トランプ米大統領の就任から1カ月を迎えた。関税など米国第一主義を貫く姿勢は世界経済を悪化させるとの声が多かったが、世界の主要株価指数は軒並み上昇した。リスク資産である株式が買われる一方、安全資産とされる金(ゴールド)も最高を更新。世界の分断を見据えた投資家の半身の姿勢が浮かびあがる。
トランプ大統領が就任して1か月ほど経ちましたが、リスク資産の株式が買われる一方で、安全資産とされるゴールドも高値が維持されています。
金はドルに代わる無国籍通貨として、投資家のリスクマネーの逃避場所となっているのが背景にあるようです。
国内で金投資を行うのに代表的なETFとしては、1540純金上場投信(現物国内保管型)があります。
私は3年ほど前から、ゴールドにも分散投資の一環としてネット証券でコツコツと購入をしてきました。現在は2社で260口ほど保有しています。
三菱UFJeスマート証券
ただ、現物国内保管型のETFとはいえ、実際に現物がほしい場合、交換するには1㎏購入しなければならず、仮に交換しても保管場所に困るといった問題が自分の中にありました(。-_-。)
そこで色々と調べていたら、三菱マテリアルは電話取引で金地金(現物)を小口から購入出来て、株主優待もあるということを知りましたので、昨年9月末にS株(単元未満株)で三菱マテリアル株を買ってみました。
通常、株主優待の対象になるには、100株など単元株を保有しないと権利がない銘柄が大半ですが、三菱マテリアルの場合は所有株式にかかわらず1株から利用できるのが特徴です。
●金地金は購入・売却時に1gあたり5円の割引
●優待専用のTELはなく、金地金現物売買TEL:0120-45-3214にかける
●取引の際は、8桁の株主番号が必要
●優待期間は2025年1月~6月末までの半年間(何度でも利用可能)
金地金
●6種類の重量サイズ
●5g~100gには販売手数料がかかる
●電話取引では別途、配送手数料1,650円が必要
●店頭価格は1日の内で変更になる
●提示された合計金額を指定の口座に振り込み後、発送される
今回、私は電話取引で20gの金地金1本を購入してみました。
振り込み合計金額
小売価格/g × 20g + 販売手数料4,400円 + 配送手数料1,650円
株主優待を使うと、その時間帯発表の小売価格から5円/g安くしてもらえるので、20gで100円の値引きになりました。優待を使わなくても小口ならあまり気にしなくても良い程度の値引き率ですね(・_・;)
手数料を考えるとETFで買うより割高にはなりますが、長期的目線で現物を少しだけ保有してみたかったので、お試しで買ってみました。
届いた現物がこちらになります。
100円玉と比較しても大きくないので、保管場所にも困らない感じです。
光沢があり、20gですがずっしりとした重量感があります。
小綺麗な保管用の小袋が付いて、赤いシートに包まれた状態で送られてきました。
日本でもインフレが本格化してきましたが、金価格も今後さらに上昇していくのでしょうか?紛失しないように注意しながら、今後の価格の推移を見守っていこうと思います。