イラスト生成AIとキンドル本の表紙のこと

AIを使いながら思う事と、イラスト生成AIで描く絵と小説

多分、これも若い人やインターネットで仕事している人くらいしか、まだまだ浸透してはいないと思います。

今はまだ、それに注目しているある一定の枠内外では、わちゃわちゃと盛り上がっているというのが現状の日本。

しかし、ここが始まりであって、あと数年後、いや1~2年後には、今よりもっと一般的にも使いやすいアプリが標準で出てきて、年代関係なく、直感的になにかをクリエイトする人が増えていくだろうし、それが普通になっていくのかもしれませんね。

監視指数・支配指数があがりそう

商業分野、行政などでは、恐ろしい程の速さで浸透していくだろうし、これを好むと好まざるとにかかわらず、言葉を選ばず、ダイレクトに表現すれば、

『監視社会』が、構築されていくということです。

この世界を素晴らしいと思えるか、そこまで進化しなくていいと思えるかは、人それぞれです。

「もう、いいんじゃない?」と思うのは、やはり昭和のおばちゃんだからでしょう。

今、幼稚園児くらいの子供が大人になった頃は、人類そのものの概念が変わっているかもしれませんね。

ああ、おそろしや

と、これは、最近、私が感じていることです。

少し、悲しい気持ちで感じていることです。

とはいえ、

有意義な使われ方をしていくことに、期待するしかないのでしょうね。もう、この世の中の流れは止まらないし、人類創世のころからの、予定調和のように感じています。

 

おそろしやと言いつつ、私自身も、新しいものは何でもチャレンジしてみたい、一応、知っておきたい性分なので、最近、深夜になると、あれこれ新しいAIアプリ情報などの動画を観て、次々、お試しで使用したりしています。

 

イラスト生成AI

いくつかのイラスト生成AIを使用して、プロンプトで指示をだして、絵を描かせるわけですが、どうも日本の文化、風俗などに関しては、まだまだ、AIも偏った形でしか表現できないようです。

いかにも、欧米人がイメージする日本と日本人のライフスタイルであり、日本人からみると、少々、おかしな感じのものが出来上がる率が高いです。

指示のプロンプトの書き方がおかしいのかもしれませんが、これも、また、1年もしないうちに凄い速度で進化すると思っています。

先日、視聴した動画で、落合陽一さんが、おっしゃっていました。

「今後、ホワイトカラーの仕事が激減していく」

そうですね、きっと……。

既にブルーカラーの仕事も……。ただ、人の目と手はいらないのでしょうか。

指示するもの、支配するものだけが生き残る近未来?

小説の表紙と挿絵

小説の挿絵などは、今まで、ココナラで絵師さんにお願してきました。しかし、AIで描けるのなら、コスト的に助かるので、勉強を始めました。

いくつかのイラスト生成AIを使用してみましたが、率直な感想を言うと、

プロンプトストレスが発生してしまい、疲れ果てます(笑)

気が長いほうですが、本当に微妙な点で、納得いかないことが多くて、1つ是正されると、今度は、別の個所で「あれ、さっきのままでよかったのに」と言いたくなるような、変な状態になったりします。

エンドレスで、指示プロンプトの書き換えをしているので疲れ果てます。

たとえば、これ

「女の子のスカートの長さはミニスカートで、膝より上の長さ」

   

NG

「女の子のスカートの長さは、太ももの真ん中くらいまでの長さ」と、かなり何度も、プロンプトを変えましたが、最後は、バスケットが壊れて・・・もうこういうおかしな絵が出始めると、劣化する一方なので、途中でやめました。

英文に替えて、英語のプロンプトも何度か試しましたが、う~ん……というところです。

私がイメージした絵はこれです。⤵これは絵師さんに、文字と写真で説明して描いてもらったラフ画です。

 

 

それから、髪もそうです。

「女の子は日本人で、黒い長い髪を両耳の上から三つ編みにして、その三つ編みに編んだ髪の先を、左右それぞれの耳の上で、輪になるようにしばり、まるい輪のシルエットになる。縛ったところにはリボンをしている」

このような説明を少しずつ変えて、8回くらい訂正しましたが、とうとう、最後まで、三つ編みをリングにした髪型は描かれませんでした。

こんな風に、繰り返すたびに、次々と別の個所が狂っていきます。

どれも、かわいらしくて、とても良くできている絵だとは思います。

 

でも・・・

やはり絵師さんにお願する。

もう、本当に疲れ果てるので、AIで描かせて、ある程度描かれたもので、詳細は違っているけれど、イメージと雰囲気などが合っていれば、その絵を絵師さんにお渡ししてしようと思います。

それで、イメージを膨らませてもらって相談しながら描いてもらいます。

日本人として見たら、絶対おかしいところがあるので、そういう部分を直してもらうという感じですね。

そんな風に使うのがせいぜいだと感じました。

もちろん、素晴らしい絵も描けるのでしょうが、豆腐を積み重ねたり、ショーケースに入れてる、こんな絵……。日本人、笑います。

この豆腐の絵も何度も指示しなおしましたが、理解できない。日本人の絵師さんなら、すぐわかります。

「店先の水槽は、バスタブくらいの大きさ。木とブリキとタイルで出来ている。そこに大きな豆腐がいくつも沈んでいる」という豆腐の水槽に関するプロンプトです。

で、これね。

雰囲気的なクオリティが良い悪いではなく、なぜ、そこまでうるさくこだわるかというと、小説の場合は、その様子を文字であらわしているのです。だから、指示に忠実な絵でなければ、文章を変えなければいけません。そうなると、場合によっては、登場人物のキャラクターまで変わってしまいかねません。

だから、私は、絵師さんにお願するための、イメージ画として使う程度にします。

あとは、自分のブログでの、小説のイメージ画程度。

作るのは楽しいですけどね^^

 

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