理学療法士と作業療法士の違いを現役療法士が徹底解説

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理学療法士 作業療法士 違い
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困っている男性

理学療法士と作業療法士の違いって何?

このように疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

理学療法士と作業療法士、どちらも医療や福祉の現場で大切な役割を果たしていますが、その具体的な仕事内容や目指すべき資格取得のプロセスには、大きな違いがあります。

本記事では、現役の理学療法士である著者が、理学療法士と作業療法士の違いをわかりやすく解説します。

理学療法士と作業療法士、それぞれの魅力と違いを理解することで、どちらを選べばよいかわかります。

「思っていた仕事とは違う…」

「こんなはずじゃなかった..」

このように後悔しないためにも、理学療法士と作業療法士の違いを理解しておきましょう。

まね

5分程度で読めるので、後悔しないためにも最後まで読んでね。

目次

理学療法士と作業療法士の基本的な違い

理学療法士と作業療法士の基本的な違いについて解説します。

基本的な違い7つ

  • 理学療法士と作業療法士の役割とは?
  • 理学療法士と作業療法士の資格取得プロセス
  • 理学療法士と作業療法士の治療方法の違い
  • 理学療法士と作業療法士の活躍する場所
  • 理学療法士と作業療法士の国家試験の違い
  • 理学療法士と作業療法士の就職先とキャリアパス
  • 理学療法士と作業療法士の年収と将来性

それでは1つずつ解説します。

理学療法士と作業療法士の役割とは?

理学療法士(PT)と作業療法士(OT)は、リハビリテーションの専門家として、患者さんの生活の質(QOL)の向上を目指しています。

理学療法士は主に身体機能の回復に焦点を当て、運動療法や物理療法を用いて患者さんの自立を支援します。

これに対して、作業療法士は患者さんが日常生活や社会生活を送る上で必要な「作業」の能力を回復・向上させることを目的としています。

まね

イメージとしては、理学療法士が身体機能の向上(筋力・筋持久力)、作業療法士はトイレや食事動作などの日常生活能力の改善です。病院や施設によって、理学療法士と作業療法士の役割が違ってきます。

理学療法士と作業療法士の資格取得プロセス

理学療法士と作業療法士になるためには、専門の教育機関での学習と国家試験の合格が必要です。

理学療法士も作業療法士も、専門学校や大学での4年間の教育を受ける必要があります。

教育期間中には、基礎医学やリハビリテーションに関する専門知識のほか、臨床実習を通じて実践的なスキルを習得します。

その後、国家試験に合格することで、ようやく資格を得ることができます。

おくさん

結構時間とお金がかかりそうね…

まね

最低でも3年はかかるね。最近は4年制大学が増えてきているよ。今から理学療法士や作業療法士を目指すなら、大学がオススメだね。

大学をオススメする理由

  • 大学院に進学できる
  • 大学卒を優先的にとる施設もある
  • 学士が取れる

理学療法士と作業療法士の治療方法の違い

理学療法士と作業療法士の治療方法には、それぞれの職種の目的に応じた違いがあります。

理学療法士は、患者さんの運動機能の改善や維持を目指し、運動療法や物理療法などを行います。

これに対して、作業療法士は、患者さんが日常生活や社会生活で必要とする「作業」を効果的に行えるようにするため、生活動作訓練や趣味活動などを通じて支援します。

このように、両者は患者さんのニーズに応じて異なるアプローチを取り、それぞれの専門性を活かしています。

まね

理学療法士は主として筋力強化や歩行練習などを中心に行います。作業療法士は、生活の拡大を目的とした練習をメインに行います。

おくさん

なるほど!
それぞれ役割があるのね!

まね

スタッフ数や病院で、お互いの職域をフォローすることも多々あるよ。理学療法士が日常生活の練習もしたりする!

理学療法士と作業療法士の活躍する場所

理学療法士と作業療法士は、病院やリハビリテーションセンター、介護施設など、さまざまな場所で活躍しています。

理学療法士は、特に運動器の障害を持つ患者さんのリハビリテーションに関わることが多いです。

一方、作業療法士は、身体的な障害だけでなく、精神的な障害を持つ患者さんのサポートも行うため、精神科病院や地域社会での活動も行います。

また、学校や職場での就労支援など、社会復帰を目指す場面でもその専門性が求められます。

まね

作業療法士の特色として、精神疾患へのリハビリが挙げられます。余談ですが、精神科病院の給料は高い傾向にあります。

理学療法士と作業療法士の国家試験の違い

理学療法士と作業療法士を目指す上での最終関門である国家試験には、それぞれの職種に応じた違いがあります。

理学療法士の国家試験では、身体機能の評価や改善に関する知識が、作業療法士の国家試験では、日常生活動作や社会参加に関する知識が重視されます。

どちらの試験も、専門的な知識と技術、臨床判断能力を問う内容となっており、高いレベルの理解と実践能力が求められます。

おくさん

国家試験は大変そうね…

まね

確かに国試は大変だね…
年々職域が広がり、勉強する量は多くなっているね…
ただ、合格率も80%以上あるから、普通に勉強していれば大丈夫だね。

理学療法士と作業療法士の就職先とキャリアパス

理学療法士と作業療法士の就職先は多岐にわたります。

病院やリハビリテーションセンターをはじめ、介護施設や地域包括支援センターなど、幅広い分野での需要があります。

専門性を活かしたキャリアパスも多様で、臨床現場での経験を積んだ後に、管理職や教育者、研究者としての道を歩むことも可能です。

また、国際的な資格を取得し、海外で活躍するチャンスもあります。

自分の興味や適性に合わせて、多彩なキャリアを築くことができます。

おくさん

最近、海外で活躍する理学療法士や作業療法士も増えてきているよね。

まね

そうだね。
病院で働く以外にも、様々なキャリアがあるよ。
一般企業で理学療法士の友人もいるよ。

理学療法士と作業療法士の年収と将来性

理学療法士と作業療法士の年収は、勤務先や経験年数、専門性の高さによって大きく異なります。

一般的に、経験を積むことで年収は上昇傾向にあり、専門的なスキルを持つことでさらなる収入アップが期待できます。

高齢化社会の進展に伴い、リハビリテーションの需要は今後も増加すると予想されており、安定した職業としての将来性は非常に高いと言えるでしょう。

社会のニーズに応える専門職として、理学療法士と作業療法士はこれからも重要な役割を担っていくことになります。

まね

高齢化に伴ない需要は高い状態です。一方で、供給数が高くなると給料が低くなります。
理学療法士の年収に関しては、下記の記事にまとめています。

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理学療法士と作業療法士の選び方

理学療法士と作業療法士の選び方について解説します。

理学療法士と作業療法士の選び方

  • 自分に合った職種の選び方
  • 日常業務の違い
  • 学校選びのポイント
  • 資格を活かすためのスキルアップ方法
  • 仕事のやりがいとは?
おくさん

1つずつ解説するね。

自分に合った職種の選び方:理学療法士か作業療法士か

理学療法士と作業療法士のどちらを選ぶかは、自分の興味や強み、将来のキャリアビジョンによって異なります。

自分が患者さんの身体機能の回復をサポートすることに興味があるなら、理学療法士が適しているかもしれません。

一方で、日常生活の質の向上や社会参加の支援に関心がある場合は、作業療法士の方が合っている可能性があります。

また、自分がどのような環境で働きたいか、どのような患者さんと関わりたいかも、職種選びの重要なポイントです。

まね

作業療法士は足りていない病院も多く、年収の公的病院や大学病院に就職しやすい傾向にあります。就職先や年収で探すのも1つの手段です。

理学療法士と作業療法士の日常業務の違い

理学療法士と作業療法士の日常業務には、それぞれの職種の特性が反映されています。

理学療法士は、運動療法や物理療法を中心に、患者さんの身体機能の改善に取り組みます。

これに対して、作業療法士は、患者さんが日常生活や社会生活を送る上で必要な「作業」の能力を向上させるための支援を行います。これには、生活動作訓練や趣味活動の支援、就労支援などが含まれます。

業務内容を理解することで、自分に合った職種を選ぶ手助けになります。

まね

実際の仕事内容は、現役の理学療法士の声を聞くのが一番です。身近に理学療法士や作業療法士がいる方は、業務内容をできる限り具体的に聞いて見ましょう。

おくさん

実際に仕事に就いてみないとわからない事が多いわね…

まね

そうだね。
下記の本は、業務内容を詳しくまとめてくれています。
必ず目を通しておきましょう!

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理学療法士と作業療法士のための学校選びのポイント

理学療法士や作業療法士になるための学校選びでは、カリキュラムの内容や実習の機会、卒業後のサポート体制などを確認することが重要です。

理学療法士や作業療法士を目指す学校では、基礎医学やリハビリテーションに関する専門知識のほか、臨床実習を通じた実践的なスキルの習得がカリキュラムに含まれています。

学校選びの際には、自分が学びたい分野や技術がしっかりとカバーされているか、また、国家試験の合格率や就職実績なども参考にすると良いでしょう。

まね

国家試験合格率と就職率は必ず確認しましょう。
大学を選ぶ際は、実績(論文)のある先生がいるか確認しましょう。養成校によって、先生のレベルは雲泥の差があります。

理学療法士と作業療法士の資格を活かすためのスキルアップ方法

資格を取得した後も、理学療法士や作業療法士としてスキルアップを続けることが重要です。

継続的な学習や研修に参加することで、最新のリハビリテーション技術や理論を学び、専門性を深めることができます。

また、臨床経験を積むことで、患者さん一人ひとりに合った治療計画を立てる能力も向上します。

専門分野を持つことで、より高度な治療や支援が可能になり、キャリアの幅も広がります。

まね

理学療法士や作業療法士には認定・専門療法士があります。これは、それぞれの協会でカリキュラムをこなすことによって取得できます。
その他にも多数の資格が存在します。

2-5. 理学療法士と作業療法士の仕事のやりがいとは?

理学療法士と作業療法士の仕事の最大のやりがいは、患者さんの生活の質の向上に貢献できることです。

患者さんが自分の力で日常生活を送れるようになったり、社会生活に復帰できたりする姿を見ることは、大きな喜びとなります。

また、患者さんやその家族からの感謝の言葉を直接聞くことも、この仕事を続ける上での大きな動機付けになります。

理学療法士や作業療法士として専門性を深め、患者さん一人ひとりに寄り添った支援を行うことで、社会に貢献することができます。

まね

「ありがとう」と言ってもらえる職業は、シンプルにやりがいがありますよね。

理学療法士と作業療法士の深掘り情報

理学療法士と作業療法士の深掘り情報について解説します。

深堀り情報

  • 理学療法士と作業療法士の国際的な活躍とは?
  • 理学療法士と作業療法士の専門分野と進化
  • 理学療法士と作業療法士のための最新技術とトレンド
  • 理学療法士と作業療法士の研究事例と学術的貢献
  • 理学療法士と作業療法士のための最新技術とトレンド
  • 理学療法士と作業療法士の社会的な役割とは?
  • 理学療法士と作業療法士の未来展望

それでは解説します。

理学療法士と作業療法士の国際的な活躍とは?

理学療法士と作業療法士は、国際的にもその専門性が認められており、世界中で活躍の場を広げています。

特に、災害や紛争後のリハビリテーション支援や、発展途上国での健康支援プロジェクトなど、国際社会での需要が高まっています。

これらの活動を通じて、理学療法士や作業療法士は、世界のどこにいても人々の生活の質の向上に貢献することができます。

また、国際的なネットワークを築くことで、異文化間の理解を深め、自身の視野を広げることも可能です。

まね

有名大学で教鞭をとる療法士もいます。

理学療法士と作業療法士の専門分野と進化

理学療法士と作業療法士の専門分野は、医学や科学技術の進歩とともに進化し続けています。

近年では、ロボティクスやバーチャルリアリティを活用したリハビリテーション技術が注目されており、これらの新しい技術を取り入れた治療法が開発されています。

また、高齢者の健康維持や認知症予防など、予防リハビリテーションの重要性も高まっています。

これらの進化に対応するためには、理学療法士や作業療法士も常に最新の知識と技術を学び続ける必要があります。

理学療法士と作業療法士のための最新技術とトレンド

理学療法士と作業療法士の分野では、最新技術の導入が積極的に行われています。

ウェアラブルデバイスやセンサー技術を利用した運動分析、AIを活用したリハビリテーションプログラムの個別化など、テクノロジーを駆使したアプローチが増えています。

これらの技術を活用することで、患者さん一人ひとりの状態に合わせたより精密な治療が可能になり、効果的なリハビリテーションの提供が期待されます。

理学療法士や作業療法士は、これらのトレンドを把握し、臨床現場での活用を目指す必要があります。

まね

ここ数年で電気刺激療法機器やドライブシュミレーター(運転を評価する機器)、AIを活用したロボットなどが臨床現場で用いられるようになってきました。
テクノロジーの進歩は日進月歩です。

理学療法士と作業療法士の研究事例と学術的貢献

理学療法士と作業療法士は、臨床研究にも積極的に関わり、学術的な貢献を行っています。

特に、リハビリテーションの効果を科学的に検証する研究や、新しい治療法の開発に関する研究が盛んに行われています。

これらの研究は、リハビリテーションの理論や実践に新たな知見をもたらし、患者さんの治療に直接的な影響を与えることが期待されます。

理学療法士や作業療法士が研究活動に参加することで、専門職としてのスキルアップにもつながります。

まね

私も学会発表や論文執筆等を行なっています。

理学療法士と作業療法士の社会的な役割とは?

理学療法士と作業療法士は、医療や福祉の現場で重要な役割を担っています。

患者さんが社会に復帰し、自立した生活を送るためのサポートを行うことで、社会全体の健康と福祉の向上に貢献しています。

また、予防リハビリテーションの普及により、健康寿命の延伸や医療費の削減にも寄与しています。

理学療法士と作業療法士の役割は、これからの高齢化社会においてさらに重要性を増していきます。

理学療法士と作業療法士の未来展望

理学療法士と作業療法士の未来展望は、非常に明るいものがあります。

高齢化社会の進展や生活習慣病の増加に伴い、リハビリテーションの需要は今後も増加すると予想されています。

また、テクノロジーの進化により、リハビリテーションの質の向上や効率化が進むことで、より多くの患者さんに質の高いサービスを提供できるようになります。

理学療法士と作業療法士は、医療・福祉分野における不可欠な専門職として、これからも大きな役割を果たしていきます。

まとめ|理学療法士と作業療法士の違いと未来展望

今回は「理学療法士と作業療法士の違いを現役療法士が徹底解説」しました。

理学療法士と作業療法士の違いを知ることは、大切です。

しかし、一生続ける仕事として選ぶ際は、給料等に関しても把握しておく必要があります。

下記の記事では、年収400万円弱の年金受給額について解説しています。

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