塾長です。
S&P500、5,297(-0.21%)
Nasdaq、16,698(-0.26%)
【米国市況】株反落、ダウ平均は一時4万ドル台乗せ-155円台前半 - Bloomberg
原油、79.37
10年債、4.3770
ドル円、155.3670
Bitcoin、65,309
4月 住宅着工件数、136.0万件(予想146.5万件)
同[前月比]、5.7%(9.2%)
4月 住宅建築許可件数、144.0万件(147.5万件)
同[前月比]、-3.0%(1.6%)
5月 フィラデルフィア連銀景況指数、4.5(8.2)
4月 鉱工業生産指数[前月比]、0.0%(0.1%)
4月 設備稼働率、78.4%(78.4%)
米住宅着工件数が予想下回る、許可件数は減少-ローン金利上昇響く - Bloomberg
米鉱工業生産指数、4月は横ばい-製造業の落ち込み響く - Bloomberg
米新規失業保険申請、1万件減少-前週はNY市学校の休みが影響 - Bloomberg
より変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は21万7750件と、昨年11月以来の高水準。
■メスター、ウィリアムズ、バーキン;
米地区連銀総裁、政策金利をより長く高水準で維持する必要性を指摘 - Bloomberg
NY連銀総裁、政策スタンスを変更する理由は今のところない-報道 - Bloomberg
米リッチモンド連銀総裁、インフレ低下には「もう少し時間かかる」 - Bloomberg
なし。
なし。
■Walmartなどが決算;
ウォルマート決算好調、通期予想を上方修正-高所得者層も引き付け - Bloomberg
ジョン・デービッド・レイニー最高財務責任者(CFO)は16日のインタビューで、来客数の増加などが売上高の伸びにつながったと指摘。売り上げ拡大に大きく寄与した高所得者層について、顧客がウォルマートに流れているとし、「従来はバリューを提供する小売店と考えられてきたが、現在ではバリューのほかに品質と利便性が加わった」と述べた。
+6.99%
■〆はBlackRock CIO of global fixed incom リック・リーダー;
ー株が歴史的な高さになっています。
・$110Bの自社株買いが認められている。Mag7を除いたS&P500企業の時価総額の平均は$65Bである。S&P500の平均的な企業を2社買えるということだ。世界的には、ニュージーランド株式市場の時価総額が$90Bである。私はMag7のうち4社を見たら、自社株買いが$320Bだった。IPOカレンダーは$30Bだ。株式市場はテクニカル的に圧倒的である。
企業決算では、消費者関連の売上は良くなかった。しかし利益はとても良かった。マージンを維持し、ソフトウェアを開発し、AIを実装し、とても感銘を受けた決算だった。
人々は過小評価している。株はテクニカル的にとても良い。S&P500の平均ROEは18、19%。感動的だ。
ーあなたは、株が4月に底だったとき、番組に出演しました。そのとき「株は上がる」と言いました。なぜ確信があったのですか?決算ですか?
・私は過去に学んだ。時には厳しい方法で。議論のあるところではあるが、テクニカルはファンダメンタルズよりも重要だ。巨額の自社株買いがあり、$9Tのキャッシュが横に置かれていて、通常の富の構築、サラリーや401Kなどがある。別の面もある。消費者は穏やかになっている(moderating)。しかし、ROEの持続、自社株買い・・・、こんにちの株式市場は、売上が・・・、名目GDPは4.5~5%で成長している。そこに営業レバレッジがかかり、素晴らしい決算となっている。株は上がると思う。マルチプルは高すぎるが。しかしなんとかするだろう。
ーどれくらいまで上がりますか?
・今年10~15%得られるか?というと、それはストレッチし過ぎだとは思わない。
ー10~15%がストレッチではない、と。企業利益のおかがですか?自社株買いですか?
・自社株買いがあり、企業決算は良いままだと思う。今年の後半は利下げがフォーカスされる。FEDは利下げする基準を引き上げているが、今年2回の利下げがあると思う。それがさらに株を押し上げる。全てを賭けろと言っているのではないが、バランスしたポートフォリオを組み、私は今後2年間株に強気である。
ーあなたは利下げが意味を持つと思いますか?
・私は企業を40年間みてきた。企業は金利に対して非常に敏感というわけではない。多くの企業は負債を返済し・・・、実際多くの企業は現金を持っていて、高金利から利益を得ている。景気循環的な場所、経済にはプレッシャーがかかっている、消費者など。しかし、企業はかつてないほど金利に敏感でない。市場はそれに反応している。金利がこの水準にあれば、株式市場は前進する(move along)。
ー高金利が長く続けば、企業は負債の重みに耐えられないという恐れがある。しかしあなたはその直感に反対して、ある意味高金利が良い方向に働いていると言うのですね?
・我々がどこから来たかと言うと・・・、WW2以来、公共セクターから民間セクター、家計や企業に移動した。そして低金利を続けた。金利は低すぎた。企業は負債を返した。
この番組をみて面白く思うのだが、人々が10年債金利は4%だ、4.5%でなければならない等と言っている。しかし(金利は)それほどのインパクトを持っていない。Mag7はフリーキャッシュフローから資本支出や研究開発を賄えている。借金はしているが、バランスシートを整えるためだ。
債券部門の責任者なのに、株を褒めちぎっているところがコワイ。
ということで、
・巨額の自社株買いにより、株価は上昇した。良い企業業績も貢献した。
・株にとって、テクニカルはファンダメンタルズよりも重要である。
・年後半は利下げがあり、さらに株価を10~15%押し上げる。
・S&P500に含まれるような大企業は借金が少ないので、高金利でも大丈夫。Mag7に含まれるような超大企業は、支出をフリーキャッシュフローで賄う事ができ、余分な現金から利益を得ているくらいだ。
だ、そうです。
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