公務員の時に嫌だったことのひとつが
会話をしなければいけないことです。
誰とでも仲良く笑顔でといった
サザエさん風の風潮がありまして
まあ大きな組織なのでその方が円滑にいくということもわかります。
だけど気を使うし
いや僕はこう思うんだけど、なんていう臨床獣医師風の発言なんてもってのほかで
ソッコー村八分になり
職を失い路頭に迷うこと必須でしょう。
クビになるより村八分の方が辛い。
で、そういう会話の中でよく出る「お小遣い」の話。
くっだらねーと思いながら同調してました。
なんで妻の顔色伺いながらお金使わなあかんねん。
欲しいもんは買う。
借金してでも買う。
そして仕事の目的は欲しいもんを手に入れるため。
というスタンスを貫いてきた僕にはお小遣い制というのが理解できないんです。
24歳、新卒の時にJEEP ラングラーを新車で買いました。
当時はJEEPなんてまだ全然走ってませんでした。
新卒給料が24万円。手取りにすると20万くらい。返済は月に10万円。
そのために静岡に戻ってきました。
仕事をする、生活をするスタンスが明確なので迷いません。
例えば20代の時にした買い物といえば
5年ローンで数百万する時計も3本買いましたし
堂々と妻に京都に行きたいと言い
いきなり古着屋に連れていって100万越えのGジャンを買ったりもしました。
20代の終盤には1000万を超える車も買いました。
全部、相応の収入があったとは思えません。
なんなら最近はなくなりましたが
支払いが落ちないなんてのも何度か経験しました。
買えるとか買えないとかそういう話じゃないんです。
欲しいから買う。
そのために頑張る。
これを徹底して繰り返してます。
お小遣い3万円は男の可能性を縮小する一因なんじゃないかなと僕は思います。
僕のように欲の塊でも
どうしたらお金が入るのか→お金を得るにはいい仕事をするしかない
→いい仕事ってなんだろうという思考回路は
結局、仕事のパフォーマンスを上げることにつながっていくと思います。
議論のすり替えだと言われたらそれまでですが
こうやって欲に従いつつもお金のことを常に考えてやってきました。
買ったもののほとんどは、価値の上昇がありました。
カッコ悪いかもしれませんが
リセールはかなり気にしてます。
こういうのも市場をしっかりと捉えることで
ある意味では仕事をする中での考え方の練習にもなったりしました。
僕は100円ショップや回転寿司やファミレスやユニクロが世の中で一番の贅沢だと思ってます。
ああいうところでの消費は僕にはできません。
消費するなら考えて考え抜いてする必要があると思うからです。
話が脱線しまくりですが
やっぱりお小遣い制ってのはなんだかなあと思ってしまうんです。