お医者さんで出してくれる処方箋の使用期間って、交付の日を含めて4日以内って知ってました?それ、常識? 私、何故か2週間有効と思っていたのです。昨日、ホームドクターの先生のところに行って、いつもの高血圧の薬を出してもらったのですが、今日は忙しいから、薬局に行くのはまた来週などと思っていたのです。
一応念のためにと思ってググったら「4日以内」ということが分って、大慌てで薬局に行って、お薬をもらってきたのです。ドラッグストアのチェーン店系の調剤薬局は日曜日もやっているところがある様子ですが、私がずっと薬を出してもらっているところは、日曜日が休みなのです。危ないところでしたよ。
私がいつも飲んでいる薬って、特別に珍しいものではないのですが、どの調剤薬局にも必ずあるというものでもなく、「いつもの薬局」はもう馴染みになっているので、取り置きをしてくれていて、確実に入手することができるのです。こういう「相互信頼」みたいなものが大事なんですよ、何事も。
春のお彼岸の真っ最中、昨日(3/22)はお墓参りに行ってきました。家を14時前に車で出発し、お墓のあるお寺についたのが15時10分頃でした。もっと道が混んでいるかと思ったのですが、意外と空いていて、家を出る時間が遅くなってしまったことをリカバーすることができました。よかった。
それで、無数のお墓が並んだ墓地エリアに足を踏み入れた瞬間に「えっ」と思ったのです。それは、随分とお墓が無くなっていたからです。虫食いの様に、至るところにポツンポツンと空地があります。それで、改めて「お墓が無くなる」ことをググってみたのです。
「お墓が無くなる」理由をざくっと分けるならば、二つのことに集約されそうです。一つは「管理費を長期間払わずに管理者側に撤去される」というケース。私の場合、父母が眠るお墓は兄が管理費を毎年払ってくれているので、お墓が無くなってしまうこともなく、私は呑気にお彼岸やお盆にお墓に行くだけなのです。費用というのは1.5万円/年程度でしょうか。本来は費用の分担を兄に申し出るべきですが、父が没してからも15年程度が経過した今となっては、言い出せなくなっています。
管理費自体は1.5万円/年程度のことなので、払えないという人はいないものと思うので、お墓が撤去される判断ポイントは「未払いなので支払ってね」という連絡に対して、長期間応答がない、郵送物が宛名に届かないというところにあると思われます。つまり、管理費の支払いが「存在確認」という訳です。
それで、この長期間というのは「3年間」(場所によって違う?)らしいのです。実際には「3年間」経過後に即撤去という訳ではなく、官報に撤去の公告をした後に、それでも支払いがされない場合に、撤去されるということになるそうです。
気になるのは「撤去費用」(ですが、永代借地をしている人がどうにも連絡が取れない場合には、管理者側が支払うことになるものと思われます。とは言っても、これは他の人の管理費のプールからでしょうけれど。そうして撤去された後に、再度その場所は売りに出され、「次」の人のお墓ができる。勿論、その時にはお墓を建てるときに必要な費用(永代借地料など)が新たに管理者に入ってくるので、上手くお金が回っていることになります。上手くできたシステムです。
「お墓が無くなる」、もう一つの理由は、「墓じまい」です。これは今あるお墓を別のところに移すもので、お墓を処分し、お骨を別のところに新たに納骨することが必要になります。そもそもが親族がお墓に行くことができない、管理しきれない、されどそのままに放置してご先祖様を無縁仏してしまうことはできない… 諸々の理由があっての「墓じまい」であり、新たな納骨先では「永代借地」ではなく「永代供養」の契約を結ぶそうです。
私、誤解してましたよ、キレイさっぱり、これで「お墓を無くします」みたいなことが「墓じまい」だと思っていました。とんだバチあたりです
当然ながら、これにも相当のお金が掛かるので、「墓じまい」というのは金銭的な余裕がある人たち、自分が死んだ後に残されたものに面倒を掛けたくないという人たちの選択肢だったのですね。ヒトというのは、生きている間も、死んだ後もいろいろと面倒なものです。
それで、我家ではカミさんと自分たちが死んだ後には「樹木葬」がいいよね、なんて話をしているのです。けれど、これもただ「木の根元に埋めてね」なんて単純なものではなさそうで、それなりに費用や手間・手続きが必要であることが、今回、ググったら分かりました。しっかりと手を打っておかないと、死んでも死に切れませんよね。
ちなみに私が書いた「墓じまい」に関わる内容、鵜呑みにせずに、きちんと然るべきところで確認して下さいね。このエントリ内容は、あくまでも「私はこう理解した」という程度のことなので。よろしくお願いしまリス。
それはともかく、昨日はとても暖かな一日で、父母のお墓の前で、「もうすっかり春だねぇ」などとお喋りをしてきました。お墓参りというのは、私にとって大切な時間で、「正しい行先」の一つなのです。
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使わなくなってタブレットをカレンダー代わりに机の上に置いています。4月~3月周期のカレンダーのpdfファイルをどこぞのサイトから拾ってきて、このタブレットで表示させているのです。この周期で考えるならば、今年度も残すところ1週間と一日となりました。新しい一年のものに差し替えることにします。