済州で家を買ったお話の2回目。
なぜ僕らが西帰浦市の西烘洞(ソホンドン)という場所を選んだかについて書いてみたいと思います。
まずは毎度おなじみの地図に登場してもらいましょう。
大きく言うと、この地図の上半分が済州市、下半分が西帰浦市です(何度か書きましたね)。
その中でも島の中央部が市街地となっています。
地図で見ると、「済州市」と書いてある水色の範囲と、その下の「西帰浦市」「中文」と書いてあるあたりがそれです。
僕らが今回買った家はこのうちの「西帰浦市」にあります。
済州島にはこのように、済州市と西帰浦市という二つの市があるわけですが、島の中心というとやはり済州市のほうです。
空港も大きな港も大学も全部済州市のほうにあります。
人口で見ても済州市が約49万人いるのに対し、西帰浦市は約18万人。
要するに都市の規模で言うと、西帰浦市は「じゃないほう」なわけです。
じゃあ、なんで僕らは西帰浦市を選んだか。
簡単に言うと僕もキョンアさんも「大都市が苦手」だからです(まあ済州市もそこまで「大都市」とは言えませんが)。
車の騒音とか排気ガスとかビルがいっぱいあるごみごみ感(?)とかが嫌いなんですね。
だから、まず済州市という選択肢はほとんど考慮しませんでした。
また、それまで賃貸で住んでいた家が西帰浦市の東烘洞(トンホンドン)という場所にあったので、自然とそこを中心に家探しをすることに。
僕らが念頭に置いていた範囲は上の地図で言うと、西は「中文(チュンムン)」から東は「表善(ピョソン)」まで。
実際この一年で中文・西帰浦市街地・南元・表善の物件をいくつか(ニ十件ぐらい?)見て回りました。
そのうちにはいくつか気に入った物件があったのですが、中でも特に買おうかどうか真剣に悩んだのが「西烘洞」にあるマンションでした。
それで、購入する前に周囲の環境を見ておこうということで、二人で何日か付近を探索しました。
結局その物件は買わなかったのですが、その時に西烘洞が市街地へのアクセスがよく、かつ静かな環境で、公園や緑地も多いということを知りました。
そして最終的に、西烘洞にしぼって家探しをすることになったのです。
↓西浦帰市街地の行政区画。西烘洞はやや東側に位置しています。(地図はウィキペディアから)
あとは立地・環境・価格を考慮しつつ、僕らの望むような物件が出るのを待ちました。
そして数か月後、この家にたどり着いたわけですが、その話はまた次回!
(つづく)
↓「いいね!」と思ったらポチッとお願いします!
↓前回の記事