Hello!リサです。
見に来てくれてありがとうございます!
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
本日は「今」無いものを欲しがり続ける習性についてのお話です。
誰の習性かと申しますと、エゴ(思考)の習性です。
皆さんはこのような言葉を聞いたことはありませんか?
“隣の芝生は青い”
これは、他人のものが無条件に良く見える心理を表していることわざです。
ですがこれ、「他人」だけではないことを知っているでしょうか?
“隣”ではなく「自分」の芝生すらも青いことを知っているでしょうか?
エゴ(思考)は「今」に無いものを常に欲しがり続けます。
“隣の芝生”を羨ましがるのは、その人は持っているのに自分は持っていないから起こります。
これは自分自身でも同じです。
自分自身が「今」持っていないものについて、エゴ(思考)は羨ましがり続けます。
たとえば「過去」には持っていたのに「今」持っていないもの…若さ、能天気さ、心の余裕さなどでしょうか?笑
そして「今」は持っていないけれど「未来」は持っていたいもの…お金、一生を共にするパートナー、ゆったりとした時間などでしょうか?
共通しているのは、どちらも「今」無いものを欲しがり続けています。
それが手に入ったら、芝生が青く見える現象は終わるのでしょうか?
あなたの望むものすべてが手に入ったら、この闘いは終わるのでしょうか?
たとえあなたの望むものすべてが手に入ったとしても、この闘いは終わりません。
それどころか「すべて手に入ってしまってツマラナイ」と平気でのたまうと思います笑
やはり「今」無いものを求め続ける訳ですね。
これこそがエゴ(思考)の習性だからです。
「今」あなたには欲しいもの、なりたい状況、願望があるかもしれません。
しかし、それがすべて手に入ったとしても。
欲しがるものが変わるだけで、「今」無いものを求めるというサイクルは変わることはありません。
延々とループしていきます。
それを分かった上で、欲しいもの、なりたい状況、願望を叶えて手に入れてください。
それをGETしても、ずっと幸せで居続けることはできません。
飽きます。別の何かが欲しくなります。
何かを得たり無くしたりすることで幸せになることはできない事に気付いてください。
エゴ(思考)の習性を「そういうものだ」と理解した上で事に当たってください。
そうでないと、あなたはそれを責めてしまいます。
何かを手に入れてまたは無くして、それが思ったような楽しさをくれない時。
それ、つまり相手や出来事や物が悪いせいだと思い込みます。
そして、「もっとこういう相手だったら今度は大丈夫だろう」とか「もっとこういう状況だったら上手くやることができる」とか言い始めたりします。
ですがそれは、また「今」に無いものを求めているのと同じです。
反対に言うと、「今」あるものは私達にとってどうでもよいのです。
特に有り難くもなければ、目新しくもありません。
そのどうでもよい「今」を思いっきり感じることです。
「今」無いものも手に入ればどうでもよい「今」となります。
ということは、いつもいつもどうでもよい「今」しか存在しないのです。
当たり前に呼吸できることに何の有り難みも感じないかもしれませんが、それは絶対的に必要で大事なことではないですか?
いい加減このループを断ち切っていきましょう。
それはすべて「今」無いからこそ素晴らしくみえているのです。
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