愛犬の誕生日に思うこと

こうして

ふわふわな布団とまくら

毛布が大好きな

全く吠えないかのんとの暮らしが始まったのです

(かのんは観音様(かんのん)からインスピレーションを受け取っただんなさんが付けてくれた名前です。)

ダックスは吠える

しかもよく吠える

声も通るしデカいのです

一方かのんは

まーーーーーったく吠えない

ピンポーン

このインターホンの音

犬あるあるだと思いますが

ほとんどみんな吠えますよね？？？

かのんは全く吠えないので

この違いって一体

ほんとに驚いたのを思い出します

ちなみに今も全く吠えません

数ヶ月に1回

ちょっと声を出す程度

焼き芋を目の前にした時は

"食べる"と(言って)

吠えますが、そんなもんなんです

犬種や個体差によって

いろいろあるんだなー、なんて

キャバリアは基本的にとても温厚で攻撃性が一切なく

子供やお年寄りとの

ゆったりした生活に向いている

なんて言われています

赤ちゃん大好きなかのんは

姪たち全員の成長にいつも寄り添い

赤ちゃんのにおいを嗅いでは

嬉しそうに側に座ってニコニコしていました

心臓が弱く

僧帽弁不全など

心疾患が心配される犬種でもあるのですが

かのんは今のところそれらの兆候はなく

元気に過ごしています

健康でいてくれるのはありがたいこと

なのですが

この犬種はとーっても食いしん坊なため

拾い食いによる命の危機も経験しました

どこかの公園で

桃の実を飲み込んでいたらしく

手術は無事終了

しばらく入院したのですが

その間

みんなに可愛がってもらっていたようです

吠えないし人が大好き

そして食いしん坊なかのん

歩行具合などの様子見と

おトイレのためちょっと外に出た後は

自らこのケージの中に戻って行き

お利口にしていたそうです

お預かりの子や

経過観察中の他の子のご飯を用意していると

トコトコと寄ってきて

「私もたべるよ」と言って尻尾を振っていたとか

喉元過ぎれば熱さを忘れる

とはまさにこの事

拾い食いで死にかけたのに

ご飯食べるよー、って...

でもこれはほんとに

飼い主の不注意でもありますから

かのんと共に深く反省し

現在に至ります

かのんとは

たくさんの登山も経験しまし

これは三峯神社の奥宮に行った時の写真

その他にも

筑波山とその周辺の筑波連山全制覇

榛名山と榛名神社など

結構アクティブなキャバリアです

お風呂は大キライ

いつも情けない顔をしていますが

入らない訳にはいかないので仕方ないね

最近はすっかりカート移動がお気に入り

アクティブだった頃の面影は消えてしまったけれど

先代こたろうに申し訳ないから、と

あの時迎え入れることを決めていなかったら

この日々を過ごすことはできなかったわけで...

先日Instagramで

すぐにお迎えする気になんてとてもなれない

もうこれで最後

愛する子を虹の橋に送った後

そんな決意を綴った投稿を見かけてね

わたしも

わたしこそ

いつかはまた

こんなあたたかな暮らしがしたいけれど

今ではない

当分

そんな日が来ることはない

なんて思っていたのに

目の前に売れ残って

どんどん赤の印で値下げされていく生きた命を見た時

後でね、いつかね

今ではない、なんて

とても言っている気にはなれなくて

お迎えを決意してしまったんです

でもこれも

これこそが導き

もしかしたら

もう一回頑張ってね

まだまだできることいっぱいあるんだから、って

こたろうが引き合わせてくれたのかもしれない

次のお役目ですよってね

だから

今が辛くても

さみしくても

自分を"こうだ"と限定することなく

起きることを受け入れて過ごしていたら

予期せぬ出会いがあるかもしれない

それもまた

すでに決まっていたこと

なんて思ってですね

目の前で起きることを選び取ったら

今こんなに幸せだなとしみじみ感じています

かのんも犬生の中で

喪中のお誕生日を迎えるなんて

これもなかなかできない貴重な経験

彼氏犬とかのんはきっと

同じ魂のグループ、仲間なんだと思います

だからこれからも

成長して転生して

ずっと協力し合っていくんだろうなー

かのんの9回目のお誕生日を迎え

いろいろな思いが湧いてきたので

そんな思いを

そのままいろいろと書いてみました

こたろう、そしてかのん

ふたつの命との出会いがあって

わたしは今

こんなに幸せを感じています