カサンドラな私の熟年離婚

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義叔母は火葬場へ行くのか?

前記事からの続きです。⇩

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いつも振り回される義叔母の話。

ここからが本題です。

 

葬儀前の打ち合わせで、火葬場はとても混雑していて立ち会う人がそろったらすぐに最後のお別れの儀式?をして炉へという流れとなるため、みんな揃って到着するようにと言われていました。

 

大勢乗れるバスなどはお願いせずに(50,000円でした)車数台に分かれて向かう事になっています。

なので火葬場でチェックするため車の台数が何台なのかを聞かれました。

 

最終的な人数が決まっていないため、確認して葬儀の始まる前までに伝えることにしました。

 

他の方にも確認しましたが、もちろん義叔母にも火葬場に行けそうかを確認しました。

 

すると義叔母は

「私は骨は見きらん(見られない)のよ。骨を見たのはダンナの時だけ。父の時も母の時も骨は見とらんのよ。」

と言います。

 

まもなく80歳になろうとしている義叔母。

前日のお通夜の時もお疲れでずっと横になっていたし、葬儀場でもいつものように気だるそう。

 

なので「身体もきついだろうし、無理して火葬場まで来なくて大丈夫よ」

と伝えました。

 

すると

「いや昨日たくさん寝たから身体は疲れてないの。

大丈夫。火葬場には行くわよ。

でも骨は見きらんからね。」

と言います。

 

ハッキリ言って火葬場には来るけど収骨には立ち会わずに別行動をする高齢者に来てもらうのは困るわけです。

その間どこに居てもらえば?

 

でも行くというので人数に入れました。

 

そして誰がどの車に乗るかを割り振って台数を計算し葬儀場の担当者に伝えました。

 

葬儀が終わり、私は母と一緒に霊柩車で火葬場に向かいました。

 

その後、4台の車が火葬場に向かって同時に出発するわけですが、私がミスをしました。

 

打ち合わせの時にこう言われていました。

「1台がコンビニに寄って遅れて到着するとかいったことがないように」と。

それをみんなに伝えるのを忘れていたのです。(まさかそんなことがあるとも思ってなかったし)

 

でもその話はパートナーさんも一緒に聞いていたのです。

なので葬儀場を各車が出発する時に義叔母を乗せた従弟がパートナーさんに

「〇叔母さん(義叔母)が火葬場には行かないから家まで送ってくれと言ってるから送ってから行く」

と言った時にそれはダメだと言ってくれたら良かったのに(仕方ないなあ)と思ったそうで言わなかった。

 

義叔母の家は葬儀場から火葬場へ向かう途中にすこしまわり道をすれば行けるところにあります。

 

なので送るだけなら10分程度の遅延で済んだかも知れません。

 

ですが義叔母はせっかく車だからと私や他の人にあげたいお花を知り合いの所で購入するから寄って欲しいと言って途中で買い物したそうです。

 

なのでかなりの時間のロスになってしまいました。

 

その車には母の妹である叔母とその息子、そしてうちの娘のメイが同乗していました。

 

火葬場で他の車の到着を待っていた私に「1台行方不明」との連絡が入りました。

 

「え?はぐれた?」

と思ったらパートナーさんが「◆くんが〇叔母さんを送って行って今どこにいるか分からない」というのです。

 

火葬場の人からは「まだ揃わないのか」とワーワー急かされます。

 

娘に「今どの辺?」と電話しても答えの範囲が広すぎてまもなく到着するのかどうか分かりません。

運転している従弟にあとどれくらいかかりそうか聞いてもらうと「3時までには着く」と言いますが、まだ20分くらい先。

 

5分なら火葬場の人にお願いしてみようと思いましたが、20分は無理です。

 

その車を待たずに最後のお別れをし母は炉へと運ばれました。

 

それから10分ほどで娘たちは着きましたが、母の妹、甥、孫娘は立ち会えなかったことになります。

 

これは私のミスでもありパートナーさんのミスでもありますが、行くと言ったのにやっぱり行かないという。

その上みんなが火葬場に行くという状況なのに自分を家まで送れと言う。

ついでに良かれと思ってでしょうが花を買いにも行く。

 

あとになって思えばとりあえず火葬場まで来てもらって骨が見たくないのなら収骨までの時間に送って行けば良かったのです。

 

まあ、火葬場での食事も無駄になったりしましたし、今回も本当にみんな振り回されて今度という今度は私も怒りが湧いてしまいました。

 

本人は迷惑をかけたなんてこれっぽっちも思っていません。

火葬場がそんな流れ作業的に進んでいると知らなかったから仕方ないのかも知れませんが。(私が怒る資格はないのでしょうね)

 

 

その後もやれやれのエピソードがありますが、それはまた別の機会に。