この記事は2021年に
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毎日
ブログを書こうと
思うんですけど
億劫で
書きたい事は
たくさんあれど
書き始めるのが億劫で
ブログだけじゃない
何もかもが億劫で
せっかく書くのなら
誰かの為になるような事を
書きたいと思うけど
書けないし
何で書けないかと言えば
断薬して2年が経つけど
離脱症状が全然治らないからなわけで
そんな私が
誰かの為になるような
ブログを書けるわけがないわけで
でも
日々の何でもない事とかでも
良い様な気もして
自分もそういうブログに
救われたり
救われなかったりしたし
あぁ
今日もブログ書かなかったな
書きたい事あったのにって
そんな感じの毎日
頭の中では毎日
私は飽きもせず
色んな事を一日中考えていて
唐突だけれど
映画を観るのが
とても好きなのですが
離脱症状の急性期後
テレビを観られるように
なってから今日まで
(画面の眩しさに恐怖を
音にも恐怖を覚えて
テレビが観られなかったのです)
ボチボチと週に何本か
映画を鑑賞する日々を
送っています
元気な時から
映画館へ行くというよりは
レンタルビデオ店で借りたものを
自分のペースで
家で観るのが好きなタイプなので
本当の映画好きでは
ないのかもだけど
あと「元気な時から」って書いたけど
元気な時って言っても
精神科やメンタルクリニックで
処方されていた薬を飲んでいたから
いま思えば
全然元気なんかじゃないけど
もう
そこで人生つまづいちゃってたんだなって
今なら分かるし
で、映画
家で映画を観ていると
自分の過ごす世界とは
良くも悪くも
まるで違う世界へ連れて
行ってくれるので
現実逃避ができて
心が救われる時が多くあって
映画、ありがとう!
なんて思ったりするんですけど
映画を観てる時も
ストーリーに集中している反面
離脱症状の症状らしい
”ジッとしていられない病”
が出るので
頻繁にリモコンで
一時停止を押しては
テレビの前から離れたり
携帯を見たり
離脱症状は好きな事ですら
真っ向から向き合わせてくれない
映画を楽しんでるのに
頻繁に一時停止して
他のことをし始めるなんて
ホント普通に考えておかしい
それでも
最近は中座することが少なくなったし
集中できる時間が増えてきたから
自分でも気が付かない程度だけど
少しづつ良くなって
いってるのだと思う
こんな感じの
”普通に考えておかしい状態”が
山の様に現れるのが
離脱症状のなせる技だと
思っているのだけど
その症状って、本当に離脱症状?
私の場合は
原疾患のパニック障害の
症状なんじゃないの?
と誰か
誰だか分からないけど
誰かに言われそうだけど
断じて違う
もちろん
パニック発作を起こしたり
発作を起こす不安から
電車に乗れないなどの
元々と変わらぬ症状もあるけど
こんな風に
体と頭がおかしくなる前の私は
高いところが好きだったし
すぐに外へ出られない
閉鎖的ところも全然平気だった
高速道路が怖いなんて
踏切を渡って
向こう側へ行く事が怖いなんて
人が怖いなんて
ひとりで外へ出られないなんて
ましてや自宅から離れる事が
怖いなんて
そんな事はなかった
あ、
でも高い場所にあるお店に
恐怖を感じて行くのがイヤだった事や
体中に激痛が襲って
病院へ行った事も数回あるから
「断じて違う」
なんて言ってはいけないか
病院を変える度
薬が変わったから
その都度、都度の
離脱症状だった気もするけど
そんな私が
今は自宅(3階)や実家(4階)以外の
建物の2階以上へ行く事は
ほぼ出来ない
2階へ行くことや
フロアが広い建物に入る時は
すぐに外へ出られる事が分かる状態
自分のさじ加減で
その場から動ける状態が
確約されなければ
基本行かれない
自分が外へ出たい!
と思った時に
外へ出られる状態必須
外、安全
息が出来るから
そんな感じ
何これ変なの
こんな症状
元々なかったよ
「あそこは行かれない、ここなら行かれる」
これは
一から十まで行動を共にする夫や
時々会う友人と会う時の
行動も制限してしまう
本当はどこへだって
一緒に行きたいし
何も考えず楽しさだけを味わいたい
でも、行かれない
自分でも
なんでか分からないけど
怖くて仕方ないんだ
だぶん脳がバグってるから
仕方ないんだ
高い所から
景色を眺めるのが好きだったから
高層マンションの下の方の
景色ゼロの階に住む人の意味が
本気で分からなかったけど
いまは
私のような人もいて
世の中には本当に色んな人がいて
様々な事で悩んだり
苦しんだり
ツラい思いをしてる人が
いるんだなって事を
身を持って理解できるようになった
それは良かった事だけど
こんな感じで
人の痛みや弱みが分かるようになる前に
知らなきゃ
気がつかなきゃ
いけなかった事だと思う
でも
元気な時には分からなくて
当たり前なのかな
まぁ
何度も言うけど
私は本当の元気ではなかったけど
薬を飲んでいても
自分では至って
普通だと思っていたし
大きな発作が起こる事も
もう何年もなかったし
いわゆる「寛解」って
言われる状態が
ずっと続いていたから
自分は本当に普通で
鬱病の友人の状態を見て
大丈夫かな〜?と思ってたし
職場の鬱病の人の言動を見て
あの人ヤバイな…と
思ったりしてた
でも
私だって薬でごまかして
むしろ
年々自分で自分の事も
誤魔化しきれなくなってきてたから
傍から見たら
私の方がヤバかったのかも
時々ツイッター上に沸いて出る
『駅のエスカレーターの
片側を開ける必要なし。
歩く人危険!
歩いたらダメ!』論争
駅側も危険度や輸送力から
横2列に並ぶ事を
呼びかけているようだけど
その場から
一刻も早く離れたい私は
歩かないと怖くて仕方ないから
エスカレーターでも歩いてしまう
変でしょ
分かる、分かるよ
意味分からないもんね
だって
自分でも意味が
分からないんだから
でもね
自分でどうにも出来ない
こういう心や脳の問題を
抱えた人がいるのも事実
気持ちを分かって欲しい
というよりは
こういう事実がある事を
知って欲しい
なんて傲慢かもしれないけど
ツイッターでこの話題を見掛けると
毎度ツラくなる
まぁ現実は
どんな場所でもとにかく
階段を探すから良いけどね
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昨日の日曜日の夕方
夫の用事に付き合って
いつ振りか分からないくらい
久しぶりに
駅と駅ビルへ行きました
そう
みんなが普通に利用している
駅と駅ビル
今回
初めて行くその駅まで
家から小一時間
そこまでの移動は車
近くのコインパーキングに
車を止めて
2路線が通るその駅は
大きな駅ビルも2つあって
駅前は程よく賑わっていて
まずコインパーキングから
駅まで数分
歩けるか分からないけど
とりあえず歩いて
クリア
ここ数日の暑さより
過ごしやすい気温の中
バスロータリー上の広場で
しばらく人を眺める
良かった
落ち着いていられる
クリア
あぁ
広い空が気持ち良いな
先日の
鉄分を間違えた方法で
摂取事件から体調が微妙で
ずっと引きこもりだったから
たくさんの人を見たのが
本当に久しぶりで
そのたくさんの人たちはみんな
普通に歩いて
普通に買い物をして
普通に駅やバス乗り場へ向かっていて
もしかしたら
不安に押しつぶされそうになりながら
必死で歩いていた人も
いたのかもしれないけど
とにかくみんな普通に見えて
いいなーって
各々悩みはあるだろうけど
ひとりで普通に歩けるって
いいなーって
知ってる?
私、一人だったらここ駅前に
立っている事もできないんだ
夫が
「西口から東口へ移動したいんだけど
移動する通路歩ける?」と
気分も良かったし
とりあえず行ってみて
人混みの中
階段を登って
(エスカレーター、今は苦手だからね)
その先
東口の出口まで
100mくらいだったかな
たった100m
たったの、100m
怖い
体中が熱くなって
息が上手く出来なくなってきて
あぁこれはダメだ
残念ながらダメです
ダメみたいです
発作が、発作が起きてしまう
周りを見ないようにしながら
夫につかまりながら
慌てて通路の外へと向かう
一気に体に熱がこもってしまい
落ち着く為に
駅ビルの外から出入りできる
パン屋さんへ入って休憩
”外へすぐ出られる
お客さんのいない
パン屋さんで休憩”
夫はアイスコーヒー
私もコーヒーを飲みたいけれど
カフェインが発作を
誘発してしまう可能性が高いので
ここで飲めるものは
オレンジジュースか
マンゴージュースの二択
甘いパンを2人で分けて食べて
それが凄く美味しくて
あぁ、幸せだな
危険回避だったけど
外でお茶するなんて
幸せだな
二択のうちから選んだ
マンゴージュースは
よくアジア料理屋さんで出される
マンゴージュースと同じ甘さで
あぁ
タイ料理さんとか
外食したいなって
不安な事とか考えずに
気楽に友達と
その辺で待ち合わせしたりして
ご飯食べに行って笑いたいなって
いまはコロナで制限があるから
元気な人でも
気楽に行かれないけど
仕事帰りにルミネに寄って
7階だったか6階の本屋さんで
マンガも本も雑誌も買って
ルミネカードの割引きの期間だから
下の階の洋服屋さんや
雑貨屋さんも見て
今日は地下の成城石井で
30%オフになってるお惣菜でも
買って帰っちゃおう
そうしよう
なんて事のない
そんな過去の日を
定期的に思い出す
私はたくさんのものを
失ってしまった
大袈裟に聞こえるかも
しれないけれど
本当にたくさんのものを
離脱症状によって失ってしまった
今が幸せじゃないわけじゃない
むしろ
離脱症状急性期の
恐怖しか存在しない
地獄のような日々を思えば
生きているだけで幸せ
だけど
普通とは言い難い日常に
何で自分がこんな事になってしまって
こんな毎日を送らなくては
いけないのか?
果たしてこのままで
生きていく意味はあるのか?
と時折
心も体もほとほと
疲れ果ててしまうことがある
昨日は
パン屋さんで体を冷やして
落ち着いた後
少しお店を見ることが出来たので
忘れていた
それらの楽しさをに心が踊り
その反面
こんな普通の事も
出来なくなってしまった自分の事を思い
「あぁ、もう終わりにしたいな」
という考えが心に浮かんだ
振り返ると私は
20年弱の服薬のうち
だいたい10年でその効果が薄れてきて
頓服を毎日
複数回飲むように
なったりしていたから
今40代で
頑張って80代まで
生きることができたとしたら
10年毎に薬の量を増やして
あと大雑把にカウントすると
あと4回薬の量を増やして
普通に過ごせるなら
それも選択肢としていいんじゃないか?
こんなに
体と頭が壊れてしまった今さら
何かしらの薬が効けばの話だけど
いや、いまはまだやらない
このブログを書き終えるまでに
途中でクッキーを焼き
また書き進めて
ご飯を作り
シャワーを浴び
ごはんを食べて片付けをして
明け方まで床で寝てた
いまは
次の日の午後
コラボインスタライヴを
見た午前中
自己肯定感に始まり
涙と笑顔が溢れる
素敵な言葉が行き交う画面を見て
よし、と気持ちが前を向いた
大丈夫、私は元気です
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nekomura-benzodanyaku.hatenablog.com
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