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ばりん3g

「AC6やりたい」ゲームプレイ時間は加齢とともに減少する傾向にある。

最近、あんまりゲームできないんですよ。

なんというんでしょう? こう、ゲームをしようにも疲れちゃって。ゲームする気になれないというか。

ゲーム以外にやることが多くて、ゲームプレイに集中できてない感じがするんです。

 

 

私も高校生の時は12時間ぶっ通しでマイクラやっていましたが、いま同じことをやれと言われても多分できません。

昔は当たり前にできたことが、もうできなくなっている。楽しめなくなっている。

正直に言うと、ちょっと悲しかったりします。

これが老いというやつですか…。

 

 

ちなみに、加齢するごとにゲームプレイ時間が短くなるのはある程度一般的にみられる傾向だそうです(Greenberg, B. S et al. 2010)。

ゲームプレイの主な離脱理由として環境の変化が挙がっているので(遠藤, 三上 2020)、おそらく進学や就職などの生活環境が一変するタイミングでゲームプレイから離脱、結果として加齢とともにゲームプレイ時間が短くなっているように見える、と思われます。

生活環境が変わってゲームプレイの習慣が途切れてしまい、そのまま習慣そのものがなくなってしまうような、そんなイメージです。

また、ここで言う環境の変化とは外因・内因問わない動機の変化も含みます。要するに、やるべきことややりたいことが変化した場合、ゲームプレイへの動機づけが削がれる可能性があるということです。

他にやることがたくさんあるとき、ゲームに費やす時間はおのずと減ってしまうような、そんなイメージです。

 

なお、先に引用した論文では日本で言う中学生あたりがゲームプレイ時間が一番長かったとのこと。

これに関しては「中学生はプレイ時間がたくさんあるから」というだけの問題ではないと思います。この年頃は思春期・青年期真っ只中。精神的支柱としてのゲームや逃避先、コミュニケーションツールやコミュニティ媒体としても盛んに用いられていると考えられます。

単純に、ゲーム文化が優勢になったという見方もできますが、この話はここまでにして。

 

 

ゲームに限った話ではありませんが、動機の強さはこれまでの経験や環境が強くかかわってきます。つまり、どうあがいてもその動機は揺らいでしまうわけです。少なくとも生きているうちに、何回かは。

そして、ゲームは動機づけの面から優れているところは多々ありますが、別にそれはゲームのみが保有できる特権というわけではありません。

動機が揺らぐのは必然です。

そんなこと言っても、没頭していたあの頃が恋しくなってしまうものです。

 

 

そういえば、環境の変化について、1つ心当たりがあります。

私、1か月前にゲーミングノートPCが壊れたんですよね。

おかげで発売日にプレイしようとしていたアーマード・コア6もプレイできずにいます。

もう萎え萎えです。マジ無理。ひまーーーーーーーーーー。

 

とりあえずマニュアルでも作ってよ。

 

 

参考文献

遠藤 雅伸, 三上 浩司, 継続したゲームプレイからの離脱理由に関する調査分析, デジタルゲーム学研究, 2020, 13 巻, 2 号, p. 13-22, 公開日 2021/07/01, Online ISSN 2434-4052, Print ISSN 1882-0913, https://doi.org/10.9762/digraj.13.2_13, https://www.jstage.jst.go.jp/article/digraj/13/2/13_13/_article/-char/ja,

Greenberg, B. S., Sherry, J., Lachlan, K., Lucas, K., & Holmstrom, A. (2010). Orientations to Video Games Among Gender and Age Groups. Simulation & Gaming, 41(2), 238–259. https://doi.org/10.1177/1046878108319930


論文を参考にいろいろ喋るブログです。

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