前回の iPhone 7のバッテリ交換の記憶が色褪せないうちに、作りもほぼ同じな iPhone SE 第2世代 の バッテリ交換 に挑みます。 バッテリ交換 作業は滞りなく終わるも、今どきのiPhoneならではの非純正部品使用の警告通知が出るようになってしまいます。
交換前のバッテリの状態
2020年購入のiPhone SE 第2世代を2年以上使い続け、バッテリの減りが早くなってきたことから、前回のiPhone 7同様に淘寶で互換バッテリをRMB60程度で調達、iPhone 7での手順を忘れないうちにこちらも交換してしまいます。
交換前にiOSが認識する現在のバッテリの状態を確認。新品比の最大容量は75%で、こちらも交換を促すメッセージが表示されています。
iPhoneご開帳まで
中を開けるにはまず、ライトニング端子両脇の星ネジを外します。今回も互換バッテリに付属の工具を使います。
ネジを外した本体下方の表裏に吸盤クランプ工具を当て、ゆっくりと力を加えてきっかけを作りながら、ヘラで液晶パネル側と筐体ハウジング側を分離します。
本体右側面に残る2本のフレキを残したまま、半開きの状態を維持します。
フレキを外して液晶分離
液晶パネルAssyと筐体ハウジング側を繋いでいる2本のフレキのうち、まずは中ほどにあるディスプレイ行きのフレキを取り外すべく、覆っているブラケットを外します。4本は全て+ネジですが、外寄りの2本(下図ピンク色)は他の2本よりも少し長いので、バッテリ交換後の組付け時に注意が必要です。
取り外したブラケット下あるディスプレイ行きの2階建てフレキコネクタ(下図赤色)の他、隣りのバッテリ行きコネクタ(下図緑色)も外します。
もう1本、本体上部でフロントセンサ行きのフレキも同じ要領で取り外します。
これで両者を完全に分離することができました。
次のページでは、バッテリの取り外しと載せ替えへ進みます。