昨日のこと・・・

突然妹から電話があり、

 

「今、健康診断の最中なんだけど、

 これが終わったら一緒に寒川神社に行かない?」

 

と言ってきたので、

それで急遽、寒川神社に行くことになりました。

 

 

 

 

妹には年の離れた2人の息子がいますが、

2人とも生まれつきの疾患があり、

上の子はだいぶ大きくなっているため、

徐々に妹の手を離れつつありますが、

下の子はまだまだ妹が手をかけてあげないとならない年齢のため、

毎日ある発作のような症状に母子共に振り回され、

子育て奮闘中なのです。

 

とは言え、

決して不幸というわけではなく、

恵まれていることが多分にあり、

妹もそのことはわかっているのですが、

でも、親の立場からすれば、

順番で言えば自分が先に寿命を迎えるわけですし、

そうでなくとも、

子供たちの人生を最後まで面倒を見てあげられるものでもないわけで、

心配は尽きないわけです。

 

そんな妹は

少し前から寒川神社に行きたいと言っていました。

 

寒川神社は八方除けで有名な神社でもあり、

自分たちの状況が八方塞がりというわけでもないんだけれど、

でも、辛いし不安なので、

ご利益を賜りたい、という気持ちだったようです。

 

 

急遽行くことになったため、

私も妹も御朱印帳を持っていくのを忘れてしまい、

貼るタイプのものを購入しました。

 

値段は決まっていないため、

気持ちで良いということでしたが、

皆さんはだいたい300~500円くらい置いていかれますと言っていたので、

500円玉がちょうどありましたし、

それで御朱印を頂いてまいりました。

 

普段はとても混む神社のようなのですが、

私達が神社に到着したのは14時半くらいで、

神社参拝としてはあまり理想的とは言えない時間ではあったものの、

(一般的に神様の力は太陽の上り下りと連動しており、

 陽が高いうちに参拝するのが理想と言われています。)

参拝後は「来て良かった!」と思える気持ちになりました^^

 

 

せっかくだからおみくじを頂いて帰ろうか、という話になり、

姉妹で八方除おみくじを購入しました(100円でした)

 

私のおみくじは写真だと表面しか写していないのでわかりませんが、

裏面がうっすらと赤いおみくじで、大吉でした。

でも、妹は裏面がうっすらと青いおみくじで、吉でした。

 

私は吉でも全然悪くないと思うのですが、

妹は吉だとわかると、

まるで凶だったかのようにガッカリし、

とてもネガティブな口調で

 

「金運は◯◯なんだって。健康も◯◯なんだって。」

 

と、どれも気をつけさえすれば大丈夫、

という感じのことが書いてあったのにも関わらず、

すごい嫌だ・・・みたいな感じで、

境内の一部におみくじが沢山結ばれている場所があるのに目が止まり、

「結んで行こうかな・・・」と言い出したので、

私は反対しました。

 

これはあくまで私の考えなので、

絶対そうすべきとか、私の考えが正しいとか、

そいういうものではないですが、ただ、

おみくじというのは、

普通は参拝後に神様からのお言葉として購入するものなので、

もしそれが大凶であったとしても、

神様からいただいたありがたいお言葉ですから、真摯に受け止め、

日を改めて何度もくりかえしおみくじに書いてあるお言葉を読み返しながら、

その後、自分は神様からいただいたお言葉を実践できているだろうか・・・

注意されたことを忘れずに実行出来ているだろうか・・・と

確かめながら日々を過ごすのが良いのではないかと思っています。

 

そんな風に私は思っていますが、

ある日、スピリチュアルカウンセラーの江原さんが

私とまったく同じことをおっしゃられていたことがあり、

だから、おみくじを結んで帰るというのは

あまりおすすめしないというようなことをおっしゃられていたんですね。

 

そのことを思い出し、

妹に話しましたが、

「姉さんは大吉だったからそんなこと言うんでしょ」

みたいなことを言われ、

そうじゃないのにな・・・と内心で思いつつ黙りました。

 

私は、たとえ大凶でも結んで帰りません。

まして、吉だったなら、充分ありがたいじゃないですか。

私は、大凶を引いたことも何度かあるのですが、

長い人生ですもの、大吉の日もあれば大凶の日もありますよ。

 

打つ手もなく、やりようがない状態であれば、

本当に不幸ですが、

こうすると良いよ、ああすると良いよ、という感じで、

苦しくても、辛くても、何らかのやりようがある状態があるのであれば、

救いがある、ということなのですから、

充分にありがたくて幸せなことじゃないでしょうか。

 

そういう感謝の気持ちが感じ取れなくて、

少し悲しい気持ちになりましたが、

結局妹はおみくじを結んで帰るようなことはせずに

持ち帰っていました。

 

現段階で、打つ手もやりようもある状態にいながら、

だけど、不安で辛いと妹は思っていて

救いを求めて寒川神社を頼ってきたわけですから、

それで吉か・・・みたいな気持ちになったのかもしれないですね。

私が大吉でなければ、また違った気持ちになったのかもしれませんしね。

 

私のおみくじは大吉でしたが

「感謝の気持ちを忘れず、

 明るい態度で接することがさらなる幸運を招く」と書いてありました。

 

当たり前の日常を当たり前と思わず、

今日もこうして色んなことを考え、想いながら、

この世界にいられることに感謝しながら生きていこうと

改めて思いました。