京都小旅行①嵐山渡月橋/モンキーパーク

 さて、今回の旅の目的は、約50年前の再現写真を撮ること。私の両親は、3年前に亡くなった父も、母も2人とも佐賀の出身なので、父と母の両親(私の祖父母)は、時々佐賀から子ども(私の両親)や孫(私や妹)に会いに来阪していたのです。その度に京都や万国博覧会など観光に連れて行ったそうです。その時の写真を何枚か見つけたので、題して「私の母親の両親が、私が生後半年頃に、京都観光に出かけた時の写真の軌跡を振り返ろう」ツアーなるものを企画しました。さてさて、再現写真は、撮れたのでしょうか?

まずは、大阪の自宅からナビで嵐山に向かいました。渡月橋近くの駐車場に車を停め、渡月橋に向かうと、すぐにその場所は、わかりました。

母は、既に他界した両親を想い出して、涙して喜んでくれました。私もいい親孝行ができて、嬉しかったです。写真も撮れたことで、お昼処を探しました。目に入ったのは、近所のイオンモールでも見かける清修庵で、自家製豆腐が美味しい清修庵チェーンでした。

さて、この後の予定は、「モンキーパーク」でお猿を孫に見せること、に決定。渡月橋を渡り、入口には、すぐに着きました。が、ある程度の坂道は予想していましたが、この後に地獄の坂道が待ってることは、この時は、まだ誰も知りませんでした。。。

さて、ここから「モンキーパーク」の入口です。入口で、「ベビーカー、お預かりしましょうか?」との一言に一抹の不安を感じましたが、ベビーカーでは行けないのか?との質問に、「ベビーカーでも、お上がりいただけます。」の返答を信じたことを、いやそれ以前にベビーカーで行こうとしたことを無謀だったと、後で後悔することとなったのです。

お猿の広場まで20分ほど。という案内を舐めていました。私と長女と次男の3人なら20分ほどで上がれたでしょう。が、今回81歳と高齢の母と、1歳児10キロ。まだ、しっかり歩けない。坂道は転げ落ちていきそうな孫、とベビーカー。抱っこをせがまれたら、抱っこし続けるのは無謀なので、ベビーカーは必需品。だけど、このベビーカーに苦戦を強いられることとなったのです。

途中、3回くらい、下山してくる人たちに、「すいません、後どれくらいですか?」と聞いて「まだまだです。」と聞かされた時の絶望たるや。だいぶ上ってきたつもりなのに、まだまだ・・・もはや、進むも地獄。戻るも地獄。何度も休憩しながら、ゆっくりと上っていきました。あ、ちなみに私は、余裕だったんですよ。孫の抱っこやベビーカーは、長女と次男の2人で担当し、私は母のフォロー係だったからです。いや、10キロを抱っこして山登りなど、若い人しか無理でしょう。本当に重そうで大変そうでした。私は、母のギブアップだけが心配でした。

が、なんと、御年81歳の母は、頑張って上りきりました。いや、子ども達と感動していました。

餌をあげる時は、人が小屋の中に入ってお猿に餌(有料販売)をあげます。

孫は、お猿を何だと思ったのでしょうか?動物の認識とか、あるのでしょうか?動くぬいぐるみとでも思ったのでしょうか?どなたか、赤ちゃんの脳内を言語化してほしいものです。孫は、怖がるでもなし、泣くでもなし、猿に餌をあげていました。

下山に関しては、断然上りよりは楽に感じましたが、ベビーカーが転げ落ちそうなくらい急坂の箇所で、自分が下になりながら、次男がベビーカーと孫を支えて汗だくで下る姿には、何だか申し訳なさを感じてしまいました。

いや~久しぶりに来た嵐山は、色んな感情を引き出してくれて、満足感や達成感に浸りながら、今夜の宿の清水五条に向かいました。     つづく







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