これチャチャッと記事にするようなテーマではないと思いましたが、私の感想として少しだけ書かせていただきます。
先日他の方のブログ記事を読んでいる時にたまたま出てきた自動広告にタイトルのようなものがありました。
広告をクリックしなかったし、その後消えてしまったので正確には憶えていませんが次のような感じ。
「脳性まひ・自閉症への臍帯血による治療が始まっています」
とても衝撃でした。
そしてこんな胡散臭い広告がでるのか?とも思いました。
私のこれまでの考えでは脳性まひや自閉スペクトラムなどは治るというものではないと思っていたから。
でも気になってその後ググってみました。
これまで身近な環境に脳性まひの方がいらっしゃった時期もありますし、何といっても私の娘がASDの診断を受けているということもあり、私なりに考えたり悩んだり学んだりしてきましたからね。(娘のことは本人が読むかもしれないことを考えてこのブログに色々書くことは控えていますがあえて今回はお伝えしました)
まだ治療が始まって効果が確認されているというわけではなさそうですが、胡散臭いものではなく、効果が期待されて研究が進んでいるという印象を受けました。
どんどん色んな記事が出てきます。
臍帯血といえば白血病の方への治療へ有効ということは知っていて、骨髄バンクに登録して移植に協力するというのは日常生活の中でなかなかハードルが高いけれど、出産時の臍帯が活かされるなら良いなと思い、妊娠中に調べたことがあります。
もう20年以上前の話で、私が出産した病院は2か所とも残念ながら対応していませんでした。(現在の情報はこちら⇒政府広報オンライン)
公的に保存された臍帯血は自身のために使う事はできません。
今回の臍帯血については自身の生まれた時のものを私的機関に長期保存しておいて必要な時がくれば利用するような感じなので、保存の技術や安全性、料金的な事、またそれが必要な時がくるのかといった様々な問題もあります。
とはいえその人の生涯にわたって大きな影響のある脳の機能が改善する可能性があるとしたらそれは大きな希望でもあると思います。
また臍帯血はそれ以外の色々な病気に有効なこともあるようです。
⇩※以下の記事中下部の「国内外の研究状況」をご覧ください。
これからこの分野がどう進んで行くのか注目していきたいと思います。