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季節の変わり目、フワフワめまいの原因は、自律神経?血圧異常?更年期? 私が試してみたこと19選

photoACより引用

こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。

 

2月初めから3月中旬まで、起床時のグルグルめまいと、日中のフワフワめまいに悩まされていました。

 

NZオークランドの今年の夏(2月ごろ)は、比較的蒸し暑い日が続いたので、初めは夏バテかなと軽く考えていましたが、めまいの他にも、肩のコリ、手足の冷え、視力低下などの症状が顕著に現れ、ただ事ではないなと感じました。

 

グルグルめまいは、長く続く事はなく、その時だけじっとしていれば20秒くらいで治りました。

 

フワフワめまいは、1日置きくらいに症状が出て、症状が出ると長時間続き、ふと気がつくと夕方には治っているという具合でした。

 

仕事にもジムにも、何とか通える程度でしたが、車の運転は怖いと思う時がありました。

 

動体視力というのでしょうか、動いているものに視点をフォーカスできず、意識を集中しようとすると、頭がぼーっとしてしまうのです。

 

一般道路でゆっくり運転するには問題ありませんでしたが、高速道路を運転中に、目の焦点が合わず、手に汗握るほどの危険を感じたので、しばらくの間、高速道路の利用は控えて過ごしました。

 

脳の障害なのでは?と考えれば考えるほど、恐怖に陥りました。

 

そんな状況でしたが、自分なりに色々試して、これらの症状を改善する事が出来ましたので、皆さんにシェアします。

 

最近体調がすぐれないと感じている人がいれば、試してみる価値はあると思いますよ!

 

 

1、血圧チェック

めまいが起きるようになってから、血圧を毎日計測するようにしました。

もともと低血圧ですが、加齢とともに高血圧になる人も多いと知ったからです。

2週間ほど記録をとり、血圧の平均が115 / 90mmHg(収縮機血圧 / 拡張期血圧)だと気づきました。

血圧の正常値は、家庭で測定した場合、125 / 75mmHg以下ですので、血圧の下(拡張期血圧)がかなり高いという事です。

 

これは、いわゆる高血圧

この半世紀、ずっと低血圧でしたから、目から鱗です。

 

心筋梗塞や脳梗塞のリスクがあるので、旦那さんが知らぬ間に病院(GP)の予約をしてくれましたが、普段の生活には支障がなかったので、もう少し様子をみたいと言いました。

 

2、エクオール

更年期世代のゆらぎ女子なので、イソフラボンを多く含むエクオールを摂取し始めました。

 

3、命の母

日本で買ってきたものの、飲んでいなかった小林製薬の「命の母」、ホルモンバランスによる自律神経の不調に効果がある和漢生薬とのことで、摂取する事にしました。

 

しかし、飲み合わせが悪かったのか、胃痛があったので、命の母はストップしました。

 

4、納豆・枝豆・アボカド

納豆、枝豆、アボカドを意識して食べるように心がけました。

 

更年期の女性では、血圧の下(拡張期血圧)が高くなる傾向があるという記事を見つけました。まさに、私がそれです。

 

エストロゲンの減少で、自律神経が乱れ、拡張期血圧が高くなる原因の1つなのだそう。

 

カリウムを多く含む野菜や果物は血圧を下げる効果もあるので、記事の中ですすめられていました。

 

5、睡眠の質を改善する

私のスマートウォッチによると、7〜8時間は眠った事になっていますが、旦那さんのいびきが気になって 1時間置きに目覚めていた事もあり、睡眠の質は良くないと自覚していたんです。

旦那さんには悪いですが、別の部屋で寝てもらって、ひとりで就寝する事にしました。

すると、途中で覚醒せず、3〜4時間は継続して眠れるようになりました。

さらに3時間ほど眠って、朝を迎えると、「熟睡できた」という実感がありました。

 

それでも、身体を起こす時には、15秒くらいグルグルめまいがありました。

 

6、朝ヨガ

ジムに行ったり、テニス・バドミントンなど運動はしてる方なのですが、身体はガチガチで柔軟性がないので、全身のほぐしという意味で、超ビギナー用のヨガを始めました。

朝は忙しいので、20分のところ、15分くらいでやってます。

 

AYANOさんのビギナーヨガ (⬇️Youtubeリンク)

https://www.youtube.com/watch?v=ury7OgcjT2g

 

派手な動きがないものの、血行が良くなっている事を実感しました。

 

7、朝散歩

休日は旦那さんが朝散歩に誘ってくれました。

我が家から、マウント・イーデンに登って戻ると80分。

ちょっと身体に負荷がかかる感じがちょうどいい緩やかな坂道を登り切ると、山頂からの景色が清々しいです。

写真は朝焼けです。

朝日を浴びてセロトニン(幸福ホルモン)の分泌を活性化できるので一石二鳥。

 

8、長袖コットンTシャツで就寝

2月のオークランドは熱帯夜が続いていたので、窓を開け放して寝ていました。

朝夕の寒暖差が激しいため、朝目覚めると、腕や脚が冷え切っているのを感じました。

 

こんな時、ガーゼのパジャマあればいいのでしょうね。

ですが、持っていないので、とり急ぎ、身体が冷え切らないよう長袖のTシャツでカバー。

汗で湿った肌の表面から冷えていくんだと思います。

 

9、朝食をとる 

16時間断食ダイエット(ファスティング)をしていたので、朝は抜きで、昼の12時から夜の8時までに食べたいものを食べるという生活をしていました。

 

ところが、めまいがある日に、朝食をとってみたら、症状が和らいだ気がしたので、ダイエットは中断することにしました。

 

バナナとブルーベリーはカリウムを多く含み、果物の中でも優等生。

まさに私が必要としている成分なので、バナナとブルーベリーを無糖ヨーグルトに入れて食べる事にしました。

 

バナナはセロトニン(幸福ホルモン)を作るためのトリプトファンやビタミンB6が含まれていると知り、バナナを食べるだけでハッピーな気分になりました。(単純な私。笑)

お通じにも良いので、さらにハッピー。

 

10、入浴・フットバス

真夏なのに、なぜか身体の芯が冷え切っている気がして、入浴を心がけるようにしました。

日本では当たり前の入浴、こちらで生活していると、ついシャワーで済ませてしまう事がほとんどです。

NZではバスタブがない家も多いところ、せっかく我が家にはバスタブがあるので、有効利用しなくちゃと思い、半身浴をやってみました。

身体の芯が温まり、血液の循環が良くなったように感じました。

 

入浴の時間がない日は、バケツにお湯を張って足浴するだけでも、身体が温まっていくのを実感できました。

 

11、安心環

これは足首に着用するバンドのようなもので、遠赤外線で「三陰交」というツボを温めます。

 

トルマリン、チタン、シルバー、プラチナなどの超微粒子を練り込んだハイテクバイオ素材なのだそう。

 

真夏とはいえ、ワイドパンツなどで足元スースーしますから、安心環を着用してました。

(冬は「まるでこたつソックス」を着用しています)

安心環というネーミングもいいですね。

ここで買えます。

 

12、ベッドと枕を柔らかいものに変更

7〜8年前、マットレスを買い替えたときに腰痛があったので、硬めのマットレスを選んだのですが、最近になって、好みが変わったのか、少し柔らかい方が快適な睡眠ができると気づきました。

 

朝、肩こりがひどく感じるのは、もしや、硬いマットレスのせい?

疑ったところで、そう簡単にマットレスを買い直すには行きません。(お高いですから)

 

マットレストップと呼ばれるマットを、Briscoesで200ドルくらいで買ってみました。

既存の硬いマットレスの上に乗せるだけ、柔らかいベッドに早変わり。

ついでに枕も柔らかいものにアップデート。

睡眠の質が向上したのは言うまでもありません。

 

13、姿勢

少し巻き肩の傾向があるので、なるべく肩甲骨の寄せて背中の筋肉を動かしたり、肩を広げて良い姿勢を保つよう心がけました。(ふと思い出した時にやってました)

 

14、生姜

温活って事になりますね。体内から温めようと思い、生姜を頻繁に食べました。

その中で、これが美味しかったので紹介。

シンプルに、湯豆腐にこれだけで、満足できます。

 

15、頭の位置を少し高くして寝る

www.nhk.jp

私の父が、数年に1度、「耳石が動いた」と言って、ひどいめまいを起こすことがありました。

なので、三半規管がめまいに影響している事も疑い、上のNHKの記事に書かれているよう、同じ方向で横向きに寝ない、寝返り運動を行う、頭の位置を高くして寝るなどを心がけました。

 

16、デジタル・デトックス

フワフワめまいがある日は、メガネをかけても、パソコンやスマホの文字や目が見えにくかったので、家ではスクリーンを見る時間を減らすよう制限しました。

 

視力の低下が顕著だったので、メガネを作り直す必要があるかもしれないと思っていましたが、今思うと、極度な首のコリで神経を圧迫していたのかなと想像します。

 

17、深呼吸

基本中の基本ですが、とにかく、脳に酸素が回るように深呼吸。

鼻から息を吸って、一旦止める、その後、口からゆっくり息を吐きます。

一旦止めるのがポイントのようです。

 

日中も、眠る前も、思い出した時に、深呼吸をしています。

 

18、耳まわりのマッサージ

たくさんある自律神経を整えるための動画の中で、即効性があると感じたのは、耳まわりのマッサージでした。

暇さえあれば、耳を上に引っ張ったり、前に倒したり、グルグル回したりしています。ほんの数分で血行が良くなった事を実感できます。

耳たぶの後ろの窪んだところを軽く押すのも効果的でした。

 

首のこり、肩こりを感じてる人は是非やってみて下さい。本当に楽になります。


www.youtube.com

 

19、カッピング(吸い玉)

知り合いの中国人が鍼灸院をやっているので、スポーツなどで身体の故障があるといつも彼女に診てもらっていました。

 

彼女に治療してもらうと、身体のコンディションが「整った」と実感できるのです。

 

今回、肩こりごときで伺っても良いものか迷いましたが、めまいも辛かったし、血圧も異常だったので、そのあたりも相談もしつつ、カッピングをしてもらいました。

 

カッピングとは、ガラスのカップを用いて皮膚を吸引する治療です。滞った血液や老廃物を流し、血行改善や疲労回復を期待できます。

 

その結果、「整いました!」

 

最後に

現在は症状が改善し、めまいは無くなり、血圧は正常値に戻りました。

 

正直、何が原因だったのか、試した中で何が良かったのか、どれに劇的な効果があったのかは分かりません。

 

肩こりを解消したこと、温活したことが、血液循環を促進して、症状の改善に繋がったのは間違いなさそう。

 

今回、自律神経、血圧異常、更年期について、調べるよい機会になりました。

 

その中で「ストレスを溜めない生活」を心がける、という言葉をよく見かけたのですが、それってどういう生活なのですかね。そこが難しいところ。

 

ストレスは知らない間に溜まってしまうし、気付かぬ間に自律神経がやられてしまう事がほとんど。

 

今、家族関係や職場環境にストレスを感じていないので、私の場合、不眠による自律神経の乱れか、更年期によるホルモンバランスの乱れだったのかも知れないです。

 

とにかく、自律神経を整えるのは、とても重要なことと気づけてよかったです。

 

最後の最後に、どうして病院に行かなかったのか疑問に思った人もいるかと思いますので、その理由を書きます。

 

病院(GP)の予約はしていましたが、早い段階で血圧異常に気づいたので、これでは降圧剤を処方され、一生その薬を飲み続けることになるだろうと想像し、それを避けたかったからです。

 

はじめは体調不良の症状を言語化できなかったので、それなら血圧を毎日測ってデータをとりモニターして、普段の生活に支障が出たらデータを持って病院に行こうと思っていました。

 

改善して本当に良かったです。健康第一と改めて思い知らされました。

 

長いストーリー、最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

それでは、皆様も元気にお過ごし下さいませ。