2024年はカカオ豆の相場が大暴騰しています。
カカオ豆先物が過去最高値、供給が不足-チョコレートなど値上がりも
2024年2月8日 21:46 JST
ニューヨーク市場で取引されるカカオ豆先物が上げを拡大し、過去最高値に達した。供給不足が背景にあり、チョコレートなど菓子類の値段を一段と押し上げる恐れがある。
世界需要の大半を供給する西アフリカが天候不順に見舞われ、カカオ豆先物の価格は過去1年で2倍に上昇。例年より早い雨期が作物の病害を広め、収穫が遅れた後に乾期が到来し、生産はいっそう減少する恐れもある。
菓子類の価格は既に上昇している。チョコレートメーカーでは原料備蓄が底を突き、コスト上昇を価格に完全転嫁するようになるため消費者にとっての最悪期はこれからだと考えられる。価格上昇は一部の農家に生産拡大を促すものの、新たな木が豆を実らせるまでには数年かかり得る。(略)
Bloomberg
米国ココア先物相場
2024年1月からものすごい勢いで相場が上昇しています。
暴騰の理由
カカオ豆の主要生産地であるアフリカ諸国での天候不順による生産量の減少が主たる理由です。生産量世界1位と2位のコートジボワールとガーナでそれぞれ生産量が前年比3~4割減少しています。
また産地では病害虫などがまん延し、カカオの木が枯れてしまったりうまく育たなかったりする事も収量が減少している理由のようです。
カカオの木は植えてから実をつけるまでに数年かかりますので、相場高騰は長引く恐れがあります。
今後のチョコレート価格について
現在国内で流通しているチョコレート原料は数か月前に輸入されたものが大半です。したがって高値の原料はほとんどがこれから輸入され国内に流通してきます。私たちが食べるチョコレートにはカカオ以外にも砂糖、粉乳、油脂など輸入原料が多く配合されています。そのほとんどが為替の影響も受けますので今後チョコレートの値上げは避けられないでしょう。
需要期であるクリスマス、来年のバレンタインには値上げされたチョコレートが並ぶ事になりそうです。
メーカー側の対策としては商品の内容量を減らす動きが加速しそうです。また商品構成を見直して高カカオ商品のラインナップを減らす(準チョコレート商品を増やす)、あるいはチョコ以外の素材などと合わせた新たなチョコレート商品の開発も求められます。
チョコレートは産地を守る活動(フェアトレードなど)も増えてきており
今までの価格が安すぎたという意見もあります
今のうちに買いだめするしかないかしら・・・
あの~、、、家にあったら食べちゃうでしょ?
じゅるり♡
我が家では買いだめもできなさそうなので、優待品を活用する予定です。(不二製油、モロゾフ、名糖産業、正栄食品工業など)
優待品の内容が変更になったらどうしましょう。。。
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