令和6年3月末日。
年度末、別れの季節です。
私も気の合う人との別れがありました。
年を取ると、出会よりも
別れるほうが多い、と言われますがそのとおりです。
いと寂し。
 
そんな別れの季節の象徴が”桜”。
ぱっと散りゆく桜の寂しさがありますが、
やはりその美しさは見ておきたいものです。
 
ということで、
今回の「貧乏人による日帰り旅行の旅」は、
「桜を見に行く日帰り旅行の旅」にしました。
 
出かけたのは、島根県西部にある益田市。
朝食はモーニングで食べて・・・
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益田市の外れにある廃校となった学校を目指します。
着いたのは「二条川ホタル公園」。
ホタル公園と名の付くとおり、
6月にはホタル鑑賞ができるようです。
 
川の先には、むかしながらの廃校が見えます。

 

またこちらでは、「カジカガエル」も見られるようですね。

ゲンジボタルとカジカガエル。

実は益田市は清流日本一となった「高津川」が流れています。

おそらくこの二条川もキレイな川なので、

こうしたゲンジボタルやカジカガエルの生息地となっているのでしょう。

 

廃校は川を挟んだ場所にあり、

橋でつながっています。

右側には2本の桜。

 

反対側には、複数の桜が川に沿って植えられているようです。

 

少し離れて見ると、

橋の先にある廃校の前に桜があることが分かります。

 

おそらく廃校になる前は、

新入生は橋を渡って、この桜に出迎えられ、

校舎へと向かったに違いありません。

 

どうですか。

昔の学び舎という感じがしませんか?

 

右側には時計もかけられています。

校舎の前の校庭で、

たくさんの子どもたちが駆けずり回っていたのでしょう。

古の学校の姿が偲ばれます。

 

二条川の桜を観覧したのち、東へと進路を取り、浜田市を目指します。

山間の道を進みます。

田んぼの菜の花がキレイですね。

 

そしてやってきたのは、浜田市三隅町の山間にある桜の名所。

 

国指定天然記念物となっている「三隅大平桜」です。

こんな看板が設置されていました↓

推定樹齢660年だそうです。

 

そして、実物がコレ↓

「どがぁですか?」(←石見弁で「どうですか?」意)

桜って、何百年も咲くんですね。。。

 

少し下った坂からも撮影してみました。

枝の重さに耐えられないのか、

下がっていますね。

 

 

 

アップで撮影してみました。

老木感はなく、花もたくさん咲いていますね。

 

 

 

 

 

下後方からも撮影しました。

少し小高い場所に植えられていることがおわかりできると思います。

 

 

 

大平桜は柵で囲まれており、

近く付いて見ることができません。

その代わり、周辺にいくつかの桜の木が植えられており、そちらの桜は近くで見ることができます。

 

昨年は引っ越しもあって、

ゆっくりと桜を見ることができませんでした。

多くの人を見送る寂しさを感じる季節ではありますが、やはり新年度を感じさせる風物詩として桜を見る必要はあると思います。

あと何年、桜を見ることができるのでしょうか。。。

 

 

2024年4月。

今年度は良い年となりますように。。。