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原因――終末トレインどこへいく? 第6話 そんなにひどいこと言ったかな【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「終末トレインどこへいく?」の感想です。

『終末トレインどこへいく?』公式サイト

オリジナルTVアニメーション『終末トレインどこへいく?』公式サイト
水島努監督オリジナルTVアニメーション『終末トレインどこへいく?』制作決定!

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

06
水島努監督オリジナルTVアニメーション『終末トレインどこへいく?』制作決定!

静留は、7G事件の前に葉香と喧嘩別れしてしまっていた。そのことを静留から初めて聞いた撫子たちは静留と言い争いになってしまう……。その結果、静留は電車を降り、ひとりで先に進んでしまう。近道をしようと線路を離れ、森に入っていく静留とポチさん。しかしその森では、各地を渡り歩くという“渡りゾンビ”たちが!静留はゾンビたちに囲まれ、逃げ場を失ってしまい……。

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
https://shumatsu-train.com/story/06.html

感想

静留と他の3人の仲違い、そしてゾンビの集落に捕まり静留ピンチという状況が描写されました。

電車の名前がアポジー号になったということですが、これ以外に電車が存在しなければ名前をつけなくても「電車」で事足りてしまう気もします。
ただ、気分は盛り上がるでしょうし、こうした孤独な旅では気分の持ち方も結構重要かもしれません。

葉香が池袋に行った原因が静留との喧嘩と決めつけられていましたが、本当にそうかなという疑問があります。
もちろん、静留に自分の夢を否定された葉香はショックだったでしょうけど、とはいえ、静留は本心からの忠告というよりも勢いで言っていた感があり、何度か話して葉香の意志が固いことを知ったら応援するようになる類の話のような気がしました。

葉香の学業成績がどの程度なのかがわからないので現実性のある夢なのかなんとも言えませんが、学問の道を考えるくらいですのでそれなりに良い成績のような気がしますし、それならば現実性が無い夢だとも思えません。
もっとも、静留が葉香の成績を全く知らないというのもやや不自然ですし、実際に葉香はそれほど成績が良くないのであれば、静留が葉香を自分と同類と言ってしまったのもわからなくはないですが……

ただ、この喧嘩が葉香が池袋に行った原因というのはミスリードのような気がします。葉香自身は喧嘩はそんなに気にしていなくて全く別の理由だと思いますが……

さて、今回は珍しく撫子が存在感を増していました。
撫子は今まではメンバー間の調停役で、喧嘩は良くないみんな仲良く、というポジションだと思っていたのですが、今回は静留を問い詰める側の中心になっていました。
まあ、今回の件がそれだけ仲間にとって重大な内容だと思っていたのだと思います。

静留が出て行った時、いったん冷静になろう、と落ち着いて追いかけなかった撫子の判断はさすがだと思います。確かにそれぞれ冷静さを失っていた状態でしたし、静留も頭が冷えたら戻ってくるという信頼もあったのでしょう。ゾンビに捕まってしまったのが想定外だったわけですが。

今回は静留が他の3人から引き離されてピンチとなったわけですが、なかなか4人揃った活躍が見られないなという感はあります。
ここまでメンバーのうち何人かが戦闘不能状態になったりしてピンチが演出されていましたが、本気の状態の4人が揃えばかなり強いのでは、という気がします。後半でそういった状況がみられるでしょうか。

次回の展開予想

静留がどうやってピンチを脱出するか、という話になると思いますが、友達の有難さもテーマの一つだと思いますので、色々な手がかりをもとに撫子たちが探し出して救出という流れになると思います。

ポチさんが密かに脱出して匂いか何かで撫子たちに合流して、ポチさんの案内で静留救出という流れが考えられますが、どうなるか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

静留ちゃん歩いて行っちゃったけど、寝る場所とかどうするつもりだったんだろう?

日々良さそうな場所を見つけるつもりだったのでしょう。この世界ではリスクが高そうですが。

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