子なしは呼ばれなかったけど
また久々になってしまった。
最近「うーん、これぞ子なしだなあ」と思うことがあったのでブログに残しておこうと思います。
子なしフルオープン
他の記事に書きまくっているけれど、私たちは子なしで行くことをフルオープンにした夫婦です。
子なしの予定について、思いつく限りほぼ100%の人にカミングアウト済みです。
私の周りの人はみんな優しいし大人なので、「それも選択だよね」と言ってくれてます。
子育て世代は子供を介したイベントがある、らしい
コロナでしばらく会えなかった数人の高校からの友達6人と会いました。あの頃は何かと群れてはキャーキャーとハイテンションで楽しかったなあ。箸が転がってもおかしい年頃ってすごい的確な表現。
現在は私以外全員お子さんがいます。
みんなに久しぶりーと声をかけてよもやま話をしているとポチポチ出てくる「この前の時はこうだったね」という思い出話が。
ん?この前?ってなんだろう…
と疑問になりましたがわからないので黙って聞いていると、それからも出てくる「この前」のエピソード。
どうやら、最近みんなで会ってたのかな。
実は子供達中心だったから声をかけなかった
さすがに「この前」の話が増えると、話の繋がりがおかしいので、1人が口火を切りました。
「実は子供たちを遊ばせるために子供持ち同士は、最近数回集まってたんだよね。子供たちが中心の施設に行ったから、たまきには申し訳なくて声をかけなかったんだけど」
あーそういうことか。じゃあ私以外はお久しぶりじゃないんだ。
うっすら気まずい空気です。
ううう、お互いイヤだね、このムード。
「ああそうだったんだねー、子供たちたくさん遊んで楽しかったかな?どんなところに遊びに行ったの?」
と、こちらもつとめて明るく聞きました。
みんなホッとしたようにいろんな話をしてくれ、場の雰囲気は元に戻りました。
仲間はずれかどうか悩ませたのではないだろうか
グループの中で子供たちを遊ばせたいが、1人だけ子供がいない。
子持ちの友人たちは少し悩んだかもしれません。
子供中心の施設だと子なしの人を誘うのは迷うと思います。
そして、協議の結果「今回は声をかけるのをやめとこうか」となったのでしょう。
でも大人で集まれる時には声をかけてくれるんだからいいかなと思いました。
ありがたい対応だなと思う
その話を厳密な秘密にしておくのは難しいです。
友人同士もふと口にすることもあるでしょうし、子供たちもいろんなことをお喋りします。
それに、たった数回の子供の交流会。トップシークレットにしておくようなことでもないような気がします。
私の友人たちはあえて話して風通しをよくしてくれようとしました。そうしてくれてよかったです。さすがは友人たち。
ありがたい対応だなと思いました。
子なしは呼ばない会もある
私の友人たちがしたように、子供が主役の遊びや集まりは子なしを呼ばないこともあるんだなと理解しました。多分今後もあるでしょう。
子供が楽しむために集まっているのに、私1人がポツンとしていても仕方がないですし。
子持ち同士じゃないと話しにくいこともあるのかもしれません。
それを仲間はずれととるかどうかは人それぞれだと思うけど、私は仲間はずれとは思いませんでした。
単に楽しめる属性の人が集まったらそのメンバーになったという感じ?
たしかにそっちの方が忌憚なく楽しめていいかも。
マイノリティーを実感したけど
子供を作らないという生き方はやはり圧倒的マイノリティーで1人だけ違う立場になってしまうこともありますね。こういうことなんだなと実感します。
でももう私は傷つきやすい女子高生ではないし、何より自分がよく考えて選んだこと。納得してる。
その結論がたまに「おや?」と思う出来事に繋がっても、もう自分の中で咀嚼して何事もなかったかのように振る舞えます。
そして周りの人も何事もなかったかのようにしてくれます。
結果大したことじゃなくできる。
子の有無だけが人生の選択ではないので、多かれ少なかれみんな「あれ?このチョイスは自分だけ?」と思うことはあるのかもしれません。
でもそんなことで揺らがず平常心で自分の選んだ道を進んでいるんだなと思うと、ちょっと胸にクるものがあります。
なんでもみんなと一緒がよかったあの頃からは遠く離れた地平に立っているんだなあ。