土、風、火、水への感謝の祈り
伊勢の外宮には、土、風、水を祀り、伊雑宮では太陽を祀っています。
これこそ高度なテクノロジー、文明の進歩した姿だと思います。縄文から引き継いだ精神的な遺産だと思います。
ちなみに、なぜ「テクノロジー」なのか?と言えば、人間の思念や感情が現実世界に影響を与えるからです。「祈り」というのは、パワフルなものです。特に「愛や感謝の祈り」というのは、人間の行為の中でも有効で尊いものです。
縄文時代と現代、いずれが進んでいるか、地球人という視点から見たとき、縄文時代の方が進んでいたのではないかと思います。
現代人は、左脳的な知識だけ増やしましたが、地球を始めとした自然の叡智を感じようともしないし、感謝もしない、精神的な病に冒された意識の集合体です。
弥生以降、前近代までは生産の大半が農林水産業で、これは天候に頼っていましたから、まだ自然の恵みへの感謝の心は残っていました。ただ、その根底には人間中心の感謝ではありましたが。。
近代以降の人間は、化学肥料や土地改良、土木工事で凶作が減って自然への謙虚さを忘れ、左脳文明の持つ傲慢さが顕在化してしまったようです。
自然との一体感や自然への感謝、自然の偉大さへの感受性の高さを日常的に忘れなかった縄文人たちの精神性こそ、今の時代、大切だと思います。
このことは大切なことですので、後日、改めてブログ記事を書きたいと思います。
環境問題へ対応
今の環境問題へのアプローチ方法は根本的に誤っているように感じます。根底を愛や感謝の祈りを増す方へと転換すべきではないでしょうか。縄文人はそうしていたと思います。
頭での分割的な理解から、包括的な全体像への理解へ、そして、魂からの感謝や祈りへ、左脳から右脳への転換への入り口です。
こうした発想の転換は、左脳文明の中央集権的なシステムでは無理です。小さなコミュニティでこそ可能になります。
そして、それが他のコミュニティとのネットワークを通じて、他のコミュニティに伝播していく、というプロセスを辿ると思います。この場合の「他のコミュニティ」とは、国外のそれも含みます。
そして、コミュニティ同士のつながりによって、新しい右脳文明が進化していきます。
ネット社会というのは、こうした文明の進化を加速させると思います。
つづく