その244 府中 くらやみ祭り(1) | ココハドコ? アタシハダレ?

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自分が誰なのか、忘れないための備忘録または日記、のようなもの。

 府中の大國魂神社の年に一度の例大祭は5月5日となっていて、毎年GWの5月3日から6日までがくらやみ祭りの開催期間となる。以前府中市に住んでいたこともあるのだけれど、この祭りを見たことは一度もない。だから、一度ぐらい見てやろう、と思ったわけではなくて、実は府中には絶品の柏餅を売る店があって、それがこの時期限定でGW過ぎるころには売らなくなってしまう。それで買いに行くついでに写真でも撮ろうかと思った次第。ついでに柏餅も写真に撮ってこのブログで紹介しようと思ったのだが、撮る前についつい食ってしまった。だから紹介できない、ごめん。

 

 

 それにしてもすごい人。府中市観光協会のHPによると期間中80万人ほどの人出があるという。大國魂神社前の旧甲州街道は道が狭い。人が密集するから身動きするにも苦労する。

 

 

 

 

 大太鼓が登場。デカい。並の力じゃ音が出そうにない。バットを振り回すみたいにして叩いてる。頑健な男じゃないとヘロヘロになりそうだ。

 

 

 参道の商店街の街灯に東芝とサントリーのラグビー選手。そうか、東芝もサントリーも府中に工場がある。かつラグビーリーグワンの強豪。その割に発信力がない、競馬に負けてる。


 


 夕方6時過ぎになって山車が集まり始めた。府中の各町内ごと、計22台の山車が集まるらしい。全部は見ていられない、5台ほど見て帰途に就いた。

 

 

 くらやみ祭という名前は、昔、神輿渡御が深夜に街の明かりを全て消した暗闇の中で行われたことが由来なのだそうだ。関東の三大奇祭と言われているらしい。東京都指定無形民俗文化財。  

 神輿渡御は5日。今も暗闇の中でやっているのだろうか。

 

 

東京・府中市の大國魂神社は古来武蔵の国の総社であった。主祭神は大國魂大神 (おおくにたまのおおかみ)で、創建は景行天皇の41年とされている。多分に伝承に過ぎない話だが、いずれにせよ古い歴史を持った神社であるのは間違いない。総社だろうが一の宮だろうがさびれる所はさびれて、国によってはどこが総社だったか分からないという所もあるらしい。武蔵の国の一の宮は、実は私の住まいから10分ほどのところにあるのだが、さびれきっていて、「一の宮」という地名がなかったらどこかの村の鎮守様とほとんど変わるところがない。それに比べればたいしたもんだとは思う。

 

 

 

 

 

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