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R1-Z リアマスターシリンダー変更

2024年03月11日 | R1-Z

リアブレーキマスターシリンダーは、ヤマハのブレンボ1/2(12.7mm)を付けていました。

リアホイール変更に伴い、リアのキャリパーが純正からブレンボの旧カニに変更になりました。


旧カニはピストン径小さいので、マスターシリンダー径が1/2(12.7mm)だと大きいようです。
試乗しましたが、踏み代が無く効きが悪いです。

小さいのを探すと11mmがあります。

WR250等のリザーブタンク一体タイプ


ドカティの旧カニを純正採用しているモンスター等

で、お安いドカティの中古品をポチりました。
WRのヤツだとリザーブタンク一体でリザーブタンク小さくてエア抜き大変そうだし、フタがシリンダーに対して角度が付いているので、取付角度が制約されてしまうのも面倒臭さそう。



確認の為、マスターバラしてピストン径計測。
11mmでした。
掃除・グリスアップして組付け。

色々測ってステー製作


オフセット調整でカラーを接着


つや消し黒塗装

プッシュロッドも長い半ネジを買ってきて、頭を落とし先端をシコシコ削りました。



左がドカティ純正で、右が今回作ったプッシュロッド。
ドカティのクレビスはピンφ6mm ネジM6でした。
製作した方は、ピンφ6mm ネジM6のクレビスを買ってきてピン穴を8mmに拡大してヤマハ純正のクレビスピンφ8mmが使えるようにしました。

クレビスは基本ピン径とネジ径が同じものが多いようです。
Y字ロッドエンドジョイント・Yジョイント・2山ナックルジョイント等、色々な名称があるのも知ることができて勉強になりました。


では、取り付けてみます。

フレームから生えてるステー


今回作ったステー取付。
抜き穴の位置も大体同じ。

ドカティブレンボマスター取り付け。

そこそこキレイに収まりました。

リザーブタンクはブレンボ純正を使いました。

国産のリザーブタンクホースは内径7mm
ブレンボは内径6.2mmらしいので、合わせた方が無難だと思います。

リザーブタンクは純正の位置へ。

ホースはキジマの内径6mm(ブレンボ可)と書かれているリザーブタンク用ホース


試乗してきましたが、普通に使える様になりました。

このマスターを使うとペダル高さがプッシュロッドの調整では出来なくなるのと、リターンスプリングが前のヤマハブレンボと同じ物は使えないので、もう少し手を加えます。















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