の行動をされてしまう場合もあります。
仕入先にバレれば仕入れがストップされ、今までの売掛金を回収されます。
売り先には危ない会社と思われ取引き出来なくなります。
倒産準備がバレると1ミリも良い事がありませんし
準備不足で倒産させるしか道が無くなってしまいます。
知らない事は知っている人に聞く
どんな事でも知らない事は自分で調べるか
知っている人に教えて貰うと思います。
倒産に関しても同じだと思います。
なかには自分の会社だから自分で考えるという社長もいますが
倒産経験がないと何を考えても答えは出てきません。
最終的には弁護士に聞くという結論になると思います。
弁護士に依頼する前にやらなければならない事は私は2度経験しています。
自分で考えて結論が出ない事なので経験者に聞く事をお勧めします。
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