本を出版して、恩師にお知らせしたら、すぐに読んでくださって、その読後感を送ってくださいました。
あなたの個人的な体験とその融解が、
あなたの語る根源的「悲しみ」は、
と書いてありました。
そして、この本が一つの「墓標」あるいは「道標」
誠に師とは有難いものです。
人間であることは、喪失から始まる。
大学院ゼミ、とりわけ、博士後期課程の頃は、とても厳しい指導で、在学中、教授の退官を迎えてもなお、自分の哲学の道を確立することも、認めてもらうことも叶いませんでした。
見出した自分の道を認めて頂き、感慨ひとしおです。
ここからがスタートです。ワクワクしています。