ユキノシタが最強。

何が最強なのかというと


今夏の灼熱地獄には日陰で飄々と耐え、


秋になり涼しくなったらみるみる成長し、


ランナー(蔓みたいにのびているもの)から、

小さい子が沢山増えてきています。

【雪ノ下】と銘打つからには、

雪の下でも、強く生きるイメージがありますが、

とにかく暑さにも、俄然強い。


葉っぱを、すり潰した汁は、民間療法で火傷や消炎、解熱、解毒等にも効くとされています。

春先の「五月病」や「プチ鬱」のような、
気怠い気持の時にも、

葉を食べると良いと
聞いたことがあります。


食べ方としては、
大きくなった葉っぱを、


摘んでからさっと茹でて、かつを節をかけて、お浸しにしたり、胡麻和えにしたり、


裏側だけ片衣をつけて、見目よく天ぷらにしたり、
玉子とじにしたりと、


よい意味で、まったく無味無臭、

癖がない食材なので、

アイデア次第で、

山野草のお料理にすることができます。

味を感ずるとすれば、

若干の苦味か。


元々、お山の湧き水の湧いてくる岩場のような、

清らかな場所に生息する山野草です。

自宅で育てる場合は、

日陰で、やや(いや、かなりでも)湿り気のある土が、適します。

時期的にはやっぱり春によく育ち、

花も梅雨前か、梅雨時位に、可愛く咲きます。


 

 



 

 



 

 



 

 



 



漢方薬として利用される場合、


『虎耳草』(こじそう)


『石荷葉』(せきかよう)


とも言うそう。


 




 





今年の春に、苗を買ってプランターに植えて、

ベランダで管理していましたが、

約半年、

他のどの植物より、

剛健でした。


一週間位、お水をあげていなくても、

日に当たらない場所であれば、

枯れもせず、元気でした。

(陽に当たると、葉は黄色みがかります)

UMAくんクローバー


冬は、どんな姿を見せてくれるか、

今から楽しみです。