今日は長崎に原爆が落とされた日ですね。
小学生の頃はこの日は毎年憂鬱でした。
夏休みなのに登校しないといけないってだけでも憂鬱でしたが、体育館の壁に貼られた写真を見させられるのが苦痛でした。
破壊され尽くした町並み、そこここにある黒い「何か」、痛々しく生々しい人々……
長崎で撮られた被害の写真を一枚一枚見ました。
今思えばモノクロで良かった。
カラーになったらどれだけ残酷で惨くてエグい壁になってしまっただろうと。
この辛い記憶と共に刻み込まれたのが、
「この原爆は本来福岡に落ちるはずだった」
「天気が悪かったから他の候補になってた長崎になった」
という先生の言葉。
私の地元は福岡で、この光景は地元だったかもしれない。お祖父ちゃんお祖母ちゃんだったかもしれない。
ゾッとしかしない話ですよね。
今、ロシアが原爆を使う可能性が高まってて、保有国の中国もキナ臭くなってきて、かなり危うい時代に入ってしまったと思います。
今一度立ち止まって自分たちが持ってる代物がどういう物か見つめて欲しいなぁと一般人ながら思う次第です。